「宇宙の形1」 (この考えは、2013年2月15日に提出した、特願2013−027190に記した)
1. 銀河系やアンドロメダ銀河はおとめ座銀河団で、このおとめ座銀河団の近くに存在する直径2×108光年のボイドを含めて、おとめ座銀河団の泡構造、と名付けます。
この中心にはM87銀河があり、1.3×1010太陽質量のブラックホールがあるといいます。私はこのブラックホールの質量を6.194×1010太陽質量と計算しました。
2. ボイドの直径は平均5×107光年から108光年です。ボイドの直径とそのボイドの中心の巨大ブラックホールが存在する軌道の関係はどのようであるか。
ボイドの中心のブラックホールを巨大ブラックホールとし、クエーサーや銀河の中心のブラックホールと区別する。
泡構造の直径は、宇宙が拡大するとその拡大に応じて拡大する。
それで、泡構造の直径が大きいものほど外側の軌道に存在する。
私はボイドの直径=泡構造の直径と考えました。それで、2×108光年の泡構造が最も外側の軌道に存在するとします。
直径2×108光年の泡構造の中心の巨大ブラックホールは、宇宙の外側の軌道、半径5.669×109光年の軌道に存在する。これを約5×109光年の軌道とする。
直径108光年の泡構造の中心の巨大ブラックホールは、半径2.5×109光年の軌道に存在する。
直径5×107光年の泡構造の中心の巨大ブラックホールは、半径1.25×109光年の軌道に存在する。
3. 10−15m時代、クエーサーの泡構造の直径はいくらで、その中心の巨大ブラックホールが存在する軌道はいくらか。
10−14m時代、ボイド(泡構造)の直径は平均5×107光年から108光年です。
それで、10−15m時代、空間は1/10ですから、クエーサーの泡構造の直径は平均5×106光年から107光年です。
直径2×107光年のクエーサーの泡構造の中心の巨大ブラックホールは、半径5×108光年の軌道に存在する。
直径107光年のクエーサーの泡構造の中心の巨大ブラックホールは、半径2.5×108光年の軌道に存在する。
直径5×106光年のクエーサーの泡構造の中心の巨大ブラックホールは、半径1.25×108光年の軌道に存在する。
4. 10―15m時代、クエーサーの泡構造になったものは、10―16m時代何であったか。
10―15m時代、クエーサーの泡構造になったものは、10―16m時代、ブラックホールの泡構造でした。
その中心のブラックホールは巨大ブラックホールでした。
5. 10―16m時代、ブラックホールの泡構造の直径はいくらで、その中心の巨大ブラックホールが存在する軌道はいくらか。
直径2×106光年のブラックホールの泡構造の中心の巨大ブラックホールは、半径5×107光年の軌道に存在する。
直径106光年のブラックホールの泡構造の中心の巨大ブラックホールは、半径2.5×107光年の軌道に存在する。
直径5×105光年のブラックホールの泡構造の中心の巨大ブラックホールは、半径1.25×107光年の軌道に存在する。
この事を表に示す。
表1
時代 |
泡構造の直径 |
中心の巨大ブラックホールが存在する軌道半径 |
10−16m時代 |
直径5×105光年のブラックホールの泡構造 |
1.25×107光年 |
|
直径106光年のブラックホールの泡構造 |
2.5×107光年 |
|
直径2×106光年のブラックホールの泡構造 |
5×107光年 |
10−15m時代 |
直径5×106光年のクエーサーの泡構造 |
1.25×108光年 |
|
直径107光年のクエーサーの泡構造 |
2.5×108光年 |
|
直径2×107光年のクエーサーの泡構造 |
5×108光年 |
10−14m時代 |
直径5×107光年の泡構造 |
1.25×109光年 |
|
直径108光年の泡構造 |
2.5×109光年 |
|
直径2×108光年の泡構造 |
5×109光年 |
6. 宇宙の中心のブラックホールが作る軌道で光速になる軌道は半径何光年か。ここまでインフレーションで拡大すると考える。
宇宙の軌道エネルギー=4.827×1027JKm÷半径
半径=4.827×1027JKm÷速度2=4.827×1027JKm÷(3×105Km)2=4.827×1027JKm÷(9×1010)J=5.363×1016Km
5.363×1016Km÷(9.46×1012Km)=5.669×103光年
宇宙の中心のブラックホールが作る軌道で光速になる軌道は半径5.669×103光年です。ここまでインフレーションで拡大すると考える。
7. インフレーション後の時代と軌道はどのようであるか。
インフレーション後の軌道半径は約5×103光年です。
10−16m時代の軌道半径は5×107光年までです。
そうしますと、10−17m時代の軌道半径は5×106光年までです。
10−18m時代の軌道半径は5×105光年までです。
10−19m時代の軌道半径は5×104光年までです。
10−20m時代の軌道半径は5×103光年までです。
これはインフレーションの最後の軌道半径です。
このことをまとめ表に示す。
表2
時代 |
|
軌道半径 |
10−20m時代 |
インフレーションの最後の軌道半径=光速の軌道 |
5×103光年まで |
10−19m時代 |
|
5×104光年まで |
10−18m時代 |
|
5×105光年まで |
10−17m時代 |
“超ブラックホールの素子”の時代。超重い質量の“超ブラックホール体”ができる。泡構造の中心に成るブラックホールができる。 |
5×106光年まで |
10−16m時代 |
“ブラックホールの素子”の時代。ブラックホールができる。銀河の中心に成るブラックホールができる。 |
5×107光年まで |
但し、“超ブラックホールの素子”と“超ブラックホール体”と“ブラックホールの素子”については、2007年8月25日に提出した、特願2007−246139に記した。
“超ブラックホールの素子”は、宇宙が熱平衡状態のときできた、公転軌道が4×10−17mの電子のラブです。公転軌道が2×10−20mの陽子のラブです。
“超ブラックホールの素子”が集まって、“超ブラックホール体”ができました。
“ブラックホールの素子”は10―16mの場で、自転し公転する電子のラブと陽子のラブです。(この事は2007年6月15日に提出した、特願2007−183718に記した)
8. 中心のブラックホールが移動せず、同じところに存在し続けている場合、宇宙の形はどのようであるか。それはどのように観察されるか。
宇宙の形は中心のブラックホールを中心とする球形です。
この宇宙の中に、表2と表1の軌道が存在する。いわば、軌道は宇宙のたどってきた足跡を示している。
表3
時代 |
軌道半径 |
|
10−20m時代 |
5×103光年まで |
インフレーションの最後の軌道半径=光速の軌道 |
10−19m時代 |
5×104光年まで |
|
10−18m時代 |
5×105光年まで |
|
10−17m時代 |
5×106光年まで |
“超ブラックホールの素子”の時代。超重い質量の“超ブラックホール体”ができる。泡構造の中心に成る巨大ブラックホールができる。 |
10−16m時代 |
5×107光年まで |
“ブラックホールの素子”の時代。ブラックホールができる。銀河の中心に成るブラックホールができる |
時代 |
中心のブラックホールが存在する軌道半径 |
泡構造の直径 |
10−16m時代 |
1.25×107光年 |
直径5×105光年のブラックホールの泡構造 |
|
2.5×107光年 |
直径106光年のブラックホールの泡構造 |
|
5×107光年 |
直径2×106光年のブラックホールの泡構造 |
10−15m時代 |
1.25×108光年 |
直径5×106光年のクエーサーの泡構造 |
|
2.5×108光年 |
直径107光年のクエーサーの泡構造 |
|
5×108光年 |
直径2×107光年のクエーサーの泡構造 |
10−14m時代 |
1.25×109光年 |
直径5×107光年の泡構造 |
|
2.5×109光年 |
直径108光年の泡構造 |
|
5×109光年 |
直径2×108光年の泡構造 |
これを図に示す。図は宇宙の軌道を示す。宇宙の断面図です。
9. 中心のブラックホールがある方向へ向けて移動している場合、宇宙の形はどのようであるか。それはどのように観察されるか。
中心のブラックホールがある方向へ向けて移動した距離が5×109光年以上の場合、ビッグバンの点やインフレーションで拡大した宇宙は、半径5×109光年の軌道の外に現れる。
中心のブラックホールがある方向へ向けて移動した距離が5×109光年以内の場合、ビッグバンの点やインフレーションで拡大した宇宙は、半径5×109光年の軌道のうちに隠れている。その場合、全体の宇宙の形は、半径5×109光年の球体です。
10. ビッグバンから10−15m時代までの、10億年間に、5×109光年移動したとすると、秒速何Kmで移動したか。
秒速xKmで移動したとする。
秒速×時間(秒)=移動した距離
xKm/秒×109×365×24×60×60秒=5×109×9.46×1012Km
xKm=5×109×9.46×1012Km÷(109×365×24×60×60)=1.499×106Km
ビッグバンから10−15m時代までに、10億年間に、5×109光年移動したとすると、秒速1.499×106Kmの速度で移動した。
宇宙は秒速1.499×106Kmで移動できない。
よって、中心のブラックホールがある方向へ向けて移動した距離が5×109光年以内であるから、ビッグバンの点やインフレーションで拡大した宇宙は、半径5×109光年の軌道のうちに隠れている。それで、全体の宇宙の形は、半径5×109光年の球体です。
11. 宇宙の形はどのようであるか。宇宙の形は中央に2.631×1013太陽質量のブラックホールが存在する球形です。
秒速=半径÷137億年の時間(秒)
秒速=5.669×109×9.46×1012Km÷(137×108×365×24×60×60)=1.241×105Km
10−14m時代宇宙の半径は5.669×109光年です。これは秒速1.241×105Kmで膨張した。約光速で膨張した。
12. 宇宙の形はどのようであるか。宇宙の形は中央に2.631×1013太陽質量のブラックホールが存在する球形です。
「140億光年の全てが見えてくる宇宙の事典」著者 沼澤茂美・脇屋奈々代.発行所 株式会社ナツメ社。の40ページに、約30億光年彼方までの銀河の分布図が扇形に書かれています。
これは、宇宙が半径3×109光年以上の球形であるから。このような観察ができる証拠です。
(このような宇宙の大規模構造は「宇宙の泡構造」と呼ばれ、少なくとも50億光年彼方まで続いていることが観測されています)と書かれています。
このことは、宇宙の形は半径5×109光年である証拠です。
中心に“ブラックホールの素子”の軌道や“超ブラックホールの素子”の軌道があるので観察できません。
13. 宇宙が一定方向に走る場合、宇宙を平面断面図として表現する場合、現代から過去を観察すると、過去の軌道は小さい軌道として観察される。
時間を横軸とし、空間を縦軸にするとどのように表されるか。
時間の比は、10−14m時代:10−15m時代:10―16m時代:10−17m時代:10−18m時代:10−19m時代:10−20m時代=1010年:109年:108年:107年:106年:105年:104年
それで、時間の横軸の1010年を10cmとしますと、10 cm:1 cm:1mm:10−1 mm:10−2 mm:10−3 mm:10−4 mm、です。
空間の比は、10−14m時代:10−15m時代:10―16m時代:10−17m時代:10−18m時代:10−19m時代:10−20m時代=1010光年:109光年:108光年:107光年:106光年:105光年:104光年、です。
それで、空間の縦軸の1010年を10 cmとしますと、10 cm:1cm:1mm:10−1 mm:10−2 mm:10−3 mm:10−4 mm、です。
宇宙の軌道半径が5.669×109光年の軌道速度は3×102Kmで、10−14m時代、3.821×10−4回転した。
それで、球体の宇宙は扁平になっていない。球体です。
よって、どちらから見ても、10−14m時代の宇宙の形は球体です。
それで、10−15m時代の宇宙の形も球体です。
これを図に示す。
10−17m時代の宇宙、10−18m時代の宇宙、10−19m時代の宇宙、10−20m時代の宇宙をまとめて示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、宇宙の形は球形である場合。宇宙の軌道には過去の宇宙の足跡が記されていることを示す図です。
中心の点はビッグバンの痕にできたブラックホールです、質量は2.627×1013太陽質量です。
10−20m時代の軌道は、5×103光年の軌道で、インフレーションが終わった軌道です。
10−17m時代の軌道は、5×106光年の軌道で、“超ブラックホールの素子”の時代。超重い質量の“超ブラックホール体”ができる。泡構造の中心に成るブラックホールができる軌道です。
10−16m時代の軌道は、5×107光年の軌道で、“ブラックホールの素子”の時代。ブラックホールができる。銀河の中心に成るブラックホールができる軌道です。
10−15m時代の軌道は、1.25×108光年の軌道で、直径5×106光年のクエーサーの泡構造が存在する軌道です。
10−15m時代の軌道は、2.5×108光年の軌道で、直径107光年のクエーサーの泡構造が存在する軌道です。
10−15m時代の軌道は、5×108光年の軌道で、直径2×107光年のクエーサーの泡構造が存在する軌道です。
10−14m時代の軌道は、1.25×109光年の軌道で、直径5×107光年の泡構造が存在する軌道です。
10−14m時代の軌道は、2.5×109光年の軌道で、直径108光年の泡構造が存在する軌道です。
10−14m時代の軌道は、5×109光年の軌道で、直径2×108光年の泡構造が存在する軌道です。
【図2】図2は、宇宙が一定方向に走る場合、時間を横軸とし、空間を縦軸にすると宇宙はどのような形であるかを示す。
時間の比は、10−14m時代:10−15m時代:10―16m時代;10−17m時代:10−18m時代:10−19m時代:10−20m時代=1010年:109年:108年:107年:106年:105年:104年
それで、時間の横軸の1010年を10cmとしますと、10cm:1 cm:1mm:10−1 mm:10−2 mm:10−3 mm:10−4 mm、です。
空間の比は、10−14m時代:10−15m時代:10―16m時代:10−17m時代:10−18m時代:10−19m時代:10−20m時代=1010光年:109光年:108光年:107光年:106光年:105光年:104光年、です。
それで、空間の縦軸の1010年を10 cmとしますと、10 cm:1cm:1mm:10−1 mm:10−2 mm:10−3 mm、10−4 mm、です。
宇宙の軌道半径が5.669×109光年の軌道速度は3×102Kmで、10−14m時代、3.821×10−4回転した。
それで、球体の宇宙は扁平になっていない。球体です。
よって、どちらから見ても、10−14m時代の宇宙の形は球体です。
10−18mの宇宙と10−19m時代の宇宙と10−20m時代の宇宙を1つの宇宙にまとめて示す。
【符号の説明】
1 中心の点はビッグバンの痕にできたブラックホール
2 10−20m時代の軌道は、5×103光年の軌道で、インフレーションが終わった軌道
3 10−17m時代の軌道は、5×106光年の軌道で、泡構造の中心に成るブラックホールができる軌道
4 泡構造の中心に成るブラックホール
5 10−16m時代の軌道は、5×107光年の軌道で、銀河の中心に成るブラックホールができる軌道
6 銀河の中心に成るブラックホール
7 10−15m時代の軌道は、1.25×108光年の軌道で、直径5×106光年のクエーサーの泡構造が存在する軌道
8 直径5×106光年のクエーサーの泡構造
9 10−15m時代の軌道は、2.5×108光年の軌道で、直径107光年のクエーサーの泡構造が存在する軌道
10 直径107光年のクエーサーの泡構造
11 10−15m時代の軌道は、5×108光年の軌道で、直径2×107光年のクエーサーの泡構造が存在する軌道
12 直径2×107光年のクエーサーの泡構造
13 10−14m時代の軌道は、1.25×109光年の軌道で、直径5×107光年の泡構造が存在する軌道
14 直径5×107光年の泡構造
15 10−14m時代の軌道は、2.5×109光年の軌道で、直径108光年の泡構造が存在する軌道
16 直径108光年の泡構造
17 10−14m時代の軌道は、5×109光年の軌道で、直径2×108光年の泡構造が存在する軌道
18 直径2×108光年の泡構造
19 宇宙の直径は約1010光年
20 時間を横軸
21 空間を縦軸
22 時間の比は、10−14m時代:10−15m時代:10―16m時代;10−17m時代:10−18m時代:10−19m時代:10−20m時代=1010年:109年:108年:107年:106年:105年:104年
それで、時間の横軸の1010年を10 cmとしますと、10 cm:1 cm:1mm:10−1 mm:10−2 mm:10−3 mm:10−4 mm、です。
23 空間の比は、10−14m時代:10−15m時代:10―16m時代:10−17m時代:10−18m時代:10−19m時代:10−20m時代=1010光年:109光年:108光年:107光年:106光年:105光年:104光年、です。それで、空間の縦軸の1010年を10 cmとしますと、10 cm:1cm:1mm:10−1 mm:10−2 mm:10−3 mm、10−4 mm、です。
24 宇宙の軌道半径が5.669×109光年の軌道速度は3×102Kmで、10−14m時代、3.821×10−4回転した。それで、球体の宇宙は扁平になっていない。球体です。
25 どちらから見ても、10−14m時代の宇宙の形は球体です。
26 10−15m時代の宇宙
27 10―16m時代の宇宙
28 10−17m時代の宇宙、10−18m時代の宇宙、10−19m時代の宇宙、10−20m時代の宇宙をまとめて示す。
図面
【図1】
【図2】
【先行技術文献】
【特許文献1】特願2007−183718
【特許文献2】特願2007−246139
【特許文献3】特願2011−130790
【特許文献4】特願2013−023929