○銀河系の速度について


1. 太陽系の秒速が銀河系の中心のブラックホールで作られるとした場合、太陽系の公転速度はいくらか。銀河系の中心から太陽系に届く光子1個のエネルギーはいくらか。銀河系の中心から太陽系に届く光子の数はいくらか。軌道エネルギーの式はどのようであるか。銀河系の中心のブラックホールの半径に、何個の電子のラブが存在するか。ブラックホールの半径はいくらか。ブラックホールの質量は太陽質量の何倍であるか。

・太陽系の公転速度はいくらか。

太陽は、銀河系の中心を2億年で1週する。

1週するのにかかる秒数=2×108×365×24×60×606.307×1015(秒)

太陽は、銀河系の中心から2.8万光年離れている。

1週する距離=2π×2.8×104×3×105Km×365×24×60×601.664×1018Km

太陽が銀河系の中心を回転する秒速は、

1週する距離÷1週するのにかかる秒数=1.664×1018Km÷(6.307×1015秒)=2.638×102Km

太陽は秒速263.8Kmで公転している。

・銀河系の中心から太陽系に届く光子1個のエネルギーはいくらか。

銀河系の中心はブラックホールです。

ブラックホールの電子のラブの公転軌道は、1016mですから、光子の軌道も1016mです。(この事に関しては、2007418日に提出した特願2007133476の「宇宙」に記した。)

光子1個のエネルギーは、1041Jm÷1016m=1025Jです。

(この式に関しては、2005510日に提出した特願 2005166134の「素粒子3」に記した。)

ブラックホールから出発する光子1個のエネルギーは1025Jです。

太陽系に届く光子1個のエネルギーは、

出発する光子1個のエネルギー×2×105Km÷(距離×2)1025J×2×105Km÷(2.649×1017Km×2)=3.775×1038Jです。

ブラックホールから太陽系に届く光子1個のエネルギーは、3.775×1038Jです。

・銀河系の中心(ブラックホール)から太陽系に届く光子の数はいくらか。

ブラックホールから太陽系に届く光子の数をx個とする。

光子の数×太陽系に届く光子1個のエネルギー=太陽系の軌道のエネルギー=速度2

x個×3.775×1038J=263.82

x個=6.959×104÷(3.775×1038J)=1.843×1042

銀河系の中心(ブラックホール)から太陽系に届く光子の数は、1.843×1042個です。

・ブラックホールが作る軌道エネルギーの式はどのようであるか。

ブラックホールが作る軌道エネルギー=光子の数×届く1個の光子のエネルギー=1.843×1042個×1025J×105Km÷距離=1.843×1022JKm÷距離

ブラックホールが作る軌道エネルギーの式は、1.843×1022JKm÷距離です。

・銀河系の中心のブラックホールの半径に、何個の原子が存在するか。

銀河系の中心のブラックホールの半径にy個の原子が存在するとする。

4πy2個=ブラックホールの表面の原子数=太陽系に届く光子の数=1.843×1042

2個=1.843×1042÷3.14÷41.468×1041

y個=3.831×1020

銀河系の中心のブラックホールの半径に、3.831×1020個の電子のラブが存在する。

・ブラックホールの半径はいくらか。

1個の電子のラブの公転軌道は1016mですから、原子が3.831×1020個並んでいる距離は、

3.831×1020個×1016m=3.831×104m=3.831×10Kmです。

ブラックホールの半径は、3.831×10mです。

・ブラックホールの質量は太陽質量の何倍であるか。

半径に、3.831×1020個並んでいるから、球体には、

4π÷3×(3.831×1020個)3個=4π÷3×56.226×1060個=2.354×1062個存在する。

この原子数は、太陽の質量の何倍か。

2.354×1062個÷太陽の質量の原子数=2.354×1062個÷(6×1026×1.989×1030Kg)=1.973×105(倍)

ブラックホールの質量は太陽質量の1.973×105倍です。

即ち、太陽系の公転速度は、263.8Kmです。この速度を作る銀河系の中心のブラックホールの質量は、太陽質量の1.973×105倍です。

2. 銀河系の中心のブラックホールの質量が太陽の質量の106倍としたら、ブラックホールの半径はいくらか。ブラックホールの表面の原子数はいくらか。ブラックホールが作る軌道エネルギーの式はどのようであるか。太陽系の速度はいくらか。

・ブラックホールの半径はいくらか。

銀河系の中心のブラックホールの質量は、太陽の質量の106倍であるとすると、原子数は、

106×1Kgの原子数×太陽の質量=106×6×1026個×1.989×1030Kg1.1934×1063個です。

半径に何個の原子が存在するか。

半径にx個存在するとする。

4π÷3×x31.1934×1063

3285×1060

x=6.58×1020

半径に6.58×1020個の原子が存在する。

原子の大きさは、1016mですから、

6.58×1020個×1016m=6.58×104m=6.58×10Kmです。

ブラックホールの半径は6.58×10Kmです。

  ブラックホールの表面の原子数はいくらか。

半径に6.58×1020個の原子が存在するので、表面には、

4π×(6.58×1020個)25.438×1042個存在する。

ブラックホールの表面の原子数は5.438×1042個です。

  ブラックホールが作る軌道エネルギーの式はどのようであるか。

ブラックホールが作る軌道エネルギー=ブラックホールの表面の原子数×届く光子1個のエネルギー=5.438×1042個×1025J×105Km÷距離=5.438×1022JKm÷距離

ブラックホールが作る軌道エネルギーの式は、5.438×1022JKm÷距離です。

・太陽系の速度はいくらか。

速度2=太陽系の軌道のエネルギー=5.438×1022JKm÷距離=5.438×1022JKm÷(2.649×1017Km )2.053×105J

速度22.053×105

速度=4.531×102

太陽系の速度は4.531×102Kmです。

この事から理解できる事。

1. 銀河系においても、太陽系と同じように、

星の軌道エネルギー=銀河の中心のブラックホールから届く電磁気のエネルギー=ブラックホールから出発した1個の光子が届くエネルギー×ブラックホールの表面から出発する光子の数=ブラックホールから出発した1個の光子が届くエネルギー×ブラックホールの表面の原子数、です。

2. 銀河系の中心のブラックホールの質量が太陽の質量の106倍の場合、ブラックホールの大きさは半径6.58×10mです。ブラックホールの表面の原子数は、5.438×1042個です。軌道エネルギーの式は、5.438×1022JKm÷距離です。太陽系の速度は、秒速453Kmです。

3. 銀河系の中心のブラックホールの質量が太陽の質量の1.973×105倍の場合、ブラックホールの大きさは半径3.831×10mです。ブラックホールの表面の原子数は、1.843×1042個です。軌道エネルギーの式は、1.843×1022JKm÷距離です。太陽系の速度は、秒速263.8Kmです。

4. ブラックホールの表面から放出する光子が、銀河系の隅々まで届く。そして、届いた軌道の距離によって、光子1個のエネルギーは異なる。

5. ブラックホールが作る軌道エネルギーの式は、ブラックホールの質量により異なる。

6. 星の速度は、ブラックホールからの距離と、ブラックホールの質量によって決定される。

7. 銀河系の中心のブラックホールの質量は、太陽質量の数百万倍であるから、太陽系が銀河系の中心を回転する速度は、453Km以上である。

それで、太陽系の速度は銀河の中心のブラックホールが作ったものではない。

3. 銀河の中心のブラックホールの質量が太陽質量の10倍の場合の一般式を求める。ブラックホールの半径に何個の原子が存在するか。ブラックホールの半径はいくらか。ブラックホールの表面に存在する原子数はいくらか。届く1個の光子のエネルギーはいくらか。星の軌道エネルギーの式はいくらか。星が存在する軌道の速度(星の速度)はいくらか。

・ブラックホールの半径に何個の原子が存在するか。

ブラックホールの原子数は、

10×6×1026個×1.989×1030Kg1.193×10n+57個です。

半径にx個の原子が存在するとする。

4π÷3×x31.193×10n+57

31.193×3÷4π×10n+57

3285×10n+54

x=(285×10n+54個)1/3=6.58×1018×10/3

ブラックホールの半径に、6.58×1018×10/3個の原子が存在する。

・ブラックホールの半径はいくらか。

ブラックホールの半径=原子1個の大きさ×半径の原子数=1016m×6.58×1018×10/3個=6.58×102+n/3m=0.658×10/3Km

ブラックホールの半径は、0.658×10/3Kmです。

・ブラックホールの表面に存在する原子数はいくらか。

4π×(6.58×1018×10/3個)25.438×1038×102/3

ブラックホールの表面に存在する原子数は、5.438×1038×102/3個です。

・届く1個の光子のエネルギーはいくらか。

ブラックホールから出発する1個の光子のエネルギーは、1025Jですから、届く1個の光子のエネルギーは、

1025J×2×105Km÷(距離×2)=1020JKm÷距離です。

届く1個の光子のエネルギーは、1020JKm÷距離です。

・星の軌道エネルギーの式はいくらか。

星の軌道エネルギー=光子の数×届く1個の光子のエネルギー=ブラックホールの表面に存在する原子数×届く1個の光子のエネルギー=5.471×1038×102/3個×1020J・Km÷距離=5.471×10182/3J・Km÷距離

星の軌道エネルギーの式は、5.471×10182/3JKm÷距離です。

・星が存在する軌道の速度(星の速度)はいくらか。

速度2=軌道のエネルギー=5.471×10182/3JKm÷距離

速度=(5.471×10182/3JKm÷距離)1/2


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