20119月の日本天文学会での講演 a
タイトル「宇宙の軌道エネルギー」

 

 軌道エネルギーは、出発する電気の光子1個のエネルギー×中心となる物の表面の原子数×105Km÷距離です。105Kmは見かけ上に換算する定数です。太陽が作る軌道エネルギーは、αJ÷(惑星の軌道)=速度2αJ=2.666×1011J。よって、惑星の太陽からの距離と速度の関係式は、2.665×1011(距離×2)=1.325×1011÷距離=速度2 です。太陽が作る軌道エネルギー=太陽を出発する電気の光子1個のエネルギー×太陽の表面の原子数×105Km÷距離=1031J×1.325×1037×105Km÷距離=1.325×1011JKm÷距離=速度2。惑星の表面の原子数が7.602×1033個の場合。惑星の軌道のエネルギー=輻射熱から計算した1原子が1公転で作る電気の光子のエネルギー×惑星の表面の原子数=1.233×1041Jm÷1.058×1010輻射量1/2)×7.602×1033個=8.859×102×輻射量1/2。太陽が作る惑星の軌道エネルギー=惑星の軌道のエネルギー=1.325×1011JKm÷距離=8.859×102×輻射量1/2。輻射量1/21.325×1011JKm÷距離÷(8.859×102) 1.496×108JKm÷距離。この式が成立すると、太陽が作る惑星の軌道エネルギーは惑星の軌道のエネルギーに等しい事が理解できる。

銀河系の軌道エネルギーについて。ブラックホールから出発する電気の光子1個のエネルギーは、1025Jです。ブラックホールの質量を10n太陽質量とする。ブラックホールの原子数は、10×6×1026×1.989×1030Kg1.193×10n+57個です。ブラックホールの表面に存在する原子数は、4π×6.58×1018×10/3個)25.438×1038×102/3個、です。銀河系の軌道エネルギー=ブラックホールから出発する電気の光子1個のエネルギー×中心に存在するブラックホールの表面の原子数×105Km÷距離=1025×5.438×1038×102/3×105Km÷距離=5.438×10182/3JKm÷距離=速度2=引力。この事を表により説明する。

説明
「宇宙の軌道エネルギー」
1. 軌道エネルギーとは何か
軌道エネルギーとは、中心となる物の表面から出発する電磁気(電気の光子と磁気の光子)が作る軌道のエネルギーです
軌道エネルギー=中心となる物の表面の原子数×表面の原子から出発する電磁気1個のエネルギー×見かけ上に換算する定数÷距離。
軌道エネルギーの電気の光子は速度2になり、磁気の光子は引力になります。
軌道エネルギーは、αJKm÷(中心からの距離×)=電気の光子のエネルギー=速度2=磁気の光子のエネルギー=引力、の式で示されます。
〔図1〕軌道エネルギー=中心となる物の表面の原子数×表面から出発する電磁気1個のエネルギー×見かけ上に換算する定数÷距離。

2. 太陽が作る軌道エネルギーについて

中心からの距離と速度でαを求めます。
太陽に近い惑星ほど高速です。この事は、惑星に届く太陽のエネルギーが大きいほど高速になっていることを示す。

αJ・Km÷(惑星の軌道)=速度2

αJ・Km÷(距離×2)=速度2

水星。αJ・Km÷0.579×108Km×2)=47.362

α2.597×1011

金星。αJ・Km÷1.082×108Km×2)=35.022

α2.654×1011

地球。αJ・Km÷1.496×108Km×2)=29.782

α2.653×1011

火星。αJ・Km÷2.279×108Km×2)=24.082

α2.643×1011

木星。αJ・Km÷7.783×108Km×2)=13.062

α2.655×1011

土星。αJ・Km÷14.294×108Km×2)=9.652

α2.662×1011

天王星。αJ・Km÷28.750×108Km×2)=6.812

α2.667×1011

海王星。αJ・Km÷45.044×108Km×2)=5.442

α2.666×1011

よって、α2.65×1011です。
α
J・Km÷(距離×2)=2.65×1011J・Km÷(距離×2)=1.325×1011J・Km÷距離=速度2
3. 惑星の軌道エネルギーについて
惑星の表面の1原子でできる電気の光子1個のエネルギーはどのような式で求められるか。

太陽より受ける輻射量の値は、太陽からの距離2の比です。地球の値を1としています。

それで、太陽より受ける輻射量=太陽と惑星の距離2÷(1÷太陽と地球の距離2)=太陽と地球の距離2÷太陽と惑星の距離2、です。

惑星の1原子でできる電気の光子1個のエネルギー=電気の光子の軌道エネルギー÷(地上の電子のラブの軌道÷A)1.233×1041Jm÷(1.058×1010÷輻射量1/2)= 1.233×1041Jm÷(1.058×1010輻射量1/21.165×1031輻射量1/21.165×1031J×(太陽と地球の距離2÷太陽と惑星の距離2)1/2=1.165×1031太陽と地球の距離÷太陽と惑星の距離=1.165×1031J×1.496×108Km÷太陽と惑星の距離=1.743×1023JKm÷太陽と惑星の距離

惑星の表面の1原子でできる電気の光子1個のエネルギー=1.743×1023JKm÷太陽と惑星の距離
〔図3〕惑星の軌道エネルギー=惑星の表面の原子数×惑星の表面の1原子でできる電気の光子1個のエネルギー=惑星の表面の原子数×1.743×1023JKm÷太陽と惑星の距離

4. 太陽から惑星に届く軌道エネルギー(引力)と、惑星の軌道エネルギー(引力)が等しい場合の条件は何か
太陽から惑星に届く軌道エネルギー=1.325×1011JKm÷太陽と惑星の距離
惑星の軌道エネルギー=惑星の表面の原子数×1.743×1023JKm÷太陽と惑星の距離
太陽から惑星に届く軌道エネルギー=惑星の軌道エネルギー

1.325×1011JKm÷太陽と惑星の距離=惑星の表面の原子数×1.743×1023JKm÷太陽と惑星の距離

1.325×1011JKm=惑星の表面の原子数×1.743×1023JKm

惑星の表面の原子数=1.325×1011JKm÷(1.743×1023JKm)7.602×1033()

よって、太陽から惑星に届く軌道エネルギーと惑星の軌道エネルギーが等しい場合の条件は、惑星の表面の原子数が7.602×1033個であることです。
〔図4〕惑星の表面の原子数が7.6×1033個であると、太陽から惑星に届く軌道エネルギー(引力)と惑星の軌道エネルギー(引力)が等しい。

はたして、惑星の表面の原子数は7.6×1033個であるか。その可能性を追求する。
・惑星の密度から惑星の表面の原子数を求めた結果を示す。

惑星名

密度

電子のラブの平均公転軌道

半径の原子数

表面の原子数

体積の原子数

水星

5.43

6.734×1011m

3.623×1016

1.699×1034

1.991×1050

金星

5.24

6.817×1011m

8.878×1016

9.900×1034

2.930×1051

地球

5.52

6.698×1011m

9.522×1016

1.138×1035

3.584×1051

火星

5.52

7.502×1011m

4.527×1016

2.574×1034

3.884×1051

木星

1.33

1.076×1010m

6.642×101

5.541×1036

1.227×1054

土星

0.69

1.340×1010m

4.496×101

2.539×1036

1.141×1054

天王星

1.27

1.093×1010m

2.338×101

6.909×1035

5.351×1052

海王星

1.17

1.124×1010m

2.204×101

6.101×1035

4.482×1052

 

・密度から求めた惑星の表面の原子数は7.6×1033個の何倍か。
惑星の表面の原子数÷(7.6×1033)

惑星名

表面の原子数

「請求項11」で求めた値

表面の状態

表面の原子数÷(7.6×1033)

 

水星

1.699×1034

岩石

2.236

金星

9.900×1034

岩石

1.303×10

地球

1.138×1035

岩石や土や海

1.497×10

火星

2.574×1034

岩石

3.387

木星

5.541×1036

水素ガス

7.29×102

土星

2.539×1036

水素ガス

3.341×102

天王星

6.909×1035

水の氷

9.091×10

海王星

6.101×1035

水の氷

8.028×10

 

この表から理解できる事
惑星の表面の状態から、惑星の表面の原子数は全て、7.6×1033個であると推察できる。
7.6×1033個は密度から求めた惑星の表面の原子数の何倍か。地球を1とする。
7.6×1033
÷惑星の表面の原子数

惑星名

表面の原子数、密度から求めた値(特願2008268538の「請求項11」に記した値)

7.602×1033÷惑星の表面の原子数

地球を1とする

表面の状態

水星

1.699×1034

4.473×101

6.7

岩石

金星

9.900×1034

7.679×102

1.15

岩石

地球

1.138×1035

6.680×102

1

岩石や土や海

火星

2.574×1034

2.953×101

4.4

岩石

木星

5.541×1036

1.372×103

0.02

水素ガス

土星

2.539×1036

2.993×103

0.045

水素ガス

天王星

6.909×1035

1.100×102

0.165

水の氷

海王星

6.101×1035

1.246×102

0.19

水の氷

 

この表から理解できる事

惑星の表面の状態から、惑星の表面の原子数は全て、7.6×1033個であると推察できる。
しかし、この値は、地表の輻射熱を1として得られた値です。
実際、惑星の表面の原子数はその何倍かになっている。

これらの事によって理解できる事。

1. 惑星は、表面の原子数が同数になるようにできた。

2. 太陽が作る軌道エネルギーと同じ軌道エネルギーを持つ惑星ができた。

3. 惑星は惑星が存在する軌道エネルギーにより作られた。

4. 軌道エネルギー=速度2ですから、惑星は速度2によりできた。

5. 惑星は、速度2になるようにできた。

6. 小惑星は、惑星ができた時には、もうすでに、出来上がっていたので、そのままです。

 

惑星の表面の原子数が7.602×1033個の場合。
惑星の軌道のエネルギー=輻射熱から計算した1原子が1公転で作る電気の光子のエネルギー×惑星の表面の原子数=1.233×10-41Jm÷(1.058×10-10÷輻射量1/2)×7.602×1033個=8.859×102×輻射量1/2
太陽が作る惑星の軌道エネルギー=惑星の軌道エネルギー=1.325×1011JKm÷距離
輻射量1/2=1.325×1011 JKm÷距離÷(8.859×102)1.496×108JKm÷距離。
この値を計算し、表に記す。

この事から、惑星の軌道のエネルギー=速度2=太陽が作る惑星の軌道エネルギー、である事を確かめる。
輻射量1/21.496×108JKm÷距離、の式により求めた輻射量はデーターの値と等しい事を確かめる。

この事を表に示す。

 

温度=太陽より受ける輻射量

輻射量1/2

惑星の軌道エネルギー=8.859×102×輻射量1/2
(
惑星の表面の原子数を7.602×1033個とする、)

公転速度

Km/s

公転速度2=軌道エネルギー

 

太陽が作る軌道エネルギー=1.325×1011JKm÷距離=軌道エネルギー

輻射量1/2=1.496×108JKm÷距離

水星

6.67

2.583

2.288×103J

47.36

2.243×103

2.288×103J

2.584

金星

1.91

1.382

1.224×103J

35.02

1.226×103

1.224×103J

1.383

地球

1

1

8.859×102J

29.78

8.868×102

8.857×102J

1

火星

0.43

0.656

5.809×102J

24.08

1.968×103J

5.814×102J

0.656

木星

0.037

0.1924

1.704×102J

13.06

1.706×102

1.702×102J

0.192

土星

0.011

0.1049

9.291×10J

9.65

9.312×10

9.270×10J

0.105

天王星

0.0027

0.05196

4.603×10J

6.81

4.638×10J

4.609×10J

0.052

海王星

0.0011

0.03317

2.938×10J

5.44

2.959×10J

2.942×10J

0.033


5. 銀河系の軌道エネルギーについて
銀河の中心のブラックホールの質量が太陽質量の10倍の場合の軌道エネルギーの一般式を求める。
ブラックホールが作る軌道エネルギーは、ブラックホールの表面から出発する電磁気1個のエネルギー×ブラックホールの表面の原子数×105Km÷距離、です。

ブラックホールの表面から出発する電磁気1個のエネルギーはいくらか。
ブラックホールの電子のラブの公転軌道は、1016mですから、光子の軌道も1016mです。

電気の光子1個のエネルギーは、1041Jm÷1016m=1025Jです。
ブラックホールの表面から出発する電磁気1個のエネルギーは1025Jです。

銀河の中心のブラックホールの表面の原子数を求める。

・ブラックホールの半径に何個の原子が存在するか。

ブラックホールの原子数は、                        

10×6×1026×1.989×1030Kg1.193×10n+57個です。

半径にx個の原子が存在するとする。

4π÷3×31.193×10n+57

31.193×3÷π×10n+57

3285×10n+54

x=(285×10n+54個)1/3=6.58×1018×10/3

ブラックホールの半径に、6.58×1018×10/3個の原子が存在する。

ブラックホールの表面に存在する原子数はいくらか。

4π×6.58×1018×10/3個)25.438×1038×102/3

ブラックホールの表面に存在する原子数は、5.438×1038×102/3個です。
ブラックホールが作る軌道エネルギーの式は、星の軌道エネルギーの式です。

星の軌道エネルギーの式は、5.438×10182/3JKm÷距離=速度2です。

星が存在する軌道の速度(星の速度)はいくらか。

速度2=軌道のエネルギー=5.438×10182/3JKm÷距離

速度=(5.471×10182/3JKm÷距離)1/2
〔図5〕ブラックホールの質量が太陽質量の10倍の場合の軌道エネルギー=ブラックホールの表面から出発する電磁気1個のエネルギー×ブラックホールの表面の原子数×105Km÷距離=1025×5.438×1038×102/3×105Km÷距離=5.438×10182/3JKm÷距離