「インフレ―ションと背景放射とブラックホール」
(この考えは、2016年11月29日に提出した、特願2016−230715に記した)
1. はたして、インフレーションは有ったのか。無かったのか。
特願2015-244677、「マイナスの宇宙3」の「請求項19」に次のように記した。
(ビッグバンで放出した電磁気は外部の環境にあわせたエネルギー体に変化した。
その温度は、2.73Kです。そのエネルギーは3.769×10−23Jです。軌道は3.269×10−19mです。これがインフレ―ションです。
ビッグバンで放出した、電子のラブに成るはずの電磁気1個のエネルギーは1.256×10-9Jで、軌道は9.817×10−33mです。
ビッグバンで放出した、陽子のラブに成るはずの電磁気1個のエネルギーは2.306×10−6Jで、軌道は5.347×10−36mです。
この電磁気は外部の環境にあわせたエネルギー体に変化しその温度は、2.73Kに成った。そのエネルギーは3.769×10−23Jに成った。軌道は3.269×10−19mに成った。
電子のラブに成るはずの電磁気1個のエネルギーは、1.256×10-9J÷(3.769×10−23J)=3.332×1013分の1に成り、軌道は、3.332×1013倍に成り、9.817×10−33m×3.332×1013=3.269×10−19m、に成った。
陽子のラブに成るはずの電磁気1個のエネルギーは、2.306×10−6J÷(3.769×10−23J)=6.118×1016分の1に成り、軌道は、6.118×1016倍に成り、5.347×10−36m×6.118×1016=3.271×10−19m、に成った)
2016年11月10日に提出した、特願2016-219755 「宇宙の形と背景放射」の「請求項13」に次のように記した。
(背景放射の波長の長さの拡大は、空間の拡大による。
空間が大きく成り、電磁気の波長の長さが長くなったためです。
ビッグバンの時10-24mの公転軌道であった電子のラブの公転軌道は地表で、1.058×10-10mに成った。公転軌道は、1.058×10-10m÷10-24m=1.058×1014倍に成った。
空間は、1.058×1014倍に成った。
それで、インフレーションで、3.269×10-19mの電磁気の軌道は、1.058×1014倍に成り、3.269×10-19m×1.058×1014=3.459×10-5mに成った。
この波長は、軌道の2倍ですから、2×3.459×10-5m=6.918×10-5m、です。
更に波長は、ほぼ直線になり、3.14倍の長さに成っているので、6.918×10-5m×3.14=2.172×10-4mに成った。
背景放射の波長が2×10-3mであるのは、空間が広がったためです。長さが長く成ったためです。
背景放射はインフレーションと空間の拡大によりできた。背景放射ができる過程その1
表1
「請求項14」に次のように記した。
背景放射の拡大は走った距離分のエネルギーの減少による。背景放射ができる過程その2
ビッグバンで放出した電磁気のエネルギーは走った距離分だけ減少する。
それで、電磁気のエネルギーは、走った距離×見かけ上の数=走った距離×105Km=150×108×9.46×1012Km×105=1.419×1028、分の1に成ります。
ビッグバンで放出した電磁気のエネルギーは1.256×10-9Jですから、1.256×10-9J÷(1.419×1028)=8851×10-38J、です。
この軌道は、1.233×10-41Jm÷(8851×10-38J)=1.393×10-4m、です。
これは軌道ですから、波長にすると、2×1.393×10-4m=2.786×10-4m、です。
さらに波長は伸びて、線に成りますから、3.14×2.786×10-4m=8.748×10-4m、です。
ビッグバンで放出した電磁気のエネルギーは走った距離分だけ減少し、軌道は2.786×10-4mに成り、軌道は波長に成り更に線に成りますから、8.748×10-4mに成ります。
このように、ビッグバンで放出した電磁気は背景放射に成りました。
この事を表に示す。
背景放射の拡大は走った距離分のエネルギーの減少によりできた。背景放射ができる過程その2
表2
表1と表2を比較する。
表1の場合は、電子に成るはずの電磁気1個の長さは、2.172×10-3mで、陽子に成るはずの電磁気1個の長さも、2.172×10-3mです。
表2の場合は、電子に成るはずの電磁気1個の長さは、8.748×10-4mで、陽子に成るはずの電磁気1個の長さもは、4.765×10-7mです。
背景放射の波長は、2×10−3mで、温度は、2.73Kです。
それで、表1の方がこの値に近いです。
表2の場合は、電子に成るはずの電磁気1個の長さは、8.748×10-4mで、陽子に成るはずの電磁気1個の長さは、4.765×10-7mです。
電子に成るはずの電磁気1個の長さと陽子に成るはずの電磁気1個の長さが異なるのは、インフレ―ションが無いと考える為です。
背景放射の電磁気の温度が等しく、一様に2.73Kである事は、インフレ―ションが有ったためです。
インフレ―ションで、電子に成るはずの電磁気1個のエネルギーと陽子のラブに成るはずの電磁気1個のエネルギーが等しくなったためです。
電子に成るはずの電磁気1個のエネルギーと陽子のラブに成るはずの電磁気1個のエネルギーが等しくなるためには、インフレ―ションが無ければならなかった。
電子に成るはずの電磁気1個のエネルギーと陽子のラブに成るはずの電磁気1個のエネルギーが等しくなるためには、インフレ―ションが有る事が必要です。
それで、宇宙のどの方向からやってくる背景放射が電磁気の温度が等しい背景放射である事は、宇宙の初期にインフレ―ションが有った事を証明する。
○表2の場合、
ビッグバンで放出した電磁気のエネルギーは走った距離分だけ減少する。
それで、電磁気のエネルギーは、走った距離×見かけ上に換算する定数=走った距離×105Km=150×108×9.46×1012Km×105Km=1.419×1028、分の1に成ります。
見かけ上に換算する定数=105Kmとして計算した。
この見かけ上に換算する定数をいくらにしても、電子に成るはずの電磁気1個の長さは、陽子に成るはずの電磁気1個の長さの1836倍です。
この見かけ上に換算する定数をいくらにしても、電子に成るはずの電磁気1個のエネルギーは、陽子に成るはずの電磁気1個のエネルギーの1836分の1です
電子に成るはずの電磁気1個のエネルギーと陽子のラブに成るはずの電磁気1個のエネルギーが等しくなるためには、インフレ―ションが無ければならなかった。
電子に成るはずの電磁気1個のエネルギーと陽子のラブに成るはずの電磁気1個のエネルギーが等しくなるためには、インフレ―ションが有る事が必要です。
それで、宇宙のどの方向からやってくる背景放射が電磁気の温度が等しい背景放射である事は、宇宙の初期にインフレ―ションが有った事を証明する。
2. 1個の電磁気がビッグバンの点からインフレ―ションを経て、走り続け、現代、背景放射に成る事から、宇宙における、電磁気1個が走る距離とそのエネルギーの式を求める。
インフレーション後の電磁気1個のエネルギー=3.769×10−23J
1個の電磁気が走った距離=146億光年=146×108×9.46×1012Km=1.381×1023Km
従来の軌道エネルギー=表面の原子数×表面の1原子でできる電気の光子1個のエネルギー×見かけ上に換算する定数÷走った距離
従来の見かけ上に換算する定数=105Km
しかし、今回は、宇宙の電磁気1個のエネルギーがどのように成るかが課題です。
宇宙の電磁気1個のエネルギー=出発する電磁気1個のエネルギー×見かけ上に換算する定数÷走った距離=3.769×10−23J×105Km÷(1.381×1023Km)=3.769×10−18JKm ÷(1.381×1023Km)=2.729×10-41J
この電磁気1個の軌道は、
1.233×10-41Jm÷ (2.729×10-41J)=0.452m、です。
しかし、背景放射の波長は2×10-3mです。
背景放射の波長は2×10-3mですから、軌道は10-3mです。
この電磁気のエネルギーは、1.233×10-41Jm÷10-3m=1.233×10-38J、です。
見かけ上に換算する定数はいくらか。
宇宙の電磁気1個のエネルギー=出発する電磁気1個のエネルギー×見かけ上に換算する定数÷走った距離=3.769×10−23J×見かけ上に換算する定数÷(1.381×1026m)=1.233×10-38J
見かけ上に換算する定数=1.233×10-38J×1.381×1026m÷(3.769×10−23J)=4.518×1010m=4.518×107Km
よって、宇宙の電磁気1個のエネルギー=出発する電磁気1個のエネルギー×見かけ上に換算する定数÷走った距離=3.769×10−23J×4.518×107Km÷走った距離=1.703×10-15JKm÷走った距離
宇宙の電磁気1個のエネルギーの式の見かけ上に換算する定数は、4.518×107Kmです。
インフレーション後の電磁気1個のエネルギーは、3.769×10−23Jです。
それで、インフレーション後の電磁気1個が146億光年走った後のエネルギーは、
宇宙の電磁気1個のエネルギー=出発する電磁気1個のエネルギー×見かけ上に換算する定数÷走った距離=3.769×10−23J×4.518×107Km÷(1.381×1023Km)=1.233×10-38J、です。
この電磁気1個の軌道は、1.233×10-41Jm÷(1.233×10-38J)=10-3m、です。
これが、背景放射です。
この事をまとめて表に示す。
宇宙における電磁気1個が走る距離とそのエネルギーの式
表3
3. はたして、ブラックホールの中は中性子であるか。
2016年10月14日に提出した、特願2016-203148 「時間と空間と軌道エネルギーと密度と引力」の「請求項6」で次のように記した。(2.ブラックホールの陽子1個の質量エネルギーはいくらか。
ブラックホールのAは7.378×105です。
陽子のラブの軌道は、8.665×10-24Jm÷(1.503×10-10J)=5.765×10-14m、です。
ブラックホールの陽子のラブの軌道は、5.765×10-14m÷(7.378×105)=7.814×10-20m、です。
ブラックホールの陽子のラブの粒子の質量は、粒子の質量=9.628×10-41Jm÷軌道=9.628×10-41Jm÷(7.814×10-20m)=1.232×10-21Kg、です。
ブラックホールの陽子のラブ1個の質量は1.232×10-21Kgです。
これは、ブラックホールの1個の陽子のラブの質量=陽子のラブの質量×ブラックホールのA=1.672×10-27Kg×7.378×105=1.234×10-21Kg、と同じ値です。
3.ブラックホールの陽子1個が1秒間に作る磁気の光子のエネルギーはいくらか。
陽子1個が1秒間に作る磁気の光子のエネルギー=2.323×10-32Jm÷公転軌道=2.323×10-32Jm÷(7.814×10-20m)=1.815×10-11Jこれは間違いです。
この値は電子のラブが太陽の中心で作るエネルギーの値に近いです。それで、ブラックホールは陽子ではない。
もしかしたら、ブラックホールは中性子達が収縮したものかもしれません。
4.ブラックホールは中性子達が収縮したものであるのか。
この事から、私は、ブラックホールは中性子達が収縮したものであると考えた。
しかし、ブラックホールの陽子のラブ1個が1秒間に作る磁気の光子のエネルギー=2.323×10-32Jm÷公転軌道=2.323×10-32Jm÷(7.814×10-20m)=2.973×10-13J、であるけれども、ブラックホールの陽子のラブが作る電気の光子1個のエネルギーは、ブラックホールの中性子が作る電気の光子1個のエネルギーとほぼ等しい事に気づいた。
・ブラックホールの陽子のラブが作る電気の光子1個のエネルギーはいくらか。
陽子のラブ1個が1秒間に作る磁気の光子のエネルギーは2.973×10-13Jですから、陽子のラブ1個が1秒間に作る電気の光子のエネルギーも2.973×10-13Jです。
陽子のラブの1秒間の公転数は、4.34×104×7.96×107=3.455×1012回です。
それで、ブラックホールの陽子のラブが作る電気の光子1個のエネルギーは、陽子のラブ1個が1秒間に作る電気の光子のエネルギー÷陽子のラブの1秒間の公転数=2.973×10-13J ÷(3.455×1012回)=8.605×10-26J
ブラックホールの陽子のラブが作る電気の光子1個のエネルギーは8.605×10-26Jです。
・ブラックホールの軌道エネルギーはどのようであるか。
ブラックホールが作る軌道エネルギー=ブラックホールから出発する光子1個のエネルギー×ブラックホールの表面の原子数×見かけ上に換算する定数÷距離=8.605×10-26J ×5.438×1038×102n/3 個×105Km÷距離=4.679×1018×102n/3 JKm÷距離
・従来の式の何倍のエネルギーに成るか。
8.605×10-26J÷10-25J=8.605×10-1、倍のエネルギーに成る。
○それで、今度から、ブラックホールは陽子のラブ達が収縮した物であると考える。
4. ブラックホールは陽子のラブ達が収縮したものである。
ブラックホールのAは7.378×105です。
陽子のラブのエネルギー=938.272×1.60217×10-19J×106=1.5032×10-10J
ブラックホールの陽子のラブのエネルギー=1.503×10-10J×7.378×105=1.109×10-4J
a.空間
陽子のラブの公転軌道=8.665×10-24Jm÷(1.503×10-10J)=5.765×10-14m
ブラックホールの陽子のラブの公転軌道=5.765×10-14m÷(7.378×105)=7.814×10-20m
ブラックホールの空間は地表の何倍か。
ブラックホールの陽子のラブの公転軌道÷地表の陽子のラブの公転軌道=7.814×10-20m÷(5.764×10-14m)=1.356×10-6(倍)
時間=秒速
地表の陽子のラブの秒速=3.14×5.764×10-14m×4.34×104×7.96×107= 6.254×10-1m
ブラックホールの陽子のラブの秒速=3.14×7.814×10-20m×4.34×104×7.96×107=8.476×10-7m
ブラックホールの時間は地表の何倍か。
ブラックホールの陽子のラブの秒速÷地表の陽子ラブの秒速=1.555×10-3m÷(1.147×103m)=1.356×10-6(倍)
b.質量エネルギー
地表の陽子のラブの質量=938.272×106×1.7827×10-36Kg=1.673×10-27Kg
ブラックホールの陽子のラブの質量=1.673×10-27Kg
地表の陽子のラブの質量エネルギー=1.673×10-27Kg×c2=1.673×10-27Kg×9×1016=1.506×10-10J
ブラックホールの陽子のラブの質量エネルギー=9.628×10-41Jm÷(7.814×10-20m)×c2=1.232×10-21J×9×1016=1.109×10-4J
ブラックホールの陽子ラブの質量エネルギー÷地表の陽子のラブの質量エネルギー=1.109×10-4J÷(1.506×10-10J)=7.364×105(倍)
c.密度
地表の陽子のラブの密度=陽子のラブの質量÷陽子のラブの公転軌道3=1.673×10-27Kg÷(5.765×10-14m)3=1.673×10-27Kg÷(1.916×10-40m3)=8.732×1012
ブラックホールの陽子のラブの密度=ブラックホールの陽子のラブの質量÷ブラックホールの陽子のラブの公転軌道3=1.673×10-27Kg÷(7.814×10-20m)3=1.673×10-27Kg÷(4.771×10-58m3)=3.507×1030
ブラックホールの陽子のラブの密度の比=ブラックホールの陽子のラブの密度÷地表の陽子のラブの密度=3.507×1030÷ (8.732×1012)=4.016×1017
d. 陽子のラブが1秒間に作る磁気の光子のエネルギー
地表の陽子が1秒間に作る磁気の光子のエネルギー=7.815×10-26Jm÷公転軌道=7.815×10-26Jm÷(5.765×10-14m)=1.356×10-12J
ブラックホールの陽子のラブが1秒間に作る磁気の光子のエネルギー=7.815×10-26Jm÷公転軌道=7.815×10-26Jm÷(7.814×10-20m)=1.000×10-6J
ブラックホールの陽子のラブが1秒間に作る磁気の光子のエネルギーは地表の陽子のラブが1秒間に作る磁気の光子のエネルギーの何倍か。
ブラックホールの陽子のラブが1秒間に作る磁気の光子のエネルギー÷地表の陽子のラブが1秒間に作る磁気の光子のエネルギー=1.000×10-6J÷(1.356×10-12J)=7.375×105(倍)
e. 陽子のラブが1公転で作る電気の光子のエネルギーと磁気の光子のエネルギー
陽子のラブが1公転で作る電気の光子のエネルギーと磁気の光子のエネルギー=6.724×10-45Jm÷公転軌道=6.724×10-45Jm÷(5.765×10-14m)=1.166×10-31Jブラックホールの陽子のラブが1公転で作る電気の光子のエネルギーと磁気の光子のエネルギー=6.724×10-45Jm÷公転軌道=6.724×10-45Jm÷(7.814×10-20m)=8.605×10-26J
ブラックホールの陽子のラブが1公転で作る電気の光子のエネルギーと磁気の光子のエネルギーは、陽子のラブが1公転で作る電気の光子のエネルギーと磁気の光子のエネルギーの何倍か。
8.605×10-26J÷(1.166×10-31J)=7.380×105倍
まとめて表に示す。
ブラックホールの空間と時間と質量エネルギーと密度と1秒間に作る磁気の光子のエネルギーと引力。地表との比較。
表4
5. ブラックホールの物と物の間の引力は地表の物と物の間の引力の何倍か。
地表の陽子のラブと陽子のラブの間の引力=地表の陽子のラブが1秒間に作る磁気の光子のエネルギー2÷地表の陽子のラブの公転軌道2=(1.356×10-12J)2÷(5.765×10-14m)2=1.839×10-24J÷(3.324×10-27)m2=5.532×102J/m2
ブラックホールの陽子のラブとブラックホールの陽子のラブの間の引力=ブラックホールの陽子のラブが1秒間に作る磁気の光子のエネルギー2÷ブラックホールの陽子のラブの公転軌道2=(1.000×10-6J)2÷(7.814×10-20m)2=1.000×10-12J÷(6.106×10-39)m2=1.662×1026J/m2
ブラックホールの陽子のラブと地表の陽子のラブの間の引力の比=ブラックホールの陽子のラブと陽子のラブの間の引力÷地表の陽子のラブと陽子のラブの間の引力=1.662×1026÷(5.532×102)=3.004×1023(倍)
・地表の引力は電子のラブが作るので、地表の電子のラブと電子のラブの間の引力で比較する。
地表の電子のラブと電子のラブの間の引力=地表の電子のラブが1秒間に作る磁気の光子のエネルギー2÷地表の電子のラブの公転軌道2={7.815×10-26Jm÷(1.058×10-10m)}2÷(1.058×10-10m)2= (7.387×10-16J)2÷(1.058×10-10m)2=5.457×10-31÷(1.119×10-20)=4.877×10-11J/m2
ブラックホールの陽子のラブと陽子のラブの間の引力は、地表の電子のラブと電子のラブの間の引力の何倍か。
ブラックホールの陽子のラブと陽子のラブの間の引力÷地表の電子のラブと電子のラブの間の引力=1.662×1026÷(4.877×10-11)=3.408×1036(倍)
ブラックホールの物と物の間の引力は地表の物と物の間の引力の3.408×1036倍です。
この引力が光子をも吸引する。
(3×108)4=6.561×1035<3.408×1036
6. どうして、ブラックホールは光子をも引き付けられるのか。ブラックホールは光子を引き付ける原理。
軌道エネルギー=速度2
軌道エネルギー=引力2
光の軌道エネルギー=光の速度2=(3×108)2=9×1016Jm
ブラックホールの物と物の間の引力は地表の物と物の間の引力の3.408×1036倍です。
地表の物と物の間の引力を1とすると、ブラックホールの物と物の間の引力は3.408×1036です。
物と物の間の引力は、A4です。
それで、物と物の間の引力が3.408×1036であるブラックホールのAは、A4 =3.408×1036
A=(3.408×1036)1/4=1.359×109
引力は中央に引く力です。
加速度である軌道エネルギーは回転する力です。
それで、引力が加速度より大きいと、引く力の方のエネルギーが大きいので、引き込まれる。
光子の軌道エネルギーは速度2=9×1016Jm
ブラックホールの引力2は、物と物の間の引力1/2=(3.408×1036)1/2=1.846×1018Jm
よって、ブラックホールの引力の方が光子の軌道エネルギーより大きい。
それで、ブラックホールに光子は引き込まれる。
次のようにも考えられる。
光子の軌道エネルギー=速度2=引力2=9×1016Jm
ブラックホールの軌道エネルギー=速度2=引力2=物と物の間の引力1/2=(3.408×1036)1/2=1.846×1018Jm
この式により、次の事が理解できる。
1.光子の軌道エネルギーはブラックホールの軌道エネルギーより小さいので吸い込まれる。
2.光子の速度はブラックホールの速度より小さいので吸い込まれる。
3.光子の引力はブラックホールの引力より小さいので吸い込まれる。
7. ブラックホールのどの軌道で、光子は吸い込まれるか。
光子の軌道エネルギーは9×1016Jmです。ブラックホールの軌道エネルギーは1.846×1018Jmです。
それで、光子の軌道エネルギーとブラックホールの軌道エネルギー=速度2=引力2が等しくなる軌道をx mとする。
9×1016Jm=1.846×1018Jm÷x m
x m=1.846×1018Jm÷(9×1016Jm)=20.511m
ブラックホールの20.511mの軌道で、光子はブラックホールに吸い込まれる。
まとめて表に示す。
光子の軌道エネルギーとブラックホールの軌道エネルギー
表5
8. 中性子星の質量が10m太陽質量だとすると、中性子星が1秒間に作る磁気の光子の軌道エネルギーと中性子星が1秒間に放出する電気の光子のエネルギーはいくらか。
2016年10月14日に提出した、特願2016-203148 「時間と空間と軌道エネルギーと密度と引力」の「請求項11」に於いて次のように記した。
(中性子星の質量が10m太陽質量だとすると、1秒間に放出する磁気の光子は、太陽の原子数×10m×2.667×10-7Jです。このエネルギーが引力に成り、重力波になる。
中性子星の質量が10m太陽質量だとすると、1秒間に放出する電気の光子は、太陽の原子数×10m×2.667×10-7Jです。このエネルギーが中性子星のジェットと中性子星のパルサーに成る。
即ち、中性子星の引力のエネルギーとジェットのエネルギーは等しい。
中性子星のパルサーはエネルギーが弱い中性子星から噴出する電気の光子です)
しかし、中性子星が1秒間に作る軌道エネルギー=中性子星の中性子が1秒間に作る電磁気のエネルギー×中性子星の表面の原子数×105Km÷距離、ですから、
中性子星が1秒間に作る磁気の光子の軌道エネルギー=中性子星の中性子が1秒間に作る磁気の光子のエネルギー×中性子星の表面の原子数×105Km÷距離=2.667×10-7J×5.438×1038×102m/3個×105Km÷距離=1.450×1037×102m/3JKm÷距離、です。中性子星の質量が10m太陽質量だとすると、1秒間に放出する磁気の光子の軌道エネルギーは、1.450×1037×102m/3JKm÷距離、です。
中性子星が1秒間に放出する電気の光子のエネルギー=中性子星の表面から1秒間に放出する電気の光子のエネルギー=中性子星の中性子が1秒間に作る電気の光子のエネルギー×中性子星の表面の原子数=2.667×10-7J×5.438×1038×102m/3個=1.450×1032×102m/3J
9. ブラックホールの質量が10n太陽質量だとすると、ブラックホールが1秒間に作る磁気の光子の軌道エネルギーとブラックホールが1秒間に放出する電気の光子のエネルギーはいくらか。
ブラックホールが1秒間に作る磁気の光子の軌道エネルギー=ブラックホールの陽子が1秒間に作る磁気の光子のエネルギー×ブラックホールの表面の原子数×105Km÷距離、ですから、
ブラックホールが1秒間に作る磁気の光子の軌道エネルギー=ブラックホールの陽子が1秒間に作る磁気の光子のエネルギー×ブラックホールの表面の原子数×105Km÷距離=1.000×10-6J×5.438×1038×102n/3個×105Km÷距離=5.438×1037×102n/3JKm÷距離
ブラックホールが1秒間に放出する電気の光子のエネルギー=ブラックホールの表面から1秒間に放出する電気の光子エネルギー=ブラックホールの陽子のラブが1秒間に作る電気の光子のエネルギー×ブラックホールの表面の原子数=1.000×10-6J×5.438×1038×102n/3個=5.438×1032×102n/3J
10. ブラックホールの質量が10n太陽質量だとすると、ブラックホールの陽子のラブから1公転で放出する磁気の光子と電気の光子のエネルギーはいくらか。従来のブラックホールが作る軌道エネルギーとの比較。
ブラックホールから1公転で放出する磁気の光子の軌道エネルギー=ブラックホールの陽子のラブ1個から1公転で放出する磁気の光子のエネルギー×ブラックホールの表面の原子数×105Km÷距離=8.605×10-26J×5.438×1038×102n/3×105Km÷距離=4.679×1018×102n/3JKm÷距離
従来のブラックホールの軌道エネルギーと比較する。
従来のブラックホールの軌道エネルギー=ブラックホールの表面から出発する電磁気1個のエネルギー×ブラックホールの表面の原子数×105Km÷距離=10-25J×5.438×1038×102n/3×105Km÷距離=5.438×1018×102n/3JKm÷距離
従来のブラックホールの軌道エネルギーは、今回求めたブラックホールの軌道エネルギーの何倍か。
10-25J÷(8.605×10-26J)=1.162、倍の軌道エネルギーです。
この事をまとめて表に示す。
1秒間に放出する磁気の光子と電気の光子のエネルギー
表6
1公転で放出する磁気の光子と電気の光子のエネルギー
表7
この事から理解できる事。
従来、10n太陽質量のブラックホールでできる軌道エネルギーは、10-25J×5.438×1038×102n/3×105Km÷距離、であると考えてきた。
今回、10n太陽質量のブラックホールでできる軌道エネルギーは、8.605×10-26J×5.438×1038×102n/3×105Km÷距離、であると考えた。
これには、大差がないので、従来の式を使う。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は光子がブラックホールに吸い込まれる原理を図示する。
光子の軌道エネルギー=速度2=引力2=9×1016
ブラックホールの軌道エネルギー=速度2=引力2=物と物の間の引力1/2=(3.408×1036)1/2=1.846×1018
この式により、次の事が理解できる。
1.光子の軌道エネルギーはブラックホールの軌道エネルギーより小さいので吸い込まれる。
2.光子の速度はブラックホールの速度より小さいので吸い込まれる。
3.光子の引力はブラックホールの引力より小さいので吸い込まれる。
【図2】図2はブラックホールのどの軌道で、光子は吸い込まれるか、を図示する。
光子の軌道エネルギーは9×1016Jmです。ブラックホールの軌道エネルギーは1.846×1018Jmです。
それで、ブラックホールの軌道エネルギー=速度2=引力2が、光速の軌道エネルギー=速度2=引力2と等しくなる軌道をx mとする。
9×1016Jm=1.846×1018Jm÷x m
x m=1.846×1018Jm÷(9×1016Jm)=20.511m
ブラックホールの20.511mの軌道で、光子はブラックホールに吸い込まれる。
【符号の説明】
1 ブラックホール
2 ブラックホールの軌道エネルギー=速度2=引力2=物と物の間の引力1/2=(3.408×1036)1/2=1.846×1018
3 光子
4 光子の軌道エネルギー=速度2=引力2=9×1016
5 ブラックホールの軌道エネルギー=速度2=引力2が、光速の軌道エネルギー=速度2=引力2と等しくなる軌道をx mとする。
6 9×1016Jm=1.846×1018Jm÷x m
x m=1.846×1018Jm÷(9×1016Jm)=20.511m
7 ブラックホールの20.511mの軌道で、光子はブラックホールに吸い込まれる。
図面
【図1】
【図2】
【先行技術文献】
【特許文献】
【特許文献1】特願2015-244677
【特許文献1】特願2016-203148
【特許文献1】特願2016-219755