「107光年、3×107光年、5×107光年の軌道に存在する銀河はどのように回転しているか」
○公転と螺旋回転の関係式。
公転速度×8.927=螺旋回転速度 (この式は「銀河系の腕を3種類に分類する。腕の螺旋回転速度はいくらか」で説明した)
○この式により、107光年、3×107光年、5×107光年のグレートウォールがどのように回転していたかを求めます。
1.半径107光年の軌道に存在する銀河はどのように回転しているか。
公転速度2=4.827×1027JKm÷距離=4.827×1027JKm÷(107×9.46×1012Km)=5.103×107J
速度=(5.103×107J)1/2=7.144×103Km
円周は、2×3.14×半径=2×3.14×107×9.46×1012Km=5.941×1020Km、です。
進んだ距離=秒速×時間s=7.144×103Km×137×108×365×24×60×60s=3.087×1021Km。
これは円周の何倍か。
進んだ距離÷円周=3.087×1021Km÷(5.941×1020Km)=5.196(回転)。
螺旋回転の秒速=公転の秒速×8.927=7.144×103Km×8.927=6.377×104Km。
螺旋回転で進んだ距離=公転で進んだ距離×8.927=3.087×1021Km×8.927=2.756×1022Km。
このように計算します。
同様に、半径3×107光年と半径5×107光年の場合を計算すると、表のように成る。図のように成る。
2.半径3×107光年の軌道のグレートウォールの場合。
公転速度2=4.827×1027JKm÷距離=4.827×1027JKm÷(3×107×9.46×1012Km)=1.701×107J
公転速度=(1.701×107J)1/2=4.124×103Km
螺旋回転しながら公転軌道を進んだ距離=137×108(年)×365(日)×24×60×60×4.124×103Km=1.782×1021Km
1公転=2×3.14×3×107×9.46×1012Km=1.782×1021Km
公転した数=1
螺旋回転速度=公転速度×8.927=4.124×103Km×8.927=3.681×104Km。
螺旋回転した距離=公転した距離×8.927=1.782×1021Km×8.927=1.591×1022Km。
筒の直線にすると、1.591×1022Km÷3.14=5.067×1021Km、です。
3.グレートウォールは、長さは5億光年以上です。この事はどのような事を示すか。
5億光年=5×108×9.46×1012Km=4.73×1021Km
グレートウォールは、長さは5億光年以上ですとは、4.73×1021Km以上であり、筒の直線にすると5.067×1021Kmです、ということです。
4.半径5×107光年の軌道に存在する銀河の場合。
公転速度2=4.827×1027JKm÷距離=4.827×1027JKm÷(5×107×9.46×1012Km)=1.021×107J公転速度=(1.021×107J)1/2=3.195×103Km
1公転は、2×3.14×5×107×9.46×1012Km=2.970×1021Km、です。
走った距離はクエーサーができてからですから、10−16m時代からですから、約137億年です。
螺旋回転しながら公転軌道を進んだ距離=3.195×103Km×137×108×365×24×60×60s=1.380×1021Km。
これは円周の何倍か。
1.380×1021Km÷(2.970×1021Km)=0.4646(倍)。
螺旋回転の秒速=公転の秒速×8.927=3.195×103Km×8.927=2.852×104Km。
螺旋回転で進んだ距離=公転で進んだ距離×8.927=1.380×1021Km×8.927=1.232×1022Km。
これらの事を表に示す。
半径
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107光年
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3×107光年
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5×107光年
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螺旋回転しながら進む公転速度
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7.144×103Km
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4.124×103Km
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3.195×103Km
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螺旋回転しながら公転軌道を進んだ距離
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3.087×1021Km
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1.782×1021Km
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1.380×1021Km
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1公転の距離
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5.941×1020Km
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1.782×1021Km
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2.970×1021Km
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これは円周の何倍か
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5.196倍
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1倍
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0.4646倍
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螺旋回転速度
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6.377×104Km
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3.681×104Km
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2.852×104Km
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螺旋回転で進んだ距離
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2.756×1022Km
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1.591×1022Km
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1.232×1022Km
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【符号の説明】
6 半径107光年の軌道に存在する銀河の進み方
7 半径3×107光年の軌道に存在する銀河の進み方(グレートウォール)
8 半径5×107光年の軌道に存在する銀河の進み方
9 公転軌道は5.196周する事に成る
10 公転軌道は1周する事に成る
11 公転軌道は0.4646周する事に成る
図面
次の事が理解できる。
小さい軌道の銀河ほど公転速度は速い。螺旋回転した回数は多い。
大きい軌道の銀河ほど公転速度は遅い。螺旋回転した回数は少ない。
○宇宙の公転軌道エネルギー=公転速度2×中心からの距離=4.827×1027JKmの式より、拡大した軌道の速度は遅くなる。
○しかし、現在、宇宙の速度は加速しているといわれています。
速度が加速する場合は、軌道は収縮していなければならない。
軌道が収縮するためには、中心のブラックホールの質量エネルギーは大きく成らなければならない。これはビッグクランチを意味する。
現在、宇宙の速度が加速しているのであれば、宇宙はビッグクランチし、宇宙は収縮している事に成ります。
○もしかしたら、観察者は筒の閉じた方向に向けて、遠くの銀河を観察し、遠くの銀河ほど加速している状態を観察したのかもしれない。
○観察者は筒の閉じた方向に向けて、遠くの銀河を観察し、遠くの銀河ほど加速している状態を観察したのかもしれない。
ハッブルが言った「遠くの銀河ほど速い速度で遠ざかっている」とは、観察者は筒の閉じた方向に向けて、遠くの銀河を観察し、遠くの銀河ほど速度が速い状態を観察したのかもしれない。
遠ざかっているのは、観察者です。
観察者が居る銀河系は遠くの銀河から遠ざかっている。
それで、波長は伸びる。
銀河系は筒の閉じた時空から遠ざかっている事を示しているのかもしれない。
即ち、音を出して遠ざかっているのは、遠くの銀河ではなく、銀河系であるという事です。
遠くの銀河ほど速い速度で螺旋回転している。
しかも中心の軌道に存在する銀河ほど速い速度で螺旋回転している。
○このように、宇宙の軌道エネルギーを理解する事によってたくさんの事象が見えてきます。
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