1999年12月9日(木)
神様!今、公園です。
楽しみを与えてくれた紅葉も終わりを告げようとしています。
今、もみじの前に腰掛けています。
なんて美しいでしょう!
この世のものとは思われません!
この世の外に、わからないくせに、このようなことを申し上げてよろしいのでようか!
でも、どうしてこのように形容するのでしょう。
本当は、この世のもの!が一番!すばらしい!のに。
このしもべはそのように思ってしまいます。
だって、事実はここにある!のですもの。
このモミジが、この世のものである!のですから、この世は一番すばらしい!です。
真っ赤なモミジに黄色や橙やピンクのマーガレットやナデシコの咲く所!これがこの世!なのですから。
このしもべは、神はこの地球を一番美しく装ってくださった!と、申し上げます。
サザンカも咲いています。
美しいもみじ、サザンカ、マーガレット、ナデシコ!
あなた様は、様々なメカをお創りになられたと同じように、様々な花!を創ってくださいました!
紅葉!やモミジ!まで、創ってくださいました。
クロロフィルの中にじっと隠しておかれたカロチノイドやキサントフィルによって!
現れる時!まで、お決めになっておられた!のですね。
モミジはやっと自分の中に持っている真っ赤な情熱を出している!のですね。
緑の中に隠し続けていた情熱を出している!のですね。
カロチノイド!という情熱を!現した!のも、神様!あなた様の技術!です。
どのようにして現したのかしら!
カロチノイドには、500種類も変色する能力がある!のですって。
なんとすばらしい事でしょう。
変色の女王!
カロチノイド!を、あなた様はお創りになられた!のですね。
500種の色に変身!できる!のですから、すばらしい!です。
今、その1つの色!真っ赤色!情熱の色!に合っています。
なんてすばらしい装い!かしら。
女性なら、だれでもこんな美しい色のドレスを着てみたい!と、思うでしょう。
あでやかさ、この上ない色!です。
真っ赤の中に黄色も現れています。
やはり、変色の女王!カロチノイドのなせる技!です。
色とりどりに彩られた紅葉!も女王のなせる技!だった!のですね。
その技術!に、オドロイテイタ!のですね。
あなた様の創られた色彩の芸術!
それも、創られたカロチノイド!というイノグ!で創られていた!のですね。
なんとすばらしい事でしょう!
イノグ!も創られました!
カロチノイド!というイノグ!です。
それが、500種類の色に変身!する!のですね。
すばらしい!です。
配置!された事がすばらしい!です。
もし、カロチノイドをクロロフィルと一緒にセットされなかったら、けっしてできなかった!のですものね。
このあでやかなモミジの色も、カエデの色も!
紅葉の色は、あなた様が光を集合するメカ!として、カロチノイド!をお創りになられた!から、できた!のですね。
神様!この事を「ホサナ!」「ナントスバラシイコトデショウ!」「アリガトウゴザイマス!」と賛美申し上げます。
もし、あなた様が光を集めるメカ!として、カロチノイド!を創ってくださらなかったら、けっして紅葉やモミジやカエデは存在しなかった!のですね。
なんとすばらしい創造!でしょう。
一石二鳥!なんて、申し上げてしまいます。
それにしても、カロチノイドは偶然が創ったものではありません。
計算されて、大いなる叡知!が創った!ものです。
きちんと500種類もの色に成れるもの!を創った!のです。
それに、光を集める機能を持たせた!のです。
初めから紅葉の事をお考えになられて、お創りになられた!のです。
芸術!です。
美を創られた!のですね。最終の美!を。
それもメカ!として。
メカと平行して美!を創られた!のですね。
なんとすばらしい事!でしょう!
神様!偉大なる芸術!です。
メカ!を内包する芸術!です。
なんとすばらしいお考え!でしょう!
色!この世界の色!は、神様!あなた様の創られたもの!です。
ここにある橙と黄色のマーガレットもピンクのナデシコも色は創られた!ものです。
それにしてもなんと偉大な創造でしょう。
秋、葉の散る時、色を現すカロチノイド!のなんと多彩な芸術!でしょう。
この世のものなのに、この世のものとも思われない!と、形容してしまうもみじの美しさ!
この美しさ!を、創られた主のお考えのなんと多方面から考えられて、創られたものである事でしょう!
もしかしたら、この世のものとも思われない!のは、創った主のお考え!なのかもしれませんね。
この世のものとも思われない幻想的な、いいえ幻想的と的!と的!を付けるべきではありません。
このモミジに名を付けるなら幻想!です。
華麗なる幻想!です。
この華麗なる幻想は、華麗なる想像!によって、創られた!ものです。
この世のものとも思われない叡知!華麗なる幻想を創り出す叡知!によって、創られた!ものです。
無限大の叡知が、発明、発見されたメカ!です。
芸術!
この上なく美しい木々!を創るために発明、発見されたメカ!であり、イノグ!です。
山の頂上から紅葉を見た時、紅葉の木1本1本を見たとき、それでも「美しい!きれい!なんてすばらしいのかしら!」と、ため息をつきます。
そして、言葉として「まあ!きれい!」と、何度も何度も繰り返します。
この歓声!こそ、あなた様の創られた芸術!のすばらしさ!を賛美しています。
神様!人々の「まあ!きれい!」の声に添えて、このしもべの賛美を送ります。アーメン

親友は語ります。
「黄色!であるキサントフィルは、光合成の補酵素として、吸収した光のエネルギーをクロロフィルに伝えている!の。
キサントフィルは、カロチンからできる!のよ。カロチンを酸化すると、キサントフィルができるのよ。
黄色のイチョウ!すばらしい色でしょ。
あれはね、キサントフィルの色よ!
神はイチョウの中にカロチンを酸化するメカをわざわざ創ってお入れになられた!のよ!
カロチノイドを変色の女王!と、なづけたわね!
正にその通りよ。トマトの赤色はリコペンと言われ、これが原型よ。
リコペンはね
〔図〕リコペン

ホラ、わかるでしょ。
叡知の作品である事が!
とっても整然としている!でしょ。
そっても秩序正しい!でしょ。
とっても芸術的でしょ。
トマトを食べたら思い出してね、この構図を!
神の創られたメカは秩序正しい!とね。
500種類の色は、このリコペンの両端が閉環されたり酸素化されたりしてできるのよ!
すばらしいメカ!でしょ。
カロチンはね、両端が環状に閉じられていた!のよ。
みごとよ、見て!
βカロチンを
〔図〕βカロチン

すばらしい!の一言につきるでしょ。
左右対称にお創りになられた!のも、3.4に二重結合をもたせなかった。
そこには理由があった!のよね。
このβカロチンのが天然には一番多く存在するのよ!
神のお気に入りのメカなのね。
βカロチンはニンジンの根や唐辛子の実や卵黄にもあるの!
いつも食べている卵黄にもあるのよ!卵黄はキサントフィルも含まれているの!
重要な事は葉!の中に“ある”という事よ。
クロロフィルと共にあり、光を集めている!のよ。
すばらしいメカ!でしょ。
女王の名!にはふさわしいお仕事!をなさっておられる!というわけね!
ただ、華やぎ!を創る!だけではないのよ!
神の創る女王!は、すばらしい!わね。
とっても簡単な構造!なのに、どうして多彩を発揮するのかしら!
カロチノイド小胞といってカロチノイドを含む小胞があるのよ。
黄・橙・赤色の発現に関与している!のよ。
ああ、すばらしき女王よ!色彩の女王!よ。
汝の名はカロチノイド!なり!よね!
叡知の作品、整然なるもの!秩序正しいもの!よね!
このリコペンやβカロチンが偶然にできるものではない!事は、生体内の合成に当たっているメカ達が“NO”の大コールをとなえるわ。

あなたも少し階段がきついようだから省略しようかしら!
ジメチルアリル=リン酸とイソペンテニル=リン酸から合成される階段!なのよ。
登るためには、何階段も上がらなければいけないの。
でも、理解できるわよ、すぐ!
教えるわね。
知識は身を助ける!ですもの。
まあ、すてき!の陰に隠されているもの!を、少し見たいでしょ。
〔図〕βカロチンの合成


ああ、やっとトマトの赤に出会いました。
これから環ができるのよ。

ホラ、βカロチン!木の変色の女王!よ。」

神様!なんとすばらしい叡知!でしょう。しっぽをくるり!とまわす!のであれば、犬でもできます。
でも、一本の線!の両端をくるり!と回転させる!のですもの!
なんとすばらしいお考え!かしら!
両手を広げてくるり!と、まわして、肩にもってくるのであれば、このしもべもできます。
でも、あなた様のお考えになられた事は違います。化学!です。化学構図!です。
化学!原子で建物を創るように建ててしまう!のですものね。
すばらしい!です。
神様!無学なこのしもべは、βカロチンの両端を“犬のしっぽ”と、名付けます。
くるりと回転、地球の神は変色の女王をお創りになられた!と、申し上げます。

あの木の葉とこのしもべの目は恋人!なのよね。
目は緑の中にあるカロチン!を恋しているのよね。
似たものがある、我が兄弟よ!と!恋しているのよね!
緑の葉を見て、安らぎを覚える!のは、そのためね。
同胞に会えた!からね。

今、このしもべはトマト!を食べました。
リコペンさん!です。
そうしたら、からだの中で、両端は6角型の環!となる!のですね。
そして、βカロチンさんが出来上がります。
あの木の葉の中にあるもの!です。
そして、今、モミジ!の真紅の姿を現したもの!です。
やっと会えた!のですね。姉妹に!
だから、わざわざ休息!をして喜んだ!のですね。
モミジの前で、しばしため息!をついていた!のですね。
その姿のなんと華麗なのかしら!と、ボー!っとため息をついていた!のですね。
恋人!に会えた!からです。
この目が釘付け!になった!のは、この目がもみじ!に恋をした!からです。
なんてすばらしいものかしら!と、真っ赤!の色!に恋した!からです。
おなじものに会えた!からです!
目の中にあるβカロチンから2つできるビタミンA。ビタミンAからできるレチノール!
レチノール!が恋した!のです。
自分のちょっと前に会えた!からです。
からだの中でβカロチンだった時の事を思い出した!のです。
こんなすばらしい色!だった!のかしら!と、自分のかつての色!に会えた!からです。
会って、かつての自分を再確認できた!からです。

目のレチノールは思います。
自分がほんの少し前まで“あった”状態を。
こんなにもすばらしい色!であったのか!と。
そして、それは今でもからだの中に“ある”色!なのかしら!と。
それよりも、ただ喜ぶ!のは、目を通して得られる興奮!かもしれません。
脳は喜びの声を上げる!のです。
とってもすばらしい色!である!と、めったに見られない色!である!と。
色!を、認識するもの!は、久々にやって来たこの刺激に興奮!するのですね。

神様!あなた様は色を創られました!
そして、色を認識する脳!をもお創りになられました!
もし、色を認識するメカ!が脳の中になければ、どうやって知ることができる!でしょう。
「まあ、きれい!」と、喜びの声を上げた!のは、案外脳の色を知るメカ!であった!のかもしれませんね。
それで、その刺激を継続的に受けよう!と、欲していた!のかもしれませんね。
喜んだ!のは、あのモミジの色を認識する脳のメカ!だった!のかもしれません。
ピカピカ!と、いつもは光らない部分をピカピカ!させる事ができて、きっと嬉しかった!のかもしれません。
そうです、きっとそうです。
目も恋人に会えて嬉しかったし、脳も久々の刺激を受けて嬉しかった!のです。
“ある”ものが喜んだ!のですね。

あらせてくださった!から、喜べた!のですね。
脳も目もそして、モミジの真っ赤な色も、カエデの色も木々の紅葉もイチョウの黄色も、全てのメカは、創られて!あらせてくださった!ものですね。
喜んだものも!喜びを与えたものも!
無限の叡知によってできて、存在させられたものです!
感謝しなければいけない!のは、両方!にです。
いいえ、もしかしたら両方!を“存在させてくださった”神様!あなた様!にです。
もし、あなた様が創ってくださらなかったら、目も脳も、そして紅葉ももみじもイチョウもなかった!のですもの!
全て“存在させられてある!ものの中にある!のは、叡知!です。
カロチノイド!というもので500種類の色を創るられた叡知!です。
そして、反射した光を認識できる目と脳!です。
共に相働いて、美!を創り、美しい!と、認識させている!のですものね。
神様!あなた様の創造のなんと偉大なる事でしょう!
光の中に数え切れない色!を御用意されておられるあなた様!のお考えになられたメカ!です。
カロチノイドの500種類の色彩は!まず、光!の知識からの出発!だった!のですね。
いいえ、光!の創造!からの出発!であられた!のですね。
光!をお創りになられた時!その時、その光にたくさん、たくさん、たくさん色!をその中に入れておかれた!のですものね。
なんとすばらしい事でしょう!
あとは、吸収体!だけをお創りになられたらよかった!のですものね。
そして、その吸収された物の光を知るメカ!を創られたら良かった!のですものね。
すばらしい!です。
色の創造も、光の創造!から出発された!という事がよくわかります。
アリガトウゴザイマス!
もっと教えてください!
今日はもみじ!に足を止められてしまいました。
そして、その感激の余韻は、今もこのしもべに流れています。
カロチノイドの共鳴!として、リンリンと響いています。
色の認識についても教えてください!アーメン
ああ、今日は複合体Vについて学ぼうとした!のにできませんでした。
イエスの御名によってアーメン!
1999年12月9日(木)