1999年11月19日(金)
神様!オハヨウゴザイマス!今日は“素粒子の里”に、やってきました。
春、花を付けた桜が散り際に、もう一度赤い花!を咲かせています。紅葉です!
葉の型の造型で金賞を与えられたイチョウ!は、その金賞を誇っています。
美しい眺めです!
神様!あなた様は、ものすごい立派な膜!を細胞を守る!ためにお創りになられた!のですね。
確かに守る!ためです。
中に“ある”核やリゾソームやミトコンドリア達を守る!ためです。
リゾソームは、自爆するための爆弾!なのですって。
(リボソームというのは、細胞内全体にばらまかれている小さな粒状の物質で、この中には細胞全体を溶かすのに十分な量の消化酵素が含まれている)
我々の体内では、毎日新しい細胞が作られていて、新陳代謝が理想的に運ぶためには、いらなくなった細胞が速やかに取り除かれる必要がある。
細胞が死亡した時、その中にあるリゾソームが自然とつぶれて酵素が流出し、細胞を消滅させる仕掛けになっている。
いわば、細胞は生まれた時から自殺用の爆弾をかかえて生きているようなものだ。
また、細胞がエネルギー不足になった時などは、リゾソーム内の酵素を使って細胞の内成分の一部を分解し、それをエネルギー源に回すことも行われている)
と、書かれています。
自爆する爆弾のような酵素をもつリゾソームや、DNAを持つ核や、エネルギーを作るミトコンドリアを守る!ために、選択して通す膜!をお創りになられた!のですね。
なんてすばらしい技術!でしょう!
壊すもの!は、居る!のですものね。
そのこわすもの!から、守らなければいけなかった!のですね。
こわすものは、とても小さな小さなもの!なの!ですね。
だから、門も狭き門!と、成した!のですね。
リゾソームや核やミトコンドリアを破壊するもの!
それは、酸素ラジカル!
ハイドロオキシラジカル(H.O-)スーパーオキサイドラジカル(OO-)、過酸化水素(H2O2)等で、全て酸素から生まれたフリーラジカルです。
(これらのフリーラジカルから電子を奪われた分子は、安定していたところから、1つ電子がなくなったのだから、今度はこちらにシングルの電子ができ、新しいフリーラジカルになってしまう。それが、また、別の分子を襲って、また、別のフリーラジカルを作る、というように、分子レベルでの略奪が連鎖的に広まっていくのである)
神様!あなた様は、やはり素粒子をお創りになられたお方様!です。
よく御存知!なのです。
電子の活動!を。
電子の引く力!も、電子の略奪する力!も、その力の大きさ!も。
もしかしたら、きっと、ラジカルの略奪力!には大小もある!のですね。
そのことも、きちんと計算に入れて、お創りになられた!のですね。
それで膜!には、本当はあなた様の計算では、飽和脂肪酸!なのですね。
『これで安心!だ!これで守れる!酸素フリーラジカルから守れる!』と。
あなた様は、おっしゃられた!のですね。
ところが、人間は飽和脂肪酸は、からだによくない!といって不飽和脂肪酸を摂取した!のですね。
バターをマーガリンに代えて動物性脂肪を植物性脂肪に代えて、血中コレステロール値を下げるために。
そのため、あなた様が『これで良し!』と、おっしゃられた細胞の壁も、崩れ落ちるもろい壁!に、なった!のですね。
不飽和脂肪酸の二重結合の手!に、フリーラジカルが手を結ぶ!のですね。
この握手!が、災いの基!なのですね。
酸素と結びついた不飽和脂肪酸は、以前とはまるっきり別の性格を持つようになり、過酸化脂質と呼ばれるものとなり、これは腐敗した脂肪!なのですね。
つまり、細胞膜の不飽和脂肪酸は酸素ラジカルと握手する事によって、腐敗した壁に成る!のですね。
そうすると、そこに穴があく!のですね。
1つの過酸化脂肪酸が、できると、それに隣接する不飽和脂肪酸が次々と活性化して、非常に反応しやすくなり、過酸化脂肪酸からもフリーラジカルが放出され、それが、活性化した脂肪酸を攻撃し、脂肪酸の過酸化が山火事のように広まって行くのですね。
神様!あなた様は、お創りになられました時、これらの現象が起こることをしっかり御存知!だった!のですね!
だから、細胞膜は飽和脂肪酸!にされた!のでしょ。
きっとそうです。
細菌の細胞膜は、きっと飽和脂肪酸!で、できている!はずです。
理論的に創られた!はずです。
神様!でも、あなた様は予想!していた!のですね。
そこがまた、すばらしい!です。
二重のカギ!をインシュリンレセプターとブドウ糖運搬蛋白質!にお創りになられた!ように、二重の防備!をなされた!のですね。
なんとすばらしい事でしょう!
感激!です。
愛されて、創って下さった!のですね!
アリガトウゴザイマス!
それらは、SOD酵素!です。
そして、ビタミンE、、セレニウム(元素)、βカロチン、ビタミンCです。
さあ、SOD酵素さん!SOS!です。
助けて下さい!
このしもべも今、日光に当たっています。
このしもべの細胞膜の不飽和脂肪酸も活性化されています。
そこに、ホラ、たくさんある酸素ラジカルが握手をしよう!と、やって来ています。
たくさん、たくさん、やってきています。
どうしましょう。穴が開いてしまいます。もし手と手を結んだら、過酸化脂質になってしまいます。
そうしたら、その部分から、次々フリーラジカルが出て、次に不飽和脂肪酸が活性化されて、細胞膜は腐敗してしまいます。
ああ、どうしましょ・
1つ腐敗しました。その両側も破壊しました。
砦は崩されてゆきます。
あっ、入ってきました。フリーラジカルが元気に入ってきました。
一番恐ろしい敵!です。
この中には、このしもべの一番大切なDNAを持った核やエネルギーを作るミトコンドリアが居る!のに、容赦なく攻撃は続けられます。
フリーラジカルの銃砲は、おびただしい数、撃ちそそがれます。
アッ!ミトコンドリアに当たりました。
ミトコンドリアは、大きい分当たりやすい!のです。
たくさんある分、当たりやすい!のです。
そして、容赦ないフリーラジカルの攻撃は続きます。
アッ!核にも命中しました!
もう、終わりです。命の命令は出ません。
そして、ついに、リゾソームに的中されました。
もう、終わりです。
リゾソームは、細胞の終焉は、せめて自らの力で飾ろう!と、まるで自決する武将のように、潔く自爆する!のです。
神が与えた自爆弾で!
本当なら、まだ生きながらえる命!のはずなのに、本来なら、たとえ、生きるための物質がなくなっても、持っている爆弾で細胞内の一部を分解して、それをエネルギー源にし、命の綱わたり!をもすべき者!なのに、命の救いの勇者!なのに、残念です!
全ては、酸素フリーラジカルのため、そして、不飽和脂肪酸のため!です。
細胞にお弔い!をしている間中にも、次々狙われています。他の細胞も。
「SOS!助けてSOD酵素さん、助けてビタミンEさん、ビタミンCさん、カロチンさん、そしてセレニウムさん!」
まるで夢で助けを求めるように、夢中に助けを求めます。
この日光の中では、SOSを出すしか!ない!です。
でも、知っていてよかった!です。
もし、知っていなかったら、SOSのサインも出せなかった!のです。
守ってくれる相手が居る!事を知らなかったら、何に助けての声をあげられるでしょう!
神が、きちんと御用意していた!事を理解していなかったら、何に助けを求めたら良い!でしょう。
理解の知識は光をなげかけてくれます。
ここぞ!という時に、光を照らしてくれます。暗闇の中で。
このしもべの細胞は、攻撃を受けています。
いつも、揚げ物ばっかり食べている!ので。
オイシイ、オイシイと、豚カツや鳥のカラアゲやカキフライや野菜まで脂で炒めて食べている!ので、細胞膜の脂肪酸は、不飽和脂肪酸だらけ!です。
あっまたやられました。
酸素ラジカルが細胞膜の不飽和脂肪酸の二重結合と握手しました!
次々と腐敗は起こっています。
10nmの壁は次々と崩れて行きます。
前の体験を生かして、このしもべは、「助けてSODさん、助けて、今朝飲んできたビタミンEさん、助けてビタミンCさん、助けてビタミンBさん達も助けて、カロチンさん助けて!」と、叫びます。
そうしたら、なんとやって来ました。
まるで勇者ライディーン!のように、ポパイ!のように、ウルトラマン!のように。
彼らはストップします。
過酸化脂肪酸に成ったものに、「もう、おまえの連鎖反応は終わりだ!これでストップだ!」と。
強力な手をさしのべて、ストップをかけます。
彼らは腐敗した過酸化脂質を取り除きます。
その上、細胞膜を修繕してくれます。
「やれやれ、こんなに壊されてしまったのか。どうしようもないない。よし、これを取り除き、もう一度壁を作ろう!」と、やさしく修繕してくれます。
なんとやさしい勇者達!なのでしょう!
神のやさしさが、やさしい勇者をお創りになられた!のですね!
『助け合うのだよ。植物にもおまえは随分お世話になっている!のだからね!
おまえの細胞膜の修繕も彼らがいないとできない!のだからね。
おまえの助け人(物)!であると思えよ!
いつも、おまえを助けている!のだよ。
おまえをガン!から守っている!のだよ!
細胞破壊から守っている!のだよ!ビタミン君達は!』
ああ、なんという事でしょう!
神様からお達し!をいただいてしまいました!
神様から忠告!をいただいてしまいました!
助け合うもの!として、お創りになられた!ということを。
一方的に恩恵を受けている!ということを。
『きちんと理解しなさい!』と、おっしゃられた!のですね。
神は、そのようにお創りになられた!ということを、おっしゃられた!のですね。
創った主のお達し!ですね。
助けるもの!として、植物を創った!と、おっしゃられておられる!のですね。
補酵素!としても、フリーラジカルから守るもの!としても、重要な任務を与えられた!のですね。植物に!
ああ、あそこに見える木が、そして、見えないけれども畑にある植物が助けるもの!なのですね。
ガンにも成す力があるフリーラジカルから守ってくれる者!である!のですね。
勇者!は、植物!なのですね。
いつも強い者!として、君臨している人間も、助けられている!のですね。
本当に強い!のは、植物!なのですね。
だって、このしもべも「助けて!カロチンさん、ビタミンCさん、ビタミンEさん、ビタミンBさん!」と、助けを求めた!のですもの。
ウルトラマンや勇者ライディーンやポパイ!なのですもの。
もし、「ダメだね、ボク達は、君を助けないよ。君はいつもボク達を虫けらのように見るから、イヤダよ!」なんて、言われたら、生きられません。
このしもべの中に立派な酵素があっても、立派な細胞膜があっても、その仕事ができなくなってしまいます。
ほんの少しもいきられません。
お世話になっている!のですね。
神は、植物を創られた!のですね。
助けるもの!として、動物を助けるもの!として。
本当の強者は植物!です。
だって、植物は、動物が居なくても生きられる!のですもの。
それなのに、動物は一瞬なりとも生きられない!のです。
助けて、お願い!植物さん。
ビタミンEさん、ビタミンCさん、ビタミンBさん、ビタミンAさん、カロチンさん!と、呼ばなければ!その“存在”を得なければ!
ビタミンEさん、ビタミンCさん、カロチンさん、それにSOD(酵素)さんは、いつも守ってくれている!のですね。
細胞膜のガードをしてくれている!のですね。
フリーラジカルが細胞膜に達する以前に、それを中和して、無害な体に変えている!のですね。
(ビタミンEは、酸素ラジカル1つ殺しただけで、それ以上は働けなくなってしまう。しかし、ビタミンCがあると、ビタミンEが復活して、次のフリーラジカルを攻撃できるようになる。つまりビタミンCが、ビタミンEの脇に居て、銃に弾を詰めてやているようなものだ。それでもビタミンCも1つしか弾を持っていないので、一度それをビタミンEに渡してしまうと、それっきりなのだ。なんのことはない、単発の火縄銃が二連発になっただけの話である。しかし、ここにビタミンB2B3がいると、いくらでもCに弾を渡してくれる。こうなると、CEが銃を撃つたびに素早く弾込めをして、手渡せるようになり、勢いビタミンEは、フリーラジカルをバッタバッタと、なぎ倒す無敵のガンマンに変身する。
つまりビタミンEは、CとB2B3と一緒にとるのが理想である。それにβカロチンとセレニウムが加われば、その抗酸化作用は、相乗的に高まると考えられる)と、書かれています。
神様!7人の侍!ですね。
細胞膜を守る7人の侍!ですね。
SOD酵素とセレニウムと、ビタミンEと、ビタミンCと、ビタミンB2と、ビタミンB3と、βカロチンは!
神様!このしもべは抗酸化物質を7人の侍!と、名付けます。
からだに有害なフリーラジカルを中和して、無害なものにする7人の侍!と、申し上げます。
次は、SOD酵素について、教えて賛美させて下さい!
イエスの御名を通して、アーメン
まるで、人のようね、美しい紅葉は。
葉は散り際に赤い色を与えられ、奇跡の色の金色まで与えられ、まるで人のように小さな希望を抱きながら散ってゆく人のようね。仏様に成る!というささやかな希望をいだき、よくやった!というご褒美をいただき、散ってゆく人のようね。
イエスの御名によってアーメン。
1999年11月19日(金)