「たどり着く光子のエネルギー」

1. たどり着く光子のエネルギー=Km×aJ÷(2×走った距離)。aJ=出発した光子のエネルギーとKについて。(2007928日に提出した、特願2007279617.「請求項5」)

この式は、2004611日に提出した特願2004202496に記した。

たどり着く光子のエネルギー=Km×aJ÷(2×走った距離)

地表にたどり着く光子について。

地表にたどり着く光子のエネルギーは、6.67×1035Jで、軌道は1.85×107mで、波長は3.7×107mとします。

この理由は、太陽からたどり着く光子が、物質の中に吸収され、物質の表面から、物質の表面の分子の軌道の光子が放出する。この放出する光子を目は受ける。

それで、太陽からたどり着く光子の軌道は、紫色より小さな軌道です。

紫色の波長は38×107mが最小ですから、これよりも小さい波長である3.7×107mを、太陽から地表にたどり着く光子とする。

@星の表面から出発する光子の場合。

太陽の場合。太陽の表面から出発した電気の光子の軌道は1010mとします。エネルギーは1031Jです。

aJは星の表面から出発した電気の光子のエネルギーです。

Kの値は、

たどり着く光子のエネルギー=Km×aJ÷(2×走った距離)=K×1031J÷(2×1.5×1011m)=6.67×1035

K=6.67×1035J÷1031J×(2×1.5×1011m)=2×108

K=2×108

Km=2×108mの場合、aJは星の表面から出発する光子のエネルギーです。

A星の中心から出発する光子の場合。

中心の軌道エネルギーを、1クーロンの1/2乗m×aJとします。

aJは、星の中心から出発する光子のエネルギーです。

たどり着く光子のエネルギー=Km×aJ÷(2×走った距離)=(9×1091/2m×aJ÷(2×走った距離)=9.487×104m×aJ÷(2×走った距離)=9.487×104m×aJ÷(2×1.5×1011m)=6.67×1035

aJ6.67×1035J÷(9.487×104m)×2×1.5×1011m=2.087×1028

この軌道は、1041Jm÷(2.087×1028J)=4.79×1014mです。

cf:太陽(星)の中心は、核融合が行われる軌道で、A=3.872×103です。

太陽の中心の軌道は、1.058×1010m÷(3.872×103)=2.732×1014mです。

この軌道の電気の光子のエネルギーは、1041Jm÷(2.732×1014m)=3.66×1028Jです。

よって、K=(9×1091/29.487×104は妥当な値です。

Km=(9×1091/2m=9.487×104mの場合、aJは星の中心を出発する電気の光子のエネルギーである。これは、ニュートリノのエネルギーです。

2. 地表に可視光でたどり着く場合、走った距離と出発した光子のエネルギーと軌道はどれ位か。(2007928日に提出した、特願2007279617.「請求項6」)

・出発した光子のエネルギーと軌道はどれ位か。

aJは星の表面を出発する光子のエネルギーである。よって、Km=2×108mです。

たどり着く光子のエネルギー=Km×aJ÷(2×走った距離)=2×108m×aJ÷(2×走った距離)=108m×aJ÷走った距離=6.67×1035

aJ=6.67×1035J×走った距離÷108m6.67×1043m×走った距離

出発した光子の軌道は、

1041Jm÷光子のエネルギー=1041Jm÷(6.67×1043m×走った距離)=1.5×10÷走った距離

よって、

出発した光子のエネルギーは、6.67×1043m×走った距離 です。

出発した光子の軌道は、15÷走った距離 です。

・宇宙の場を出発した光子が、地表に6.67×1035Jでたどり着く場合、出発した光子のエネルギーと軌道はいくらか。

太陽は、走った距離が1.5×1011mですから、

出発した光子のエネルギー=6.67×1043m×走った距離=6.67×1043m×1.5×1011m=1031

軌道=1041Jm÷1031J=1010m 

または、出発した光子の軌道=15÷走った距離=15÷(1.5×1011m)=1010

太陽を出発した光子のエネルギーは1031Jで、軌道は1010mです。

1光年は、走った距離が9.46×1015mですから、

出発した光子のエネルギー=6.67×1043m×9.46×1015m=6.31×1027

この軌道は、1041Jm÷(6.31×1027J)=1.585×1015

出発した光子のエネルギーは6.31×1027Jで、軌道は1.585×1015mです。

1光年の場を出発した光子のエネルギーは6.31×1027Jで、軌道は1.585×1015mです。

10光年の場を出発した光子のエネルギーは6.31×1026Jで、軌道は1.585×1016mです。

100光年の場を出発した光子のエネルギーは6.31×1025Jで、軌道は1.585×1017mです。

103光年の場を出発した光子のエネルギーは6.31×1024Jで、軌道は1.585×1018mです。

104光年の場を出発した光子のエネルギーは6.31×1023Jで、軌道は1.585×1019mです。

105光年の場を出発した光子のエネルギーは6.31×1022Jで、軌道は1.585×1020mです。

106光年の場を出発した光子のエネルギーは6.31×1021Jで、軌道は1.585×1021mです。

107光年の場を出発した光子のエネルギーは6.31×1020Jで、軌道は1.585×1022mです。

108光年の場を出発した光子のエネルギーは6.31×1019Jで、軌道は1.585×1023mです。

109光年の場を出発した光子のエネルギーは6.31×1018Jで、軌道は1.585×1024mです。

1010光年の場を出発した光子のエネルギーは6.31×1017Jで、軌道は1.585×1025mです。

これを表にします。

光子が出発した場

光子が走った距離

出発した光子のエネルギー

出発した光子の軌道

太陽

1.5×1011

1031

1010

1光年

9.46×1015

6.31×1027

1.585×1015

10光年

9.46×1016

6.31×1026

1.585×1016

102光年

9.46×1017

6.31×1025

1.585×1017

103光年

9.46×1018

6.31×1024

1.585×1018

104光年

9.46×1019

6.31×1023

1.585×1019

105光年

9.46×1020

6.31×1022

1.585×1020

106光年

9.46×1021

6.31×1021

1.585×1021

107光年

9.46×1022

6.31×1020

1.585×1022

108光年

9.46×1023

6.31×1019

1.585×1023

109光年

9.46×1024

6.31×1018

1.585×1024

1010光年

9.46×1025

6.31×1017

1.585×1025

 

3. クエーサーから出発した光子のエネルギーは、どのようであるか。(2007928日に提出した、特願2007279617.「請求項7」)

クエーサーの光子は1010光年の場から出発します。この光子が可視光として到着するためには、光子のエネルギーは6.31×1017Jでなければいけません。

しかし、この場は、電子のラブの公転軌道は1016mですから、1公転でできる電気の光子の軌道は1016mです。

1016mの場の電気の光子1個のエネルギーは、

1041Jm÷1016m=1025

6.31×1017Jに成るためには何個の電気の光子が集まらなければ成らないか。

6.31×1017J÷1025J=6.31×108個集まらなければ成らない。

それで、クエーサーから出発する電気の光子は、6.31×108個集まって地表にたどり着き可視光と成っている。

もし、108個集まって走ってくるのであれば、そのエネルギーは、

1025J×1081017Jです。

6.31×1017Jで出発すると、6.67×1035Jに成りたどり着くのですから、1017Jで出発すると、

6.67×1035J÷6.311.057×1035Jでたどり着きます。

この軌道は、1041Jm÷(1.057×1035J)=9.461×107mで、

この波長は、9.461×107m×21.892×106mです。

1.892×106mの波長は、近赤外線です。

これを、望遠鏡で観察できます。

この事によって何が理解できるか。

クエーサーから出発する電気の光子は108個束になって走っている。

4. 地表から100億光年、10億光年、1億光年の場から出発する光子のエネルギーと地表にたどり着く時のエネルギーはどのように求められるか。(2007928日に提出した、特願2007279617.「請求項8」)

・出発する光子のエネルギーについて。

100億光年のクエーサーから出発する電気の光子の軌道は1016mで、エネルギーは、1025Jです。

10億光年の銀河から出発する電気の光子の軌道は1015mで、エネルギーは、1026Jです。

1億光年の銀河から出発する電気の光子の軌道は1014mで、エネルギーは、1027Jです。

・たどり着く光子のエネルギーについて。

100億光年のクエーサーの光が赤色に見えるとする。赤色の光子の波長を7.7×107mとする。

赤色の光子の波長は7.7×107mで、軌道は7.7×107m÷23.85×107mです。このエネルギーは、1041Jm÷(3.85×107m)=2.6×1035Jです。

10億光年の銀河の光が橙色に見えるとする。橙色の光子の波長を6×107mとする。

橙色の光子の波長は6×107mで、軌道は6×107m÷23×107mです。このエネルギーは、1041Jm÷(3×107m)=3.33×1035Jです。

1億光年の銀河の光が青色でたどり着くとする。青色の光子の波長を4.5×107mとする。

青色の光子の波長は4.5×107mで、軌道は4.5×107m÷22.25×107mです。このエネルギーは、1041Jm÷(2.25×107m)=4.44×1035Jです。

・たどり着く光子のエネルギーについて。

たどり着く光子のエネルギー=Km×aJ÷(2×距離)の式のKはいくらになるか。

100億光年のクエーサーからの光が赤色に見える場合。

たどり着く光子のエネルギー=Km×aJ÷(2×距離)

2.6×1035J=K×1025J÷(2×1010年×9.46×1015m)

K=2.6×1035J÷1025J×(2×1010年×9.46×1015m)=4.919×1016

10億光年の銀河からの光が橙色に見える場合。

たどり着く光子のエネルギー=Km×aJ÷(2×距離)

3.33×1035J=Km×1026J÷(2×109年×9.46×1015m)

K=3.33×1035J÷1026J×(2×109年×9.46×1015m)=6.3×1016

1億光年の銀河からの光が青色で見える場合。

たどり着く光子のエネルギー=Km×aJ÷(2×距離)

4.44×1035J=Km×1027J÷(2×108年×9.46×1015m)

K=4.44×1035J÷1027J×(2×108年×9.46×1015m)=8.4×1016

これを表にする。

光子が出発した場

光子が走った距離

出発する光子の軌道

たどり着く光子の波長

たどり着く光子の軌道

たどり着く光子のエネルギー

Kの値

100億光年

100億光年

1016

7.7×107m(赤色)

3.87×107

2.6×1035

4.919×1016

10億光年

10億光年

1015

6×107m(橙色)

3×107

3.33×1035

6.3×1016

1億光年

1億光年

1014

4.5×107m(青色)

2.25×107

4.44×1035

8.4×1016

 

K=1016としますと、

100億光年のクエーサーから出発する光子のエネルギーは、4.92×1025Jです。

10億光年の銀河から出発する光子のエネルギーは、6.3×1026Jです。

1億光年の銀河から出発する光子のエネルギーは、8.4×1027Jです。

K=2×1016としますと、

100億光年のクエーサーから出発する光子のエネルギーは、2.46×1025Jです。

10億光年の銀河から出発する光子のエネルギーは、3.15×1026Jです。

1億光年の銀河から出発する光子のエネルギーは、4.2×1027Jです。

K=2×1016としますと、

たどり着く光子のエネルギー=Km×aJ÷(2×距離)=2×1016m×aJ÷(2×距離)

この式は、

たどり着く光子のエネルギー=Km×aJ÷(2×距離)=2×108m×aJ÷(2×距離)

108倍です。

この事によって何が理解できるか。

1.100億光年でできた光子、10億光年でできた光子、1億光年でできた光子は、軌道が小さいので、磁気の光子のエネルギーが大きいため、電気の光子は108個で1束になっている。

2.Kの値によって、1束の光子の数が理解できる。

5. たどり着く光子のエネルギー=2×108×出発する光子のエネルギー÷(2×走った距離)の式は光子のエネルギーの減少率を示す。これを宇宙背景放射によって確認する。

背景放射は、ビッグバンの時できた光子です。

宇宙背景放射の波長は2×103mで、温度は2.73Kです。

この軌道エネルギーはいくらか。

軌道は、2×103m÷2103mです。エネルギーは、2.73K=2.73×1.38065×1023J=3.76917×1023Jです。

それで、宇宙背景放射の光子の軌道エネルギーは、

103m×3.76917×1023J=3.76917×1026Jmです。

宇宙背景放射の光子の軌道エネルギーは、ラブの軌道エネルギーが弱まったものです。

どれ位弱まったか。

3.76917×1026Jm÷(8.665×1024Jm)=4.35×103倍に弱まった。

これは、137億光年の距離を走り続けているうち、光子の軌道エネルギーは衰弱したのです。

ビッグバンで放出した光子の軌道エネルギーは、地表の光子の軌道エネルギーの何倍か。

8.665×1024Jm÷(1.233×1041Jm)=7.028×1017    7.028×1017倍です。

宇宙背景放射の光子の軌道エネルギーは、地表の光子の軌道エネルギーの何倍か。

3.76917×1026Jm÷(1.233×1041Jm)=3.057×1015    3.057×1015倍です。

もし、背景放射の光子が走り続けているならば、光子のエネルギーは、太陽から出発する光子のように減少するはずです。

そのエネルギーは、

たどり着く光子のエネルギー=2×108×出発する光子のエネルギー÷(2×走った距離)   です。

この式は、2004611日に提出した特願2004202496に記した。

この式によって、背景放射がたどり着くエネルギーを算出する。

軌道エネルギーの減少分はエネルギーの減少分です。

このことは、2007510日に提出した特願2007150959の「請求項1」に記した。

走った距離を、光速×137億年とする。

走った距離=1.37×1010×3×108m×365×24×60×601.296×1026

たどり着く光子のエネルギー=2×108×出発する光子のエネルギー÷(2×走った距離)=2×108×出発する光子のエネルギー÷(2×1.296×1026m)=7.716×1019×出発する光子のエネルギー

この事をどのように理解したらよいのか。

地表の光子の場合、たどり着く光子のエネルギーは出発する光子のエネルギーの7.716×1019倍に成る。

しかし、ビッグバンで放出した光子の軌道エネルギーは、地表の光子の軌道エネルギーの7.028×1017倍ですから、

たどり着く光子のエネルギー=出発する光子のエネルギー×7.716×10197.028×1017倍×7.716×10195.423×101

たどり着く光子のエネルギーは5.423×101倍に成る。

宇宙背景放射の光子の軌道エネルギーは、ビッグバンで放出した光子の軌道エネルギーの4.35×103倍に弱まった。

5.423×101倍÷(4.35×103倍)=1.247×102

ビッグバンで光子のエネルギーは約100分の1になり、その後走っているうち、徐々にエネルギーを減少する。

このように考えると、

たどり着く光子のエネルギー=2×108×出発する光子のエネルギー÷(2×走った距離)の式は正しい。

たどり着く光子のエネルギー=2×108×出発する光子のエネルギー÷(2×走った距離)の式は光子のエネルギーの減少率を示す。

たどり着く光子のエネルギー=2×108×出発する光子のエネルギー÷(2×走った距離)=出発するエネルギー÷(走った距離÷109)×0.1

光子は109m走ると、エネルギーを1/10にする。

6. 背景放射の場合はどのようになっているのか。背景放射の場合のKはいくらか。(2007928日に提出した、特願2007279617.「請求項9」)

たどり着く光子の軌道エネルギー=Km×出発した軌道エネルギー÷(2×距離)

aJ=ビッグバンの光子の軌道エネルギーは8.665×1024Jmです。

地上にたどり着く背景放射の軌道エネルギーは3.76917×1026Jmです。

背景放射は137億光年走っています。

それでは、背景放射の場合のKはいくらか。

たどり着く光子のエネルギー=Km×aJ÷(2×距離)=Km×8.665×1024Jm÷(2×137×108×9.46×1015m)=3.76917×1026Jm

Km=3.76917×1026Jm÷(8.665×1024Jm)×2×137×108×9.46×1015m=1.127×1024

背景放射のKは1.127×1024です。

背景放射のKは、光子のK=2×108の何倍か。

1.127×1024÷(2×108)=5.635×1015倍です。

ビッグバンで放出した光子の軌道エネルギーは、地表の光子の軌道エネルギーの何倍か。

8.665×1024Jm÷(1.233×1041Jm)=7.028×1017    7.028×1017倍です。

宇宙背景放射の光子の軌道エネルギーは、地表の光子の軌道エネルギーの何倍か。

3.76917×1026Jm÷(1.233×1041Jm)=3.057×1015    3.057×1015倍です。

それで、ビッグバンで放出した光子の軌道が、地表の光子の軌道と同じである場合、ビッグバンで放出した光子のエネルギーは、地表の光子のエネルギーの7.028×1017倍です。

背景放射の光子の軌道が、地表の光子の軌道と同じである場合、背景放射の光子のエネルギーは、地表の光子のエネルギーの3.057×1015倍です。

よって、背景放射の光子の1個は、地表の光子が3×1015個束になっているエネルギーと同じです。ビッグバンの光子の1個は、地表の光子が7×1017個束になっているエネルギーと同じです。

これを表にします。

 

光子が走った距離

出発する光子の軌道エネルギー

たどり着く光子の軌道エネルギー

Kの値

背景放射

137億光年

8.665×1024Jm

3.769×1026Jm

1.127×1024

 

この事から理解できる事は何か。

1. 背景放射の1個の光子のエネルギーは、5.635×1015個の光子のエネルギーに等しい。

2. ビッグバンの1個の光子のエネルギーは、7.028×1017個の光子のエネルギーに等しい。

7. たどり着く光子のエネルギー=Km×aJ÷(2×走った距離)の式のまとめと、減少率はどのようであるか。(2007928日に提出した、特願2007279617.「請求項10」)

光子の種類

Kの値

1束の光子の数

光子のエネルギーの減少率

近くの星から出発した光子

2×108

1

たどり着くエネルギー=aJ÷(走った距離÷109m)×0.1

近くの星の中央から出発した光子

9.487×104

1

たどり着くエネルギー=aJ÷{走った距離÷(4.7435×105m)}×0.1

100億光年〜1億光年の場から出発した光子

2×1016

108

たどり着くエネルギー=aJ÷(走った距離÷1017m)×0.1

背景放射

1.127×1024

1016倍のエネルギー

たどり着くエネルギー=aJ÷(走った距離÷(5.635×1024m)×0.1

 

この事によって何が理解できるか。

1. 1束の光子数が多い光子ほど、光子のエネルギーの減少率は小さい。

2. 光子のエネルギーの減少率は、1束の光子の数×109に反比例する。

3. 光子の軌道が小さいほど、1束の光子数は多く、かつ、エネルギーの減少率は小さい。

4. 背景放射の場合は、1個の光子のエネルギーが1016個の光子のエネルギーである。

8. 我々は、太陽から光子を受けている。この光子のエネルギーを計算する式はどのようであるか。惑星にたどり着く電気の光子1個のエネルギー=太陽を出発する電気の光子1個のエネルギー×見かけ上に換算する定数÷距離、の式を再考する。(2009511日に提出した、特願2009114091.の「請求項7)

太陽の表面から1kmでは、温度は4.3×103K4.3×103℃です。

太陽の表面のA=(4.3×103)1/2=6.55×10

電子のラブの公転軌道は、1.058×1010m÷(6.557×10)1.614×1012m、です。

この電子のラブが1公転で作る電気の光子1個のエネルギーは、1.233×1041Jm÷(1.614×1012)7.639×1030J

太陽の表面から1Kmでできる電気の光子1個のエネルギーは、7.639×1030Jです。

このエネルギーが太陽を出発するエネルギーとする。

・惑星にたどり着く電気の光子のエネルギーを計算する式はどのようであるか。

惑星にたどり着く電気の光子1個のエネルギー=太陽を出発する電気の光子1個のエネルギー×見かけ上に換算する定数÷距離=7.639×1030J×見かけ上に換算する定数÷距離

() 太陽から届く光子を輻射量とする場合。

輻射熱1/21.743×1023JKm÷距離(この式は、20081017日に提出した、特願2008268538.「宇宙11」の「請求項16」に記した。)

輻射熱1/21.743×1023JKm÷距離=7.639×1030J×見かけ上に換算する定数÷距離。

見かけ上に換算する定数=1.743×1023JKm÷(7.639×1030J)2.282×106Km

よって、受ける光子を輻射量1/2とする場合、見かけ上に換算する定数は、2.282×106Kmです。

惑星にたどり着く輻射量1/2=太陽を出発する電気の光子のエネルギー×見かけ上に換算する定数÷距離=7.639×1030J×2.282×106Km÷距離=1.743×1023JKm÷距離

() 太陽から届く光子を可視光とする場合。

地球において、届く光子を6.68×1035Jの可視光とする場合。

地球において、

届く光子1個のエネルギー=7.639×1030J×見かけ上に換算する定数÷距離

6.68×1035J7.639×1030J×見かけ上に換算する定数÷(1.496×108Km)

見かけ上に換算する定数=6.68×1035J÷(7.639×1030J)×1.496×108Km1.308×103Km

よって、地球において、届く光子を6.68×1035Jの可視光とする場合、見かけ上に換算する定数は、1.308×103Kmです。

惑星にたどり着く光子1個のエネルギー=太陽を出発する電気の光子1個のエネルギー×見かけ上に換算する定数÷距離=7.639×1030J×1.308×103Km÷距離=1026JKm÷距離

この事を表に示す。

出発する電気の光子1個のエネルギー

たどり着く光子のエネルギー

見かけ上に換算する定数

7.636×1030J

輻射熱1/21.743×1023JKm÷距離

2.282×106Km

7.636×1030J

6.68×1035J

1.308×103Km

1031J

6.68×1035J

105Km

 

この事によって理解できる事。

1. 私は、太陽から出発する電気の光子1個のエネルギーを1031Jとし、たどり着く電気の光子1個のエネルギーを可視光としているので、“見かけ上に換算する定数”は105Kmです。

1031J×105÷距離=1031J×105Km÷(1.496×108Km)6.68×1035J

この軌道は、1.233×1041Jm÷(6.68×1035J)1.846×107m。

この波長は、1.846×107m×23.692×107m。可視光は3.3×107mから、7.7×107mですから、大きいエネルギーが届いているとした。

2. 太陽を出発する電気の光子1個のエネルギーを7.639×1030J とし、たどり着く電気の光子のエネルギーを輻射熱とすると、“見かけ上に換算する定数”は2.282×106Kmです。

3. 太陽を出発する電気の光子1個のエネルギーを7.639×1030J とし、地球にたどり着く電気の光子1個のエネルギーを6.68×1035Jとすると、“見かけ上に換算する定数”は1.308×103Kmです。

4. よって、太陽から出発する光子のエネルギーや、たどり着く光子の種類やエネルギーにより、“見かけ上に換算する定数”は異なる。

5. このように、届く光子1個のエネルギーは、出発する光子1個のエネルギー×見かけ上に換算する定数÷距離、の式で計算できる。

9. 遠くの星や銀河やクエーサーからやってくる光子が可視光として届くのはどうしてか。(2009511日に提出した特願2009114091.の「請求項8)

遠くの星や銀河やクエーサーの光子ほど高エネルギーの場に存在するので、高エネルギーです。高エネルギーで出発するから、たくさんの距離を走っても、可視光で届く。

それで、光子は走っているうちにエネルギーを減少させる、ということが公理になる。

光子はどれくらい走ってどれ位エネルギーを減少させるのかについては、太陽の場合を考えると、

出発する光子1個のエネルギーד見かけ上に換算する定数”÷走る距離=届く光子1個のエネルギー、の式が成立する。

10. 惑星の表面の原子数を、7.602×1033個とすると、輻射量が作る惑星のエネルギーはいくらか。届く光子1個のエネルギー=出発する光子1個のエネルギー×105Km÷距離が成立する事の再考察。(2009511日に提出した特願2009114091.の「請求項11)

 (私は、この事について、20081017日に提出した、特願2008268538の「請求項15」に記した。) 今回は、惑星の表面の原子数を、7.602×1033個とする。

表面の原子でできる軌道エネルギー

=表面の原子数×1個の原子が1公転で作る電気の光子1個のエネルギー

7.602×1033個×{1.233×1041Jm÷(1.058×1010m÷輻射量1/2)

=8.859×102×輻射量1/2

水星。

水星の表面の原子でできる軌道エネルギー=8.859×102×輻射量1/28.859×102×6.671/28.859×102×2.5832.288×103

金星。

金星の表面の原子でできる軌道エネルギー=8.859×102×輻射量1/28.859×102×1.911/28.859×102×1.3821.224×103

地球。

地球の表面の原子でできる軌道エネルギー=8.859×102×輻射量1/28.859×102×18.859×102

火星。

火星の表面の原子でできる軌道エネルギー=8.859×102×輻射量1/28.859×102×0.431/28.859×102×0.6565.809×102

木星。

木星の表面の原子でできる軌道エネルギー=8.859×102×輻射量1/28.859×102×0.0371/28.859×102×0.1921.704×102

土星。

土星の表面の原子でできる軌道エネルギー=8.859×102×輻射量1/28.859×102×0.0111/28.859×102×0.1059.291×10

天王星。

天王星の表面の原子でできる軌道エネルギー=8.859×102×輻射量1/28.859×102×0.00271/28.859×102×0.051964.603×10

海王星。

海王星の表面の原子でできる軌道エネルギー=8.859×102×輻射量1/28.859×102×0.00111/28.859×102×0.0332.938×10

この事を表に示す。

 

温度=太陽より受ける輻射量

輻射量1/2

表面の原子数を7.602×1033個とする、8.859×102×輻射量1/2

公転速度

Km/s

公転速度2=軌道エネルギー

 

1.325×1011JKm÷距離=軌道エネルギー

水星

6.67

2.583

2.288×103J

47.36

2.243×103

2.288×103J

金星

1.91

1.382

1.224×103J

35.02

1.226×103

1.224×103J

地球

1

1

8.859×102J

29.78

8.868×102

8.857×102J

火星

0.43

0.656

5.809×102J

24.08

1.968×103J

5.814×102J

木星

0.037

0.1924

1.704×102J

13.06

1.706×102

1.702×102J

土星

0.011

0.1049

9.291×10J

9.65

9.312×10

9.270×10J

天王星

0.0027

0.05196

4.603×10J

6.81

4.638×10J

4.609×10J

海王星

0.0011

0.03317

2.938×10J

5.44

2.959×10J

2.942×10J

 

この事によって理解できる事。

1. 惑星の表面の原子数を、7.602×1033個とすると、輻射量から計算する、惑星の表面でできる軌道エネルギー=8.859×102×輻射量1/2=太陽の表面の原子数(1.325×1037)×太陽から出発する光子1個のエネルギー(1031J)×105Km÷距離=1.325×1011JKm÷距離=太陽から受ける軌道のエネルギー=軌道エネルギー=公転速度2、の式が成立する。

2. 輻射量から計算する軌道エネルギーと、従来考えてきた、届く光子1個のエネルギー=出発する光子1個のエネルギー×105Km÷距離、の式で計算する軌道エネルギーは等しい値になるので、従来考えてきた式は正しい。

11. 輻射量1/2の電気の光子は何個の電気の光子であるか。

この問題は、2009511日に提出した、特願2009114091.「宇宙12」の「請求項13」の再考察です。

「請求項13」では、輻射熱は、波長が2×2.066×105mの赤外線であると考えた。

しかし、惑星の場の軌道エネルギーが異なるので、熱になる電気の光子の軌道とエネルギーは各々異なる。

輻射量1/2の電気の光子数=輻射量1/2の電気の光子のエネルギー÷電気の光子1個のエネルギー=輻射量1/2×3.769×1021J÷電気の光子1個のエネルギー

水星の場合。

輻射量1/2の電気の光子数=輻射量1/2の電気の光子のエネルギー÷電気の光子1個のエネルギー=6.671/2×3.769×1021J÷(1.452×1036J)2.583×3.769×1021J÷(1.452×1036J)6.705×1015

金星の場合。

輻射量1/2の電気の光子数=輻射量1/2の電気の光子のエネルギー÷電気の光子1個のエネルギー=1.911/2×3.769×1021J÷(7.769×1037J)1.382×3.769×1021J÷(7.769×1037J)6.705×1015

地球の場合。

輻射量1/2の電気の光子数=輻射量1/2の電気の光子のエネルギー÷電気の光子1個のエネルギー=3.769×1021J÷(5.622×1037J)6.704×1015

火星の場合。

輻射量1/2の電気の光子数=輻射量1/2の電気の光子のエネルギー÷電気の光子1個のエネルギー=0.431/2×3.769×1021J÷(3.689×1037J)0.6557×3.769×1021J÷(3.689×1037J)6.700×1015

木星の場合。

輻射量1/2の電気の光子数=輻射量1/2の電気の光子のエネルギー÷電気の光子1個のエネルギー=0.0371/2×3.769×1021J÷(1.080×1037J)0.192×3.769×1021J÷(1.080×1037J)6.713×1015

土星の場合。

輻射量1/2の電気の光子数=輻射量1/2の電気の光子のエネルギー÷電気の光子1個のエネルギー=0.0111/2×3.769×1021J÷(5.888×1038J)0.105×3.769×1021J÷(5.888×1038J)6.714×1015

天王星の場合。

輻射量1/2の電気の光子数=輻射量1/2の電気の光子のエネルギー÷電気の光子1個のエネルギー=0.00271/2×3.769×1021J÷(2.925×1038J)0.052×3.769×1021J÷(2.925×1038J)6.700×1015

海王星の場合。

輻射量1/2の電気の光子数=輻射量1/2の電気の光子のエネルギー÷電気の光子1個のエネルギー=0.00111/2×3.769×1021J÷(1.867×1038J)0.033×3.769×1021J÷(1.867×1038J)6.695×1015

これを表に示す。

惑星

惑星の表面の1原子の電子のラブが1公転で作る電気の光子のエネルギー=1.743×1023JKm÷距離=a

惑星の表面の1原子の電子のラブの公転軌道= 1,233×1041Jm÷電気の光子のエネルギー=1,233×1041Jm÷a=b

熱になる電気の光子の軌道= 電子のラブの公転軌道÷(4.824×106)=b÷(4.824×106)=c

熱になる電気の光子1個のエネルギー=1.233×1041Jm÷熱になる電気の光子の軌道=1.233×1041Jm÷c=d

輻射量1/2のエネルギー= 輻射量1/2×3.769×1021J=e

輻射量1/2の電気の光子の数= 輻射量1/2のエネルギー÷熱になる電気の光子のエネルギー=e÷d

水星

3.010×1031J

4.096×1011

8.491×106

1.452×1036J

9.735×1021J

6.705×1015

金星

1.611×1031J

7.654×1011

1.587×105

7.769×1037J

5.209×1031J

6.705×1015

地球

1.165×1031J

1.058×1010

2.193×105

5.622×1037J

3.769×1021J

6.704×1015

火星

7.648×1032J

1.612×1010

3.342×105

3.689×1037J

2.471×1021J

6.700×1015

木星

2.239×1032J

5.507×1010

1.142×104

1.080×1037J

7.236×1022J

6.713×1015

土星

1.219×1032J

1.011×109

2.096×104

5.888×1038J

5.654×1022J

6.714×1015

天王星

6.063×1033J

2.034×109

4.216×104

2.925×1038J

1.958×1022J

6.695×1015

海王星

3.870×1033J

3.186×109

6.604×104

1.867×1038J

1.244×1022J

6.695×1015

この事によって理解できる事。

1. 地球に到達する輻射量を1としたとき、惑星に到達する輻射量1/2の電気の光子の数は6.7×1015個で一定です。

2. この事によって、たどり着く光子のエネルギーを、電気の光子1個を単位として計算する事は正しい。

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