1999年11月27日(土)
イエス・キリストの父であられるヤーウューの神様!
オハヨウゴザイマス!
今日は公園からラブレターをお出し申し上げます。
神様!夢、まぼろしの世界です。
紅葉の世界は幻想の世界です。
葉緑体は思った!でしょうか、自分がこんなに美しく変化する事を。
橙の花!赤い花、黄色の花!
葉がまるで花のように色づく!のですものね。
美しい幻想の世界!です。
さぁ、このしもべも幻想の世界へ入ります。
細胞の中へ入ります。
なんと、たくさんのミトコンドリアがあるのかしら。
1,2,3…ああ、数え切れません。
100個はあります。いいえ、もっと多いです。
1つの細胞の中に約100個から2000個、肝細胞の中には約2500個もある!のですって、ぜひ知らなければいけません。
こんなにたくさん“ある”のですもの。
まるでミトコンドリアでできているようだわ!と、思わず計算してしまいます。
人間の細胞は60兆個です。
60兆×1000個=60000兆個!
ああ、兆の次の桁は何でしたっけ、京!かしら、京は1兆の1万倍!6京個!ものミトコンドリア!のお世話になって、生きられる!のですから。
このしもべが生きているのか、ミトコンドリアが生きているのか!わかりません。
このしもべ=ミトコンドリア!なんて思ってしまいます。
そうだわ、このしもべはミトコンドリア!だわ。
6京個ものミトコンドリアの集合体だわ。
それでは、隅々!まで、知らなければ、自分を知ることになりません。
ああ、どうしましょ、またお勉強会!の項目が増えてしまいそうです。
さあ、元気をだしましょ。
せっかくあなた様が与えてくださった頭が“ある”のですもの。
神様!ミトコンドリアの起源がブロテオバクテリアa又は、それに近縁の好気性細菌の寄生によると考えられいるそうですが、違いますよね。
だって、ミトコンドリアDNAは、ミトコンドリア内で合成される蛋白質の約5%より創らない!のですものね。
これでは、どのような細菌も生きられません!ものね。
そのまま中に入って細菌のDNAが中に入って、ミトコンドリアDNAに成った!という説はおかしい!でしょ。
『ミトコンドリアDNAは、それだけではけっして生きられない!のだよ。
それを考えたらわかるだろう。
葉緑体DNAもそれだけではけっして生きられない!のと同じだよ』と、おっしゃられているようです。
そうですよね。
ミトコンドリアだけ!でも生きられないのに、その上、ミトコンドリアが創る蛋白質のたった5%より創れない!のに、それでは、どのような細菌でも生きられませんよね。
神様!あなた様は丁度よく分けられた!のですね。
やはり限界を設けられた!のですね。
『おまえの仕事はそれ止まりである!』と。
それは、寄生だ!などと言われない!ためです。
細菌などの意志によりできたものではない!事をはっきりお示しになる!ためです。
全権は与えなかった!のですね。
それでは、詳しく教えてもらいましょ。
親友は語ります。
「ミトコンドリアのDNAでは、創れないものがたくさんあることはわかったでしょ。
なにせミトコンドリアの5%よりできない!のですものね。
だから、必要なtRNAであってもミトコンドリアDNAではできない!のよ。
必要なtRNAは、核DNAが創るtRNAなのよ!
それで、他の95%の必要なtRNAやrRNA、mRNAは、核DNAで創られて、運ばれてくる!のよ。
細胞質から運ばれてくる!のよ。おわかりになって!
たった5%だけじゃどうしようもないのよ!
ミトコンドリアの外膜には、モノアミンオキシダーゼさんが住んでいる!のよ。
FADさんを補酵素とするもので、
RCH2NH2+H20+O2⇔RCHO+NH2+H2O2の反応を進めるのよ。
MAOさん!とも呼ばれる!つわものよ。
各種のアミンを酸化するのよ。
この膜は内膜とは違って、イオン透過性が極めて高いのよ。
核膜とは全く違うのよ。
そこには分子量30000の非特異的な拡散チャンネルがある!のよ。
広き門!というわけね。
門!も用途に分かれていて、しっかり創られている!のよ。
広き門!と、狭き門!
なんでも通す門!と、ある特定のものより通さない門!と、
核の門!核のシャッターについては学んだ!でしょ。
この中にあるミトコンドリアの内膜!についても城壁!として、学んだ!でしょ。
それは、ポテンシャルエネルギーを保つ膜だから、とっても頑丈!なよの。
H+を通さない門!なのよ。
特異、特定のものより通さない門!なのよ。
でも、外膜は、違うの。
広い門!であり、分子量4000〜6000までのものを通すのよ。
外膜の膜間には、シトクロムCやヌクレオチドキナーゼやアデニル酸キナーゼなどのメカがあるのよ。
さて、これでのあなたも外膜は通れたでしょ。
さあ、ずーっと中に入ってゆきましょ。
あれが内膜よ!
発電所の壁!よ。
水素イオンの高ポテンシャルエネルギーを放出せず、保持できる壁よ!
でも、門は見えるでしょ、所々に。
それは、特的な門!よ。
それだけを通す専門!という門よ!
専用シャトル!がある!のよ。
専用輸送経路があるのよ。
ホラ、あそこから、グロセロール3リン酸が出入りしているでしょ。
あそこから、ジヒドロキシアセトンリン酸が出入りしているでしょ。
これは、叡知の創られた輸送経路!なのよ。
理性で計画された輸送経路!なのよ。
ミトコンドリアの膜は、NADHやNADは通さない!のよ。
それでも、結果として解糖系で細胞質内でできたNADHの電子がミトコンドリア内に運ばれる!のよ。
神の創られたマジック!というわけね!
ここにある物質を紹介するわ。
細胞質とミトコンドリア内膜のマトリックスには、同じものが“存在”するのよ。
それは、通過する専用門がある!からなの。
解糖は、グルコース→グルコース6リン酸→フルクトース6リン酸→フルクトース1,6ビスリン酸→グリセリンアルデヒド3リン酸→ジヒドロキシアセトンリン酸と進むでしょ。
このジヒドロキシアセトンリン酸がグリセロール3リン酸に変わるの。
〔図〕ジヒドロキシアセトンリン酸⇔(グリセロール3リン酸デヒドロゲナーゼ)⇔グリセロール3リン酸
この時、働く酵素は、グリセロール3リン酸デヒドロゲナーゼ!よ。その酵素は細胞質にもミトコンドリアにも“ある”のよ。
そして、この反応は可逆反応なの。
ジヒドロキシアセトンリン酸から→グリセロールリン酸に成る時は、NADHがNAD+と成る還元反応でHが1つできるの。
ホラ、Hが2つ付いているでしょ。
C=OがH-C-OHに成っている!でしょ。
このHが2つ付いたまま、専用シャトルを通るのよ。
グリセロール3リン酸は、専用シャトルを通って、ミトコンドリアに運ばれる!のよ。
そうすると、そこにいたFADさんは、今度、そのHを「アリガトウ!」と言ってもらう!わけ。
FADさんは、言うのです。
「必要なのです。あなたの2位のCのH-C-OHと成っているHを私にちょうだい!
そのHは、あってもなくても良いものでしょ。
あなたにとっては、あってもなくても良いものでしょ。
あなたは、またC=Oのジヒドロキシアセトンリン酸さんに逆戻りすれば良い!だけでしょ。
でも、私には使命があるのよ。
あなたのHをいただいて、それを電子伝達計の補酵素Q(CoQ)さんに渡さなければいけないの。
ホラ、発電所で働いているキノンさんよ。
あの方に渡して、Hさんを電子伝達系に渡して、ゆくゆくはADPからATPを創るのよ!
そのATPのおかげで私達は生きられる!のでしょ。
だから、悪く思わないでね。
あなただって、本当は私にHさんを渡すためにあの膜を通って、わざわざやって来たのでしょ。
Hを受け取ってやって来た!のでしょ。
あの膜を通れるように、あなたの専用の門を創ってやった!のも、神!よね。
生物の創造主のお考え!よね
そして、私を膜の中にも外にも置いたのも創造主よね。
Hを付けたり、取ったりさせた!のも、創造主のお考えよね。
この循環は、神のお考えになられたものよ!
神のお考えになられたHを得るための手段!よね。
Hの循環!
Hを創るための循環機構!ね。
なんとすばらしい内膜!かしら。
きちんと通す!ことにも理論!がある!のね!
すばらしいわね!理解すると。
あなたも、私もHを得るために、Hを渡すために創られたものである事が、よくわかるわね。
理解したら。
私があなたからHを奪う!のではなく、私はただの中間体!
HをAの場所からBの場所に渡す中間体!である事がわかるわね!
お互い仕事をしている!のよね。
神の定めた仕事!をしている!のよね。
あなた(グリセロール3リン酸)も仕事!をしている!のよね。
Hを渡す仕事をしている!のよね。
神の定めた門を通って!
神の定めた内膜の専門の門を通って!ね。
もし、門を通り抜ける事ができなかったらけっして通れないのよ。私のように。
私達だって門を通りたい!のよ。
内膜を通って、自由にあっちこっちへ行きたい!のよ。
FADH+となったりFAD+となったり、FADやFADH2となって自由に通り抜けたい!のよ。
でも、できないの。それは、専用門がない!から、ミトコンドリアの内膜は通れない!のよ。
そこは城門さんが
「FADさんは通ってはいけません!それは、決まりです。
神の出された決まりです!」と言うのよね。とっても厳しい門よね!
でも、結果として同じ事。
あっちにもこっちにも私達FADは“ある”から、決められた仕事をして酸化還元の仕事をしてお役に立っている!というわけね!」
それで、ミトコンドリア内膜を通ったグリセロール3リン酸はデヒドロゲナーゼさんの助けにより、FADさんにHを2つ渡して再びジヒドロキシアセトンリン酸になるのよ!
〔図〕の反対方向に進むのよ。
そして、ジヒドロキシアセトンリン酸さんもまた、神の創られた専用門を通って向こうの細胞質に向かってゆくの。
どう、わかった!
そのような専門の門がたくさんあるのよ。
ホラ、見えるでしょ。
あなたが前に勉強したクエン酸回路の2オキソグルタル酸からグルタミン酸!を創るでしょ。
2オキソグルタル酸の専用門は、2オキソグルタル酸、リンゴ酸輸送体。
グルタミン酸の専用門は、アスパラギン酸、グルタミン酸輸送体よ。
必要なものは通す門!
必要でないものを通さない門!なのよ。
神の創られる門は“たかが門されど門”“考えの“ある門”だ!という事がわかるでしょ。
そう!名付けてしまいましょ。
これを“神の創られた門は、考えの“ある”門”である!と。
「いらっしゃいませ!」と、通されたものは必要なもの!であるから通される!
選別できる門!である!と、
正しく“狭き門”ですと。
イエスの御名によってアーメン!
1999年11月27日(土)