2015年3月の日本天文学会で発表した事 ポスター
タイトル「宇宙の中心のブラックホールができた時空とU1.27と泡構造」1.宇宙の中心のブラックホールが出来た場の電子のラブのエネルギーは、7.913×10-3Jで、電子のラブの公転軌道は、1.095×10-21mです。Aは、9.662×1010です。(説明1に記す)2.宇宙の中心のブラックホールが出来た場のAは、9.662×1010ですから、年齢は103歳です。宇宙の中心のブラックホールができた時は、ビッグバン後103年後です。できた点はビッグバンがおきた点の痕です。3.U1.27のクエーサー1個のブラックホールの質量は、8.835×1010太陽質量です。銀河系のすぐ近くに存在する半径108光年のボイドの速度を3×102Kmとすると、そのボイドの中心には6.194×1010太陽質量のブラックホールがある。これらのブラックホールの質量はほぼ等しい。それで、U1.27の大クエーサー1個が、銀河系のすぐ近くに存在するボイドの中心のブラックホールになった、と推測できる。4.泡構造の中心のブラックホールの質量が6.194×1010太陽質量の場合、宇宙の半円周に存在する泡構造達の全質量は5.215×1018太陽質量です。5.U1.27の質量は合計で6.1×1018太陽質量です。この事から理解できる事。U1.27の長さは最大で40.4×108光年で、この長さは宇宙の半円周だった。U1.27が宇宙の半円周に存在する泡構造達になった。6.宇宙の中心のブラックホールが作る宇宙の端の軌道速度は3×102Kmより遅いと考える。それで、宇宙の軌道半径は5.663×109光年より大きいと考える。7.中心のブラックホールの質量が、8.835×1010太陽質量である泡構造の端の速度が3×102Kmである場合、泡構造の半径は1.363×108光年です。中心のブラックホールの質量が、6.194×1010太陽質量である泡構造の端の速度が3×102Kmである場合、泡構造の半径は108光年です。8.軌道半径142×108光年の半円周に73個の泡構造ができた場合の様子を図示する。9.現在の宇宙は136億光年まで観測できるとすると、宇宙の中心のブラックホールはそれより6億光年遠くに存在する。(2014年2月27日)
予稿集の番号順に説明する
(この考えは、2014年2月27日に提出した、特願2014−037449に記した)
1. 宇宙の中心のブラックホールができた場の電子のラブのエネルギーと電子のラブの軌道はいくらか。この場のAはいくらか。
私は2007年8月25日に提出した、特願2007-246139に次のように記した。
{ジェットの届く距離=太陽の半径×849×A÷太陽の中心のA=6.96×105Km×849×A÷(3.872×103)=1.526×105Km×A
(但しAは地表のエネルギーを1とし、そのエネルギーの何倍であるかを示す)
電子のラブの公転軌道=1.058×10-10m÷A。
A=1.058×10-10m÷電子のラブの公転軌道。
電子のラブのエネルギー=8.665×10-24Jm÷(1.058×10-10m÷A)=8.190×10-14J×A。
A=電子のラブのエネルギー÷(8.190×10-14J)。
ジェットの届く距離=1.526×105Km×A=1.526×105Km×1.058×10-10m÷電子のラブの公転軌道=1.6145×10-2m2÷電子のラブの公転軌道。
ジェットの届く距離=1.526×105Km×A=1.526×105Km×電子のラブのエネルギー÷(8.190×10-14J)=1.863×1018Km/J×電子のラブのエネルギー、です}
この事により、ジェットの届く距離は場のエネルギーに比例することが理解できます。
ジェットの届く距離=1.526×105Km×A=1.526×105Km×1.058×10-10m÷電子のラブの公転軌道=1.6145×10-2m2÷電子のラブの公転軌道
電子のラブの公転軌道=1.6145×10-2m2÷ジェットの届く距離
・宇宙の中央に、2.631×1013太陽質量のブラックホールができた時、ジェット噴射はどこまで飛んだか。
ジェットが届く距離=6.598×109×β1/3Km=6.477×1011×10n/3Km=6.477×1011×1013.4202/3 Km=6.477×1011×104.4734 Km=6.477×1011×104×2.276Km=1.474×1016Km
宇宙の中央に、2.631×1013太陽質量のブラックホールができた時、ジェット噴射は、軌道半径1.474×1016Kmまで飛んだ。
・この場の電子のラブの公転軌道はいくらか。
ジェットの届く距離=1.6145×10-2m2÷電子のラブの公転軌道
電子のラブの公転軌道=1.6145×10-2m2÷ジェットの届く距離=1.6145×10-2m2÷(1.474×1016Km)=1.6145×10-2m2÷(1.474×1019m)=1.095×10-21m
電子のラブの公転軌道は、1.095×10-21mです。
・この場のAはいくらか。
A=1.058×10-10m÷電子のラブの公転軌道=1.058×10-10m÷(1.095×10-21m)=9.662×1010
Aは9.662×1010です。
・この場の電子のラブのエネルギーはいくらか。
電子のラブのエネルギー=8.665×10-24Jm÷(1.058×10-10m÷A)=8.190×10-14J×A=8.190×10-14J×9.662×1010=7.913×10-3J
この場の電子のラブのエネルギーは7.913×10-3Jです。
よって、宇宙の中心のブラックホールができた場の電子のラブのエネルギーは、7.913×10-3Jで、電子のラブの公転軌道は、1.095×10-21mです。Aは、9.662×1010です。2. 宇宙の中心のブラックホールができた時はいつか。(2007年9月28日)
宇宙の年齢と電子のラブの公転軌道とAと1m3の原子数
但し、1010歳の場合、太陽の中心の電子のラブの公転軌道をこの時代の公転軌道として考えた。
宇宙の中心のブラックホールができた場の電子のラブの公転軌道は、1.095×10-21mです。Aは、9.662×1010です。
それで、年齢は、103歳です。
宇宙の中心のブラックホールができた点はビッグバンがおきた点の痕です。
この事を表に示す。
・宇宙の中心のブラックホールができた時空。正確には、ブラックホールができ、ジェット噴射がでた時です。
3. U1.27のクエーサー1個のブラックホールの質量は、8.835×1010太陽質量です。銀河系のすぐ近くに存在する半径108光年の速度を3×102Kmとすると、そのボイドの中心には6.194×1010太陽質量のブラックホールがある。この事から何が推測できるか。
U1.27の大クエーサー1個のブラックホールの質量と、銀河系のすぐ近くに存在するボイドの中心のブラックホールの質量はほぼ等しい。
それで、U1.27の大クエーサー1個が、銀河系のすぐ近くに存在するボイドの中心のブラックホールになった、と推測できる。
U1.27の大クエーサー1個が、泡構造の中心のブラックホールになったと考えられる。
4. 宇宙の半円周に存在する泡構造の全質量はいくらか。(泡構造の中心のブラックホールの質量が6.194×1010太陽質量の場合で、泡構造の端の銀河達の速度が3×102Kmの場合)
宇宙の半径に存在する泡構造の数は2.835×10個です。半円周に存在する泡構造の数はいくらか。その質量はいくらか。
・宇宙の半円周に存在する泡構造達の数=π×宇宙の半径に存在する泡構造の数=π×2.835×10個=8.902×10個。
・宇宙の半円周に存在する泡構造達のブラックホールの質量=1個の泡構造のブラックホールの質量×泡構造の数=6.194×1010太陽質量×8.902×10個=5.514×1012太陽質量。
・宇宙の半円周に存在する泡構造達の全質量=宇宙の半円周に存在する泡構造達のブラックホールの質量×ブラックホールを作るために必要な質量=5.514×1012太陽質量×9.458×105=5.215×1018太陽質量。
よって、宇宙の半円周に存在する泡構造達の全質量は5.215×1018太陽質量です。
5. U1.27の質量は合計で6.1×1018太陽質量です。泡構造の中心のブラックホールの質量が6.194×1010太陽質量の場合、宇宙の半円周に存在する泡構造達の全質量は5.215×1018太陽質量です。この事から何が推測できるか。
U1.27の質量と宇宙の半円周に存在する泡宇構造達の全質量はほぼ等しい。
この事から次のことが推測できる。
1.U1.27の長さは最大で40.4×108光年で、この長さは宇宙の半円周だった。
1.U1.27が宇宙の半円周に存在する泡構造達になった。
これを表に示す。
6. 宇宙の中心のブラックホールから地球までの距離はいくらか。
宇宙の中心のブラックホールが作る宇宙の端の軌道速度は3×102Kmより遅いと考える。
それで、宇宙の軌道半径は5.663×109光年より大きいと考える。(2013年2月11日に提出した、特願2013-023929)
・2013年10月15日に提出した、特願2013−214732、「大クエーサー群のU1.27とスローン・グレートウオールとCfA2グレートウオ―ル」に於いて次のように考えた。
1.宇宙の中心のブラックホールからU1.27までの軌道半径は12.866×108光年で、この軌道速度は、6.298×102Kmです。
1.宇宙の中心のブラックホールから地球までの軌道半径は142.066×108光年で、この軌道の速度は1.895×102Kmです。
1.U1.27から地球までの距離は、129.2×108光年です。
7. U1.27の大クエーサー1個の質量は、8.835×1010太陽質量です。この大クエーサーが1個の泡構造になり、端の速度が3×102Kmである場合、泡構造の半径はいくらか。
・泡構造の軌道エネルギーの式を求める。
軌道エネルギー=5.438×1018+2n/3JKm÷距離
n=8.835×1010=1010.9928。
2n/3=2×10.9928÷3=7.329。
軌道エネルギー=5.438×1018+2n/3JKm÷距離=5.438×1018+7.329JKm÷距離=5.438×1025×2.133 JKm÷距離=1.160×1026JKm÷距離。
3×102Kmである場合。
(3×102)2J=1.160×1026JKm÷距離
距離=1.160×1026JKm÷(3×102)2J=1.289×1021Km
何光年か。
1.289×1021Km÷(9.46×1012Km)=1.363×108光年。
よって、中心のブラックホールの質量が、8.835×1010太陽質量である泡構造の端の速度が3×102Kmである場合、泡構造の半径は1.363×108光年です。
比較
中心のブラックホールの質量が、6.194×1010太陽質量である泡構造の端の速度が3×102Kmである場合、泡構造の半径は108光年です。
これを表に示す。
8. U1.27の状態を基に、泡構造を考える。
U1.27の中には73個の大クエーサーが存在する。それで、軌道半径142×108光年の半円周に73個の泡構造ができた。
○ 軌道半径142×108光年の半円周に73個の泡構造ができた場合。
・泡構造の半径とその速度はいくらか。泡構造の中心のブラックホールの質量は、8.835×1010太陽質量です
泡構造の半径=πr÷半円周に存在する泡構造の数÷2=3.14×142×108光年÷73個÷2=6.108×108光年÷2=3.054×108光年。
軌道エネルギー=5.438×1018+2n/3JKm÷距離=5.438×1018+7.329JKm÷距離=5.438×1025×2.133 JKm÷距離=1.160×1026JKm÷距離
速度2=1.160×1026JKm÷距離=1.160×1026JKm÷(3.054×108光年)=1.160×1026JKm÷(3.054×108×9.46×1012Km)=4.015×104J
速度=(4.015×104)1/2=2.004 ×102(Km)
・半径には何個の泡構造が存在するか。半径にはx個の泡構造が存在するとする。
πr:73個=r:x
x =73個×r÷πr=73個÷π=73個÷3.14=23.248個
・半径に直径が2×3.054×108光年の泡構造が23.248個存在すると、その半径はいくらか。
2×3.054×108光年×23.248個≒142×108光年。
・軌道半径に23.248個の泡構造が存在するとする、全宇宙の泡構造は何個か。
4/3×πr3=4/3×π(23.248)3個=52604.77個
・全宇宙の泡構造のブラックホールの質量はいくらか。
泡構造1個のブラックホールの質量×全宇宙の泡構造の数=8.835×1010太陽質量×52605個=4.648×1015太陽質量
・このブラックホールを存在させるために必要な全質量はいくらか。
全宇宙の泡構造の質量=全宇宙の泡構造のブラックホールの質量×ブラックホールになるために必要な質量=4.648×1015太陽質量×9.458×105=4.396×1021太陽質量この事を表に示す
○ 軌道半径142×108光年の半円周に73個の泡構造ができた場合。
軌道半径142×108光年の半円周に存在する泡構造の数
73個
泡構造の中心のブラックホールの質量
8.835×1010太陽質量
泡構造の半径
3.054×108光年
軌道エネルギー
1.160×1026JKm÷距離
泡構造の速度
2.004 ×102(Km)
半径の泡構造の数
23.248個
半径に直径が2×3.054×108光年の泡構造が23.248個存在する場合の半径
142×108光年
全宇宙の泡構造の数
52604.77個
全宇宙の泡構造のブラックホールの質量
4.648×1015太陽質量
このブラックホールを存在させるために必要な全質量
4.396×1021太陽質量
○泡構造の推移
・泡構造は10-14m時代で、100億光年の長さに存在します。それで、半径100×108光年の間に泡構造が23.248個存在するとする。泡構造の半径はいくらか。その速度はいくらか。
100×108光年÷23.248個÷2=2.151×108光年
速度2=1.160×1026JKm÷距離=1.160×1026JKm÷(2.151×108光年)=1.160×1026JKm÷(2.151×108×9.46×1012Km)=5.701×104J
速度=(5.701×104)1/2Km=2.388×102Km
半径100×108光年の間に泡構造が23.248個存在すると、泡構造の半径は2.151×108光年で、速度は2.388×102Kmです。
この計算によって、U1.27の大クエーサーが作った泡構造の半径は約2×108光年かもしれない。
・また、問題7のように、泡構造の速度から泡構造の半径を求めることもできる。
○宇宙の泡構造について。
・宇宙に存在する大クエーサー群はU1.27だけではない。
U1.27は大クエーサー群のうちの1つにすぎない。
泡構造を考える場合、U1.27から泡構造になったものは、宇宙全体の泡構造の中の73個です。
それで、U1.27だけでは泡構造を理解できない。
しかし、泡構造の1部を理解することはできる。
9. 現在の宇宙は136億光年まで観測できるとすると、宇宙の中心のブラックホールはそれより何億光年遠くに存在するか。宇宙の中心のブラックホールまでの距離は、142×108光年ですから、142×108光年-136×108光年=6×108光年
現在の宇宙は136億光年まで観測できるとすると、宇宙の中心のブラックホールはそれより6億光年遠くに存在する。【図面の簡単な説明】
U1.27の長さは最大で40.4×108光年で、この長さは宇宙の半円周でした。そして、U1.27の中の大クエーサー73個は宇宙の半円周に存在する73個の泡構造になった。宇宙の中心のブラックホールと地球の間の距離は142×108光年で速度は1.895×102Kmです。泡構造の中心のブラックホールは8.835×1010太陽質量で、泡構造の半径は3.054×108光年で、速度は2×102Kmです。半径に存在する泡構造の数は23.248個です。半円周に存在する泡構造は73個です。全宇宙の泡構造の数は5.261×104個です。全体のブラックホールの質量は、8.835×1010太陽質量×5.261×104個=4.648×1015太陽質量です。
宇宙の質量は、全体のブラックホールの質量×ブラックホールになるために必要な質量=4.648×1015太陽質量×9.458×105=4.396×1021太陽質量です。
現在の宇宙は136億光年まで観測できます。それで、宇宙の中心のブラックホールは6億光年遠くに存在する。U1.27は宇宙の中心のブラックホールから12.866×108光年の軌道半径に存在する。【符号の説明】
1 宇宙の中心のブラックホールの質量は2.631×1013太陽質量
2 地球3 U1.27の質量は6.1×1018太陽質量
4 U1.27の長さは最大で40.4×108光年で、この長さは宇宙の半円周だった
5 U1.27の中の大クエーサー73個は宇宙の半円周に存在する73個の泡構造になった
6 宇宙の中心のブラックホールと地球の間の距離は142×108光年で速度は1.895×102Km
7 泡構造の中心のブラックホールは8.835×1010太陽質量
8 泡構造の半径は3.054×108光年で、速度は2×102Km
9 半径に存在する泡構造の数は23.248個
10 半円周に存在する泡構造は73個
11 全宇宙の泡構造の数は5.261×104個
12 全体のブラックホールの質量は、8.835×1010太陽質量×5.261×104個=4.648×1015太陽質量
13 宇宙の質量は、全体のブラックホールの質量×ブラックホールになるために必要な質量=4.648×1015太陽質量×9.458×105=4.396×1021太陽質量14 現在の宇宙は136億光年まで観測できる
15 宇宙の中心のブラックホールは6億光年遠くに存在する
16 U1.27は宇宙の中心のブラックホールから12.866×108光年の軌道半径に存在する
図面