宇宙の生成とU1.27とブラックホールから噴出するクエーサーのジェット
(この考えは、2020年2月4日に提出した、特願2020−616768.に記した。)
1. はたして、1011太陽質量のブラックホールは107太陽質量のブラックホールを作り、1010太陽質量のブラックホールは106太陽質量のブラックホールを作り、109太陽質量のブラックホールは105太陽質量のブラックホールを作るのであろうか。大きい質量のブラックホールが作るブラックホールの質量について。
私は、2016年11月10日に提出した、特願2016−219755、「宇宙の形と背景放射」に於いて、各々の時代のブラックホールが作った軌道半径の速度と引力について次のように記した。
表1
1010太陽質量が作る150憶年の軌道速度が誤りであるのでこれを訂正する。
1010太陽質量が作る150憶年の軌道速度は1.553×102Kmです。
1010太陽質量が作る150憶年の軌道の引力は1.553×102Nmです。
この表より理解できること。
1.泡宇宙の中心のブラックホールが作る速度と銀河の中心のブラックホールが作る速度は等しいはずである。
2.泡宇宙の中心の1010太陽質量のブラックホールが作る速度と銀河の中心の107太陽質量のブラックホールが作る速度は等しい。
2. 108太陽質量のブラックホールについて計算する。
108太陽質量のブラックホールから噴出するジェットが届く距離=6.477×1011×108/3Km=6.477×1013×102/3Km=6.477×1013×4.641Km=3.006×1014Km
これは、3.006×1014Km÷(9.46×1012Km)=3.178×10光年です。
108太陽質量のブラックホールが作る軌道エネルギーは、軌道エネルギー=5.438×1018+2×8/3JKm÷軌道半径=5.438×1018+5×101/3 JKm÷軌道半径=5.438×1023×2.154 JKm÷軌道半径=1.171×1024
JKm÷軌道半径、です。
ジェットが届く距離の軌道エネルギーは、1.171×1024
JKm÷軌道半径=1.171×1024
JKm÷(3.006×1014Km)=3.896×109J、です。
速度は、(3.896×109J)1/2=6.242×104
Km、です。
それで、各々の時代のブラックホールが作った軌道半径の速度と引力は次のようになる。
各々の時代のブラックホールが作った軌道半径の速度と引力
表2
理解できたこと
1.同じ年齢の宇宙で、1011太陽質量のブラックホールが作った泡宇宙の軌道の速度と108太陽質量のブラックホールが作った銀河の軌道の速度は等しい。
2.同じ年齢の宇宙で、1010太陽質量のブラックホールが作った泡宇宙の軌道の速度と107太陽質量のブラックホールが作った銀河の軌道の速度は等しい。
3.同じ年齢の宇宙で、109太陽質量のブラックホールが作った泡宇宙の軌道の速度と106太陽質量のブラックホールが作った銀河の軌道の速度は等しい。
4.よって、大きい10n太陽質量のブラックホールが小さい10n-3太陽質量のブラックホールを作った。
3. U1.27はどのようであるか。 U1.27は、特願2016−219755、「宇宙の形と背景放射」の図面の中央部分である。はたして、どの部分までの宇宙であるか。
・観測によるU1.27の最大径は40.4×108光年であるから、軌道半径を20憶光年として考える。
特願2016−219755、「宇宙の形と背景放射」の図面から、U1.27 の大クエーサーの部分を予想する。
図1は宇宙の形成を示す。宇宙の中心のブラックホールを中心に回転する宇宙の形の平面図。
○105光年の時代。10-16m時代は“ブラックホールの素子”の時代。
ビッグバンがおきた点に宇宙の中心のブラックホール(1)ができた。ブラックホールの質量は2.631×1013太陽質量です。このブラックホールが宇宙の中心の回転軸に成ります。
宇宙の中心のブラックホールからジェットが噴出し、半径2×105光年の軌道(2)に大きな質量のブラックホール(3)を作りました。例えば、1011太陽質量のブラックホール(4)や1010太陽質量のブラックホール(5)や109太陽質量のブラックホール(6)です。1011太陽質量のブラックホール(4)や1010太陽質量のブラックホール(5)や109太陽質量のブラックホール(6)を拡大して画いた。このブラックホールは後の時代に泡状銀河団の中心軸に成ります。
○2×105光年の時代。“ブラックホールの素子”の時代。2×10-16m時代。
1011太陽質量のブラックホールからジェットが噴出し、半径3.178×104光年の軌道(7)にたくさんの質量のブラックホールを作った。例えば、108太陽質量のブラックホール(8)を作った。このブラックホールは後の時代に銀河の中心軸に成ります。
この108太陽質量のブラックホールがジェットを噴出し、半径3.178×10光年の軌道(9)の中のダークマターを活性化し、たくさんの太陽質量の数倍のブラックホール(10)を作った。この太陽質量の数倍のブラックホールが後の時代に第1世代の恒星に成った。
○2×109光年の時代はクエーサーの時代で、2×10-12m時代です。
太陽質量の数倍のブラックホールはクエーサー(11)に成った。
108太陽質量のブラックホールがジェットを噴出し、作った半径3.179×10光年の軌道は半径3.179×105光年の軌道に成る。この中のたくさんの太陽質量の数倍のブラックホールはクエーサーに成ったので、全体としてはたくさんのクエーサーができた。
1011太陽質量のブラックホールがジェットを噴出し、作った半径3.178×103光年の軌道は半径3.178×107光年の軌道に成る。この軌道のたくさんの108〜106太陽質量のブラックホールはクエーサー団(12)に成った。
・宇宙の中心のブラックホールがジェットを噴出し、作った半径2×105光年の軌道は半径2×109光年の軌道に成る。この軌道のたくさんの1011〜109太陽質量のブラックホールはたくさんの泡状クエーサー団に成った。
ここまでがU1.27の大クエーサー団です。
但し、U1.27の半径を約20憶光年として考えた。
実際はこれより小さいです。
○8×109光年の時代は銀河の時代で8×10-12m時代です。
たくさんのクエーサーはたくさんの恒星に成り、銀河(13)に成った。
たくさんのクエーサー団はたくさんの銀河に成った。
たくさんの泡状クエーサー団はたくさんの泡状銀河団(14)に成った。
4. U1.27の歴史はどのようであるか。
U1.27は、次の時代を経過して、約2×109光年の軌道になった。
表3
5. U1.27が現代までたどってきた様子はどのようであるか。
U1.27は129億年の間軌道を拡大し、大クエーサー団から大銀河団になり、次第に現代の宇宙の状態になってきた。
その状態を年代ごとに示すと次の表のようになる。
但し、現在は142憶光年の軌道ですから、150憶光年は未来の軌道になります。
表4
6. クエーサーのブラックホールから噴出したジェットはどのようであるか。
2018年6月28日特許出願した、特願2018−122663.「ブラックホールとビッグバン」に次のように記した。
○109太陽質量のブラックホールの場合。
109太陽質量のブラックホールで、A=3×108 以上の場の陽子のラブのエネルギーと陽子のラブの公転軌道と自転軌道と陽子のラブが1秒間に作る磁気の光子のエネルギー(=電気の光子のエネルギー)
表5
○1010太陽質量のブラックホールの場合。
1010太陽質量のブラックホールで、A=3×108 以上の場の陽子のラブのエネルギーと陽子のラブの公転軌道と自転軌道と陽子のラブが1秒間に作る磁気の光子のエネルギー(=電気の光子のエネルギー)
表6
○1011太陽質量のブラックホールの場合。
1011太陽質量のブラックホールで、A=3×108 以上の場の陽子のラブのエネルギーと陽子のラブの公転軌道と自転軌道と陽子のラブが1秒間に作る磁気の光子のエネルギー(=電気の光子のエネルギー)
表7
〇2018年6月28日に提出した、特願2018−122663.「ブラックホールとビッグバン」には、108太陽質量のブラックホールと107太陽質量のブラックホールと106太陽質量のブラックホールと2.631×1013太陽のブラックホールについては「ブラックホールの中のA=3×108以上の場の陽子のラブのエネルギーと陽子のラブの公転軌道と陽子のラブの自転軌道と陽子のラブが1秒間に作る磁気の光子のエネルギー(=電気の光子のエネルギー)」を記さなかったので、そのことについて、計算し、表を示す。
ブラックホールは陽子のラブだけですから、陽子のラブについて計算する。
ブラックホールの中の電磁気が引き込まれる軌道より小さい軌道の、Aと陽子のラブのエネルギーと陽子のラブの公転軌道と自転軌道と陽子のラブが1秒間に作る磁気の光子のエネルギー(=電気の光子のエネルギー)はいくらか。
次の式により計算する。
ブラックホールの中に電磁気が引き込まれる軌道エネルギー=ブラックホールの軌道エネルギー=(3×108)2J
陽子のラブのエネルギー=1.503×10-10J×A
陽子のラブの公転軌道=5.765×10-14m÷A
陽子のラブの自転軌道=4.171×10-18m÷A
1秒間に作る磁気の光子のエネルギー(=電気の光子のエネルギー)=2.318×10-32Jm÷公転軌道
〇宇宙の中心の2.631×1013太陽質量のブラックホールの場合
宇宙の中心の2.631×1013太陽質量のブラックホールで、A=3×108以上の場の陽子のラブのエネルギーと陽子のラブの公転軌道と陽子のラブの自転軌道と陽子のラブが1秒間に作る磁気の光子のエネルギー(=電気の光子のエネルギー)
表8
宇宙の中心の2.631×1013太陽質量のブラックホールの陽子のラブは、1秒間に1.206Jの電気の光子を作る。
〇108太陽質量のブラックホールの場合
108太陽質量のブラックホールが作る軌道エネルギーは、軌道エネルギー=5.438×1018+2×8/3JKm÷軌道半径=5.438×1018+5.333JKm÷軌道半径=5.438×1023×2.153 JKm÷軌道半径=1.171×1024
JKm÷軌道半径、です。
ブラックホールの中に電磁気が引き込まれる軌道エネルギー=ブラックホールの軌道エネルギー=1.171×1024
JKm÷軌道半径=(3×108)2J
軌道半径=1.171×1024 JKm÷(3×108)2J=1.171×1024 JKm÷(9×1016J)=1.301×107Km
陽子のラブのエネルギー=1.503×10-10J×A=1.503×10-10J×3×108=4.509×10−2J
陽子のラブの公転軌道=5.765×10-14m÷A=5.765×10-14m÷(3×108)=1.922×10−22m
陽子のラブの自転軌道=4.171×10-18m÷A=4.171×10-18m÷(3×108)=1.390×10−26m
1秒間に作る磁気の光子のエネルギー(=電気の光子のエネルギー)=2.318×10-32Jm÷公転軌道=2.318×10-32Jm÷(1.922×10−22m)=1.206×10−10J
108太陽質量のブラックホールで、A=3×108以上の場の陽子のラブのエネルギーと陽子のラブの公転軌道と陽子のラブの自転軌道と陽子のラブが1秒間に作る磁気の光子のエネルギー(=電気の光子のエネルギー)
表9
〇107太陽質量のブラックホール場合
107太陽質量のブラックホールが作る軌道エネルギーは、軌道エネルギー=5.438×1018+2×7/3JKm÷軌道半径=5.438×1018+4.666JKm÷軌道半径=5.438×1022×100.666JKm÷軌道半径=5.438×1022×4.634÷軌道半径=2.520×1023
JKm÷軌道半径、です。
ブラックホールの中に電磁気が引き込まれる軌道エネルギー=ブラックホールの軌道エネルギー=2.520×1023
JKm÷軌道半径=(3×108)2J
軌道半径=2.520×1023 JKm÷(3×108)2J=2.800×106Km
107太陽質量のブラックホールで、A=3×108以上の場の陽子のラブのエネルギーと陽子のラブの公転軌道と陽子のラブの自転軌道と陽子のラブが1秒間に作る磁気の光子のエネルギー(=電気の光子のエネルギー)
表10
〇106太陽質量のブラックホール場合
106太陽質量のブラックホールが作る軌道エネルギーは、軌道エネルギー=5.438×1018+2×6/3JKm÷軌道半径=5.438×1018+4.JKm÷軌道半径=5.438×1022JKm÷軌道半径、です。
ブラックホールの中に電磁気が引き込まれる軌道エネルギー=ブラックホールの軌道エネルギー=5.438×1022JKm÷軌道半径=(3×108)2J
軌道半径=5.438×1022JKm÷(3×108)2J=6.0421×105Km
106太陽質量のブラックホールで、A=3×108以上の場の陽子のラブのエネルギーと陽子のラブの公転軌道と陽子のラブの自転軌道と陽子のラブが1秒間に作る磁気の光子のエネルギー(=電気の光子のエネルギー)
表11
ブラックホールの中央の軌道を10Km以下とする場合。
まとめて表に示す。
ブラックホールの中央の軌道の状態は次のようです。
表12
7. 各々の太陽質量のブラックホールの中央から1秒間に何Jの電磁気が噴射するか。
1太陽質量のブラックホールには1.188×1057個の陽子のラブが存在する。
2.各々のブラックホールの中央から、1秒間にどれだけのジェットが噴出するか。
各々のブラックホールの中央から1秒間に噴出する陽子のラブが作る電磁気のエネルギー=ブラックホールの陽子のラブの数×1個の陽子のラブが1秒間に作る電磁気のエネルギー
各々のブラックホールから1秒間に噴出する陽子のラブが作る電磁気のエネルギー
表13
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は2016年11月10日に提出した、特願2016−219755、「宇宙の形と背景放射」に記した宇宙の形成を示す。U1.27 は129憶光年の距離に存在する、最大径が40憶光年の大クエーサー団です。この中には宇宙の生成が記されている。半径約20憶光年の中央部の図です。その大クエーサーのブラックホールから噴出するジェットのエネルギーは1秒間にいくらであるかを計算した。
【図2】図2は2×105光年の拡大図です。
1011太陽質量のブラックホールからジェットが噴出し、半径3.178×104光年の軌道(7)にたくさんの質量のブラックホールを作った。例えば、108太陽質量のブラックホール(8)を作った。このブラックホールは後の時代に銀河の中心軸に成ります。
この108太陽質量のブラックホールがジェットを噴出し、半径1.475×10光年の軌道(9)の中のダークマターを活性化し、たくさんの太陽質量の数倍のブラックホール(10)を作った。この太陽質量の数倍のブラックホールが後の時代に第1世代の恒星に成った。
【符号の説明】
1 宇宙の中心のブラックホール
2 半径2×105光年の軌道
3 大きな質量のブラックホール
4 1011太陽質量のブラックホール
5 1010太陽質量のブラックホール
6 109太陽質量のブラックホール
7 半径3.178×104光年の軌道
8 108太陽質量のブラックホール
9 半径1.475×10光年の軌道
10 太陽質量の数倍のブラックホール
11 クエーサー
12 泡状クエーサー団
13 銀河
14 泡状銀河団
15 2×10-16m時代の軌道=2×105光年時代の軌道
16 2×10-15m時代の軌道=2×106光年時代の軌道
17 2×10-14m時代の軌道=2×107光年時代の軌道
18 2×10-13m時代の軌道=2×108光年時代の軌道
19 2×10-12m時代の軌道=2×109光年時代の軌道
ここまでがU1.27 です。(軌道の大きさを大きく描いている)
20 8×109光年時代の軌道
21 1.5×1010光年時代の軌道
図面
【図1】
【図2】
「宇宙の生成の時、大きい質量のブラックホールからジェットが噴出し、小さい質量のブラックホールを作る時、どれだけの電磁気が必要であり、その電磁気は何秒でできるか。」
(この考えは、2020年2月12日に提出した、特願2020−021341.に記した。)
1. 宇宙の初期はどのようであったか。
ビッグバンの起きた点の半径は2.984×10−9mです。(2018年6月28日に提出した特願2018−122663.「ブラックホールとビッグバン」の「請求項7」)そこから4.554×1084個(特願2009−218192)の素粒子たちが放出した。その場はー273℃であったので、素粒子たちはダークマターになった。しかし、ビッグバンの中心の陽子のラブたちはブラックホールになった。これが宇宙の中心のブラックホールです。宇宙の中心のブラックホールの半径は2.721×108mです。(2018年6月28日に提出した特願2018−122663.「ブラックホールとビッグバン」の「請求項8」)放出した素粒子たちの中で、ダークマターにならなかったものは中心にいた陽子のラブで、宇宙の中心のブラックホールになったものです。宇宙の中心のブラックホールの質量は、2.631×1013太陽質量です。そのほかの素粒子たちはダークマターになっています。初めの素粒子たちの様子はこのようです。
それで、ダークマターの素粒子:ブラックホールの素粒子=4.554×1084個:2.613×1013×1.188×1057個=4.554×1084個:3.104×1070≒1014:1、です。
∵1太陽質量の素粒子の数=1太陽質量÷原子量=1.988×1030Kg÷(電子の質量+陽子の質量)=1.988×1030Kg÷(9.109×10−31Kg+1.6726×10−27Kg)=1.988×1030Kg÷(1.6735×10−27Kg)=1.188×1057個
1太陽質量の陽子の数=1太陽質量÷陽子の質量=1.988×1030Kg÷陽子の質量=1.988×1030Kg÷(1.673×10−27Kg)=1.988×1057個
2. 現代、ダークマターと原子の割合は、5:95であると考えられています。どのようにして原子は増え続けたか。
宇宙の中心のブラックホールからジェットが噴出し、大きいブラックホールを作った。大きいブラックホールは小さいブラックホールを作った。ジェットのエネルギーがダークマターを原子にした。ブラックホールから出るジェットはダークマターをその場の原子にし、星を作った。ダークマターはジェットのエネルギーによって原子に成った。
又、星や銀河のエネルギーにより原子に成った。
3. 宇宙の中心の2.631×1013太陽質量のブラックホールはどのようになっているか。
宇宙の中心の2.631×1013太陽質量のブラックホールのA=3×108以上の場の様子を示す。(2020年2月4日提出の特願2020−016768の表8より)
表1
宇宙の中心の2.631×1013太陽質量のブラックホールの陽子のラブは、1秒間に1.206Jの電気の光子を作る。
4. 2×10−16m 時代、1個の陽子のダークマターを活性化し、この時代の陽子のラブにするために必要とする電磁気のエネルギーはいくらか。
この事について、特願2019−226915の「請求項5」で記した。この事については、「背景技術」に記した。しかし、これは間違っている。
今回は次のように考える。
1個の陽子のダークマターを活性化し、この時代の陽子のラブにするために必要とする電磁気のエネルギーはいくらか。
大きい質量のブラックホールがこの時代のダークマターを活性化し、この時代の陽子のラブのエネルギーにするためには、陽子のラブにこの時代の陽子のラブのエネルギーを与えなければならない。この時代が2×10−16mであるならば、これは電子のラブの公転軌道が2×10−16mであるから、陽子のラブの公転軌道は、2×10−16m÷1836=1.089×10−19mです。この陽子のラブのエネルギーは、8.665×10−24Jm÷(1.089×10−19m)=7.957×10−5J、です。陽子のラブに7.957×10−5Jのエネルギーを与えたら、陽子のラブは、2×10−16m時代の陽子のラブになることができます。
それで、別にダークマターの温度を上げ、活性化するためのエネルギーは必要ない。
答えは、1個の陽子のダークマターを活性化し、2×10−16m時代の陽子のラブにするために必要とする電磁気のエネルギーは7.957×10−5Jです。
5. 2×105光年時代、“ブラックホールの素子の時代”、2×10−16m時代、宇宙の中心の2.631×1013太陽質量のブラックホールからジェットが噴出し、大きい質量のブラックホールを作った。例えば、1011太陽質量のブラックホールや1010太陽質量のブラックホールや109太陽質量のブラックホールを作った。この時、何秒でできたか。
・1011太陽質量のブラックホールを作るとき、何秒でできたか。
・1011太陽質量の陽子のラブの数は、1.188×1057個×1011=1.188×1068個です。
1個のダークマターの陽子のラブをこの時代の陽子のラブにするために必要な電磁気のエネルギーは、7.957×10−5Jですから、1011太陽質量の陽子のラブをこの時代の陽子のラブのエネルギー(=ブラックホールのエネルギー)にするために必要な電磁気のエネルギーは、7.957×10−5J×1.188×1068個=9.453×1063J、です。
・宇宙の中心の2.631×1013太陽質量のブラックホールの陽子のラブは、1秒間に1.206Jの電気の光子を作る。
・2.631×1013太陽質量のブラックホールから、1秒間に、1.206J×2.631×1013太陽質量の陽子のラブ数の電磁気が噴出しますから、1秒間に放出する電磁気のエネルギーはいくらか。
1秒間に放出する電磁気のエネルギー=1.206J×2.631×1013×1.188×1057個=3.770×1070J、です。
・1011太陽質量の陽子のラブをその場の陽子のラブのエネルギー(=ブラックホールのエネルギー)にするには、何秒かかるか。
9.453×1063J÷1秒間に放出する電磁気のエネルギー=9.453×1063J÷ (3.770×1070J)=2.507×10−7秒かかる。
よって、2×10−16m時代、宇宙の中心の2.631×1013太陽質量のブラックホールからジェットが噴出し、1011太陽質量の陽子のラブをこの時代の陽子のラブにするために2.507×10−7秒かかる。(これは、噴出するジェットが100%陽子のラブに当たると考える場合です。以下この考えで計算する。)
・1010太陽質量のブラックホールを作るとき、何秒でできたか。
・1010太陽質量の陽子のラブの数は、1.188×1057個×1010=1.188×1067個です。
1個のダークマターの陽子のラブをこの時代の陽子のラブにするために必要な電磁気のエネルギーは、7.957×10−5Jですから、1010太陽質量の陽子のラブをこの時代の陽子のラブにするために必要な電磁気のエネルギーは、7.957×10−5J×1.188×1067個=9.453×1062J、です。
・宇宙の中心の2.631×1013太陽質量のブラックホールの陽子のラブは、1秒間に1.206Jの電気の光子を作る。
・2.631×1013太陽質量のブラックホールから、1秒間に、1.206J×2.631×1013太陽質量の陽子のラブ数の電磁気が噴出しますから、1秒間に放出する電磁気のエネルギーはいくらか。
1秒間に放出する電磁気のエネルギー=1.206J×2.631×1013×1.188×1057個=3.770×1070J、です。
・1010太陽質量の陽子のラブをその場の陽子のラブのエネルギー(=ブラックホールのエネルギー)にするには、何秒かかるか。
9.453×1062J÷1秒間に放出する電磁気のエネルギー=9.453×1062J÷ (3.770×1070J)=2.507×10−8秒かかる。
・109太陽質量のブラックホールを作るとき、何秒でできたか。
・1個のダークマターの陽子のラブをこの時代の陽子のラブにするために必要な電磁気のエネルギーは、7.957×10−5Jですから、109太陽質量の陽子のラブをこの時代の陽子のラブにするために必要な電磁気のエネルギーは、7.957×10−5J×109×1.188×1075個=9.453×1061J、です。
・宇宙の中心の2.631×1013太陽質量のブラックホールの陽子のラブは、1秒間に1.206Jの電気の光子を作る。
・2.631×1013太陽質量のブラックホールから、1秒間に、1.206J×2.631×1013太陽質量の陽子のラブ数の電磁気が噴出しますから、1秒間に放出する電磁気のエネルギーはいくらか。
1秒間に放出する電磁気のエネルギー=1.206J×2.631×1013×1.188×1057個=3.770×1070J、です。
109太陽質量の陽子のラブをその場の陽子のラブのエネルギー(=ブラックホールのエネルギー)にするには、何秒かかるか。
9.453×1061J÷1秒間に放出する電磁気のエネルギー=9.453×1061J÷ (3.770×1070J)=2.507×10−9秒かかる。
この事をまとめて表にする。
表2
6. 2×105光年時代、“ブラックホールの素子の時代”、2×10−16m時代、大きい質量のブラックホールからジェットが噴出し、小さい質量のブラックホールを作った。例えば、1011太陽質量のブラックホールが108太陽質量のブラックホールを作り、1010太陽質量のブラックホールが107太陽質量のブラックホールを作り、109太陽質量のブラックホールが106太陽質量のブラックホールを作った。この時、何秒でできるか。
・1011太陽質量のブラックホールが108太陽質量のブラックホールを作ったとき、何秒でできたか。
・108太陽質量の陽子のラブの数は、1.188×1057個×108=1.188×1065個です。
1個のダークマターの陽子のラブをこの時代の陽子のラブにするために必要な電磁気のエネルギーは、7.957×10−5Jですから、108太陽質量の陽子のラブをこの時代の陽子のラブ(ブラックホール)にするために必要な電磁気のエネルギーは、7.957×10−5J×1.188×1065個=9.453×1060J、です。
・1011太陽質量のブラックホールから、1秒間に作る電磁気のエネルギーは、3.813×10−6Jですから(特願2020−016768の表7)、1秒間に放出する電磁気のエネルギーはいくらか。
1秒間に放出する電磁気のエネルギー=3.813×10−6J ×1011×1.188×1057個=4.530×1062J、です。
・108太陽質量の陽子のラブをその場の陽子のラブのエネルギー(=ブラックホールのエネルギー)にするには、何秒かかるか。
9.453×1060J÷1秒間に放出する電磁気のエネルギー=9.453×1060J÷ (4.530×1062J)=2.087×10−2秒かかる。
・1010太陽質量のブラックホールが107太陽質量のブラックホールを作ったとき、何秒でできたか。
・107太陽質量の陽子のラブの数は、1.188×1057個×107=1.188×1064個です。
1個のダークマターの陽子のラブをこの時代の陽子のラブにするために必要な電磁気のエネルギーは、7.957×10−5Jですから、107太陽質量の陽子のラブをこの時代の陽子のラブにするために必要な電磁気のエネルギーは、7.957×10−5J×1.188×1064個=9.453×1059J、です。
・1010太陽質量のブラックホールから、1秒間に作る電磁気のエネルギーは、1.206×10−6Jですから(特願2020−016768の表6)、1秒間に放出する電磁気のエネルギーはいくらか。
1秒間に放出する電磁気のエネルギー=1.206×10−6J ×1010×1.188×1057個=1.433×1061J、です。
107太陽質量の陽子のラブをその場の陽子のラブのエネルギー(=ブラックホールのエネルギー)にするには、何秒かかるか。
9.453×1059J÷1秒間に放出する電磁気のエネルギー=9.453×1059J÷ (1.433×1061J)=3.161×10−2秒かかる。
・109太陽質量のブラックホールが106太陽質量のブラックホールを作ったとき、何秒でできたか。
106太陽質量の陽子のラブの数は、1.188×1057個×106=1.188×1063個です。
1個のダークマターの陽子のラブをこの時代の陽子のラブにするために必要な電磁気のエネルギーは、7.957×10−5Jですから、106太陽質量の陽子のラブをこの時代の陽子のラブにするために必要な電磁気のエネルギーは、7.957×10−5J×1.188×1063個=9.453×1058J、です。
・109太陽質量のブラックホールから、1秒間に作る電磁気のエネルギーは、3.814×10−7Jですから(特願2020−016768の表5)、1秒間に放出する電磁気のエネルギーはいくらか。
1秒間に放出する電磁気のエネルギー=3.814×10−7J ×109×1.188×1057個=4.531×1059J、です。
106太陽質量の陽子のラブをその場の陽子のラブのエネルギー(=ブラックホールのエネルギー)にするには、何秒かかるか。
9.453×1058J÷1秒間に放出する電磁気のエネルギー=9.453×1058J÷ (4.531×1059J)=2.086×10−1秒かかる。
但し、2×105光年時代は、“ブラックホールの素子の時代”で、電子のラブの公転軌道は2×10−16mの時代です。この時代の素粒子の大きさは、集まるとブラックホールになります。
この事をまとめて表にする。
表3
参照
○1011太陽質量のブラックホールの場合。
1011太陽質量のブラックホールで、A=3×108 以上の場の陽子のラブのエネルギーと陽子のラブの公転軌道と自転軌道と陽子のラブが1秒間に作る磁気の光子のエネルギー(=電気の光子のエネルギー)
表4
○1010太陽質量のブラックホールの場合。
1010太陽質量のブラックホールで、A=3×108 以上の場の陽子のラブのエネルギーと陽子のラブの公転軌道と自転軌道と陽子のラブが1秒間に作る磁気の光子のエネルギー(=電気の光子のエネルギー)
表5
109太陽質量のブラックホールで、A=3×108 以上の場の陽子のラブのエネルギーと陽子のラブの公転軌道と自転軌道と陽子のラブが1秒間に作る磁気の光子のエネルギー(=電気の光子のエネルギー)
表6
7. 10−15m時代、106太陽質量のブラックホールからジェットが噴出したジェットが1太陽質量のブラックホールを作る場合、どれだけの電磁気が必要であり、それは何秒でできたか。
10−15m時代の陽子のラブのエネルギーは、陽子のラブの公転軌道は、電子のラブの公転軌道は、10−15mであるから、10−15m÷1836=5.446×10−19m、です。この時のエネルギーは、8.665×10−24Jm÷(5.446×10−19m)=1.591×10−5Jです。
このエネルギーにするのですから、必要な電磁気のエネルギーは、1.591×10−5J×1.188×1057個=1.890×1052J、です、このエネルギーを106太陽質量のブラックホールのジェットから作る。
106太陽質量のブラックホールのジェットは、1陽子のラブが1秒間に作る電磁気のエネルギーは3.815×10−8Jですから(特願2020−016768の表11)、1秒間に放出する電磁気のエネルギーは、3.815×10−8J×106×1.188×1057個=4.532×1055J、です。それで、何秒でできたか。
必要な電磁気のエネルギー÷1秒間に放出する電磁気のエネルギー=1.890×1052J÷(4.532×1055J)=4.170×10−4秒、です。
これらの計算は、噴出するジェットが100%小さいブラックホールを作るために使用されると考えた場合です。
まとめて表にする。
10−15m時代、106太陽質量のブラックホールからジェットが噴出したジェットが1太陽質量のブラックホールを作る場合
表7
参照
表8
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は宇宙の中心のブラックホールからジェットが噴出し、大きい質量のブラックホールを作ったことを示す。
宇宙の中心の2.631×1013太陽質量のブラックホールの1個の陽子のラブは、1秒間に1.206Jの電気の光子を作る。このエネルギーがその場のダークマターを原子にした。
・1011太陽質量のブラックホールを作るとき、何秒でできたか。
1011太陽質量の陽子のラブの数は、1.188×1057個×1011=1.188×1068個です。
1個のダークマターの陽子のラブをこの時代の陽子のラブにするために必要な電磁気のエネルギーは、7.957×10−5Jですから、1011太陽質量の陽子のラブをこの時代の陽子のラブにするために必要な電磁気のエネルギーは、7.957×10−5J×1.188×1068個=9.453×1063J、です。
・2.631×1013太陽質量のブラックホールから、1秒間に、1.206J×2.631×1013太陽質量の陽子のラブ数の電磁気が噴出しますから、1秒間に放出する電磁気のエネルギーはいくらか。
1秒間に放出する電磁気のエネルギー=1.206J×2.631×1013×1.188×1057個=3.770×1070J、です。
1011太陽質量の陽子のラブをその場の陽子のラブのエネルギー(=ブラックホールのエネルギー)にするには、何秒かかるか。
9.453×1063J÷1秒間に放出する電磁気のエネルギー=9.453×1063J÷ (3.770×1070J)=2.507×10−7秒かかる。
よって、2×10−16m時代、宇宙の中心の2.631×1013太陽質量のブラックホールからジェットが噴出し、1011太陽質量の陽子のラブをこの時代の陽子のラブにするために2.507×10−7秒かかる。
(これは、噴出するジェットが100%特定の陽子のラブに当たると考える場合です。以下この考えで計算する。)
【符号の説明】
1 宇宙の中心の2.631×1013太陽質量のブラックホール
2 ジェット
3 1011太陽質量のブラックホールを作る
図面
【図1】