1999年4月16日(金)
イエス・キリストの父上であられるヤーウューの神様!
あなた様を「ホサナ!」「ナントスバラシイコトデショウ!」「アリガトウゴザイマス!」と高らかな声で、満身の力を込めて、力強い地球から申し上げます!
神様!『画けよ!』と、あなた様が御命令されても、このしもべはできません、椿の花を!
なんと、幾何学的に整然と並んでいる事でしょう!幾重にも重なっています。
花びらは10重以上にも積み重ねられています!
偶数段は同じ方向の位置に花びらが有ります。奇数段は偶数段との隙間に花びらがついています。
空間を奇数段と偶数段がうまく交互にうめています。
もう、この設計はホテルオークラの庭の比!ではありません。
ここには、こうでなければならない!美の設計!が有ります。
ホテルオークラの庭の設計!は、自由美!です。
でも、この花の美は統一された美!です。
ここには、自由の入り込む隙!はありません。
ここの花びらだけは少し大きくしよう!とか、ここの花びらの位置だけは、少し変えよう!とか、ここの花びらの色には、ほんの少しだけ別の色を付けよう!とか、そのような自由!は許されません!
意のままに創った!のではない!のですね!
設計!通りに創った!のですね!
その設計!の方程式はどのようなもの!だった!のですか。
ここに於いては許されません。偶然という言葉は許されません。自由という言葉でさえも許されません!
完璧な幾何学的な創型!です。
銀河の配列は自由!ですが、この花びらの配列には自由!さえない!のです。
ここには、秩序ある統一!だけです。
神様!あなた様のお創りになられまいした“天上の花!”は、秩序ある統一!である幾何学!によって、創られた!のですね!
花のビルディングのなんとすばらしい事でしょう!
だれもこのような美しいビルディングは創れません、元素の集合体!
青空から見たら、元素の集合体であり、それは重いビルディングのように、元素が積み重ねられた!ものである!と、おっしゃられる!のですが、その元素の積み重ね!の、なんと秩序正しく積み重ねられている事!でしょう!
このしもべの目は型!より見えません。
元素の積み重ね!までは、見えません。
でも、理解できます。この花がビルディング!である事は。
ホラ!今、2o位のアリがコセコセと足早に歩いています。
このしもべのような歩き方!です。このしもべはアリ!です。
もう、ピンクの椿の花はビルディングになりました!
昨日行った霞ヶ関のビルディング!に成りました!
でも、あのビルディングより、よっぽどすてき!です。
このしもべであるアリ!には、よっぽどすてき!です。
登ると、そこには蜜!が有る!のですから!
甘い蜜!に誘われて、また登らなければいけません。
でも、ここにはエレベーターは無い!のです。
歩いて登らなければいけません。
なんと大きなピンクのビルディング!でしょう。
螺旋状の階段をぐるぐる上がっている!のに、なかなかたどりつきません。
だって、10階!なのですから。花びらの螺旋状の階段は、滑り止めをしているように、やわらかく、歩く歩道のようです。
この公園のソフトな歩道!のようです。
スポンジ!の道!です。
花びらの網脈を楽しみながら頂上の蜜に向かって歩いて行きます。
この螺旋階段は、下のフロアーは広〜い広〜いフロアーです。
上に進むにつれて、小さなフロアーに成っています。
美!の追求がこのビルディング!を完成!させた!のです。
『同じフロアーの大きさだと、美しくないからね!』と、おっしゃられている!ようです。

まあ、神様!あなた様は、このしもべについてきてくれた!のですか!
椿の遊歩道の探索に、ついてきてくださった!のですか!
ちょっと顔を赤らめて、このしもべはひつも一人歩きをしているのに、慣れている!のに。
今日は、最愛!の神様とデート!です。
どうしましょ!
なんだか、からだ!まで熱くなってきました!

『どうだい、ボクの創ったビルディングは、夢が有るだろう!こんなビルディングに住みたい!と、思うだろう!』
「そうですね!ここのコーヒーを飲んでケーキをいただき、お食事!ができたら、もうなにもいらないわ!この世はパラダイスね!そう、神様!あなた様までおられる!のですものね!」と、このしもべは赤くなった顔に、ピンクの殿堂の反射光があたり、全てはバラ色!ピンク色!になってしまった!のです。
このしもべは、ピンクのアリ!です。
ああ、どうしましょう!
ピンク色に酔ってしまいました!
だって、となりに神様!あなた様がおられる!のですもの!

「いつも申し訳有りません。勝手なことばかり書いたラブレターを出して!」
『いいえ、どういたしまして。いつも見ているよ!手紙はいつも見ているよ!でも、もっと勉強してほしいよ!ボクの創ったものを!そうすると、そこには君の捜している証拠!は、いくらでも有るのだから。叡知を尽くして最高のものを創ったのだから。』
「それができない!のですよ。あまりにもむずかしくって、あまりにも複雑で、このしもべはもうお手上げなのです!」
『そうかい!でも努力してごらん。きっと助っ人!が現れるよ!
大学者が君を応援するよ!私がそのようにさせる!よ。』
ああ、なんという事でしょう!
アリガトウゴザイマス!
神様!どうぞ、そのように成らせて下さい!
「神様!御国!にも、このようにすばらしいビルディングが有る!のでしょうね。」
『それは有るよ!でも、この地上もそれに負けないくらいすばらしいよ!
私が創った!のだからね!
叡知を尽くして創った!のだからね!
元素がたくさん有る分だけ!すてきなものが創れた!のだよ!
たくさんの元素を積み重ねただけ、すてきなものが創れた!のだよ。
ビルディングを見てごらん。大きなビルディングは立派だろう!
強くできている!だろう!
大きなビルディングを創るには、丈夫な土台や柱!が、必要だよね!よくわかるだろう!
倒れたり、崩れたりしない!ように!だ。
私もこれには随分苦労した!のだよ!
例えば、恐竜を存在させる時!イグチオステガを存在させる時、魚を存在させる時、人間を存在させる時!も、そうだよ。
骨!こそは、ビルディングの鉄骨!だよ。
猿の創造と、人間の創造とは、全く別なもの!だよ!
猿は木から木を飛べるように、二本足でも歩けるように創った!のだよ。
でも、人間は初めから地を歩く者!として、創った!のだよ!
これも、いつか気付くであろう!
DNAは変えられない!からね。
証拠はその中に隠してあるよ!
この椿の花!にも、骨格は有る!のだよ!
全てのこの地の生物には、骨格は有る!のだよ!
目に見えない!かもしれないが、重力に耐えるため!重いもの!として、存在するためには、全てに支えるもの!が有る!のだよ!
君が、ここの映画を見ただろう!あの宇宙飛行士達は、毎日大半の時間を筋肉トレーニングに使う!だろう!
そうでないと、筋肉や骨が弱まってしまうからだ!
でも、この重力!にいると、そのような事をしなくても生きられる!だろう!
それは、周りの空気が支えている!からだよ。バラバラに成るはずの筋肉や皮を支えている!からだよ。
全て存在!には、存在させるものが存在する。それが重力!なのだ!
この地球を支えている!のも、この大気!
星を支えている!のは、星の大気だ!
だから、星の外側にも、この大気と同じような大気!が有る!のだよ!
それは、この地球の大気と同じように上に行くほど薄く!なるのだがね!
君を支えている!のは、この大気なのだよ。そして、地球の重力!なのだよ!
重力!こそが、大切なもの!なのだよ!存在させる!ため!には。』

ああ、またわからなくなってきました!
このしもべは、わからなくなってきました!
重力!なんて、わからない!のですから!
酔っているこのしもべには、なおさらチンプンカンプン!です。
それでなくとも、香が酔いを増している!のです。
理性を失っているこのしもべには、幻の会話!のように聞こえてくる!のです。
でも、良いわ!今日は神様とデートしただけでも良かったわ!
だって、真っ赤になり、胸をときめかせる事ができた!のですもの!

神様も、このしもべが理解できない!のを知って、天に昇られた!ようです!
でもまた、ひょっこり顔を出して教えてくださる!のです。きっと!

このしもべもアリから人間に成ってしまいました!
だって、お食事がアリでいるのを拒ませた!のです。
たくさんの量のお食事が「早く食べてね。大きなからだになって!」と、魅惑した!のです。

なんとすてきな型!でしょう!
もしかしたら、花びらの大きさも計算されてお創りになられた!のだわ!
それにしても、それをDNA!で創る事ができた!のかしら。
花びらの大きさを少しずつ違えた大きさにしている!のは、DNAの何!なのかしら!
わからない事!ばっかり!です。
ここに在る!のは、フシギな叡知!です。
この椿の細胞の中にある!のは、DNAというフシギな叡知!です。
この美しい造型を成させている!のは、この花びらの中に居るフシギな叡知!です。

フシギな叡知!こそ、神様!あなた様!です。
花の美は、創られた!ものです。
そこには、秩序ある統一!しかありません。自由ですら入れません。
ましていわんや、愚か者である偶然が作る突然変異!など、入れ込む一分の隙間!もありません。
あるのは、秩序ある統一!だけ!です。

神様!花は創られた!ものです。
フシギな叡知!によって、創られた!ものです。

椿の花がそれを語ります。
「私がこのように美しい存在!であるのは、存在させてくださったお方様がおられる!からです。
私は自分をこのように美しく創る事はできません。
私は、木から散ったあと、どうしてこのように美しい生きたままの状態で存在する事ができるのでしょうか!
それは、私にもわかりません。
私は存在させられたまま、存在している!のです。
存在させられた状態のままで存在している!のです。
ですから、木から落ちて、もう、生きる栄養も水も与えられないのに、このように存在できる!それも、自分の力ではない!のです。
椿!として、存在した時から、いつも私はこうでした。
散った後でも美しく存在できた!のです。
花の型と同じように、これも与えられた運命です!
DNAの中に組み込まれている運命!です。
型もDNAによって創られました!
花は型が命!です。
神は、花に於いて!型を創型!された!のです。
それだけ!が、目的でした!
創型だけ!が目的!でした。
『美しいものを創ろう!』と、お考えになられて、創られた!のです!
それは、御国のように、この地球が成る!ため!です。
だから、もう成っている!のです。
花を完成!された時、御国はこの地上!に来た!のです。
少なくとも、美しさ!に於いては!
神はその時、御国を完成された!のです!」

ああ、そうだった!のですか。
御国はもう、ここに来ている!のですね!
少なくとも植物に於いては、少なくとも動物に於いては、そして、おそらくアダムとイブの時代!には。
でも、神様が『御国が来ますように祈れ!』と、おっしゃられましたのは、まだ来ていない!のですね!祈らなくてはならない人間の間には!
神様!あなた様がどうして、重力!の事をおっしゃられた!のかがわかりました!
それは、あなた様は重力の少ない御国!におられる!からですね!
そして、重力の有る地上に於いて、創る!という事は大いにむずかしかった!とおっしゃられている!のですよね。
『ビルディングを創る事はむずかしかった!から、ビルディングを創る種(DNA)を創ったよ!』と、おっしゃりたかった!のですよね!
なる程!と、うなづけます。
そして、木の葉や草の葉、花びら!にさえ、骨のように支えるもの!をお創りになられた!のですね!
重力におしたおされない!ように!
なる程!重力の少ない御国!におられますあなた様のお言葉!です。
重力の少ない所におられるあなた様だからこそ!創る事ができた!のですね!
こまやかな配慮で、こまやかな毛細血管や神経を創る事が!できた!のですね!
イエスの御名によってアーメン!
1999年4月16日(金)