【書類名】 【明細書】
【発明の名称】 光子及び光子の軌道の比重
【特許請求項の範囲】
【請求項1】 光子は全て回転体である。太陽から来る光子も回転体である。
万物は光子の回転体である。
光子は全て一定の軌道を回転する回転体である。
光子には一定の比重がありそれと同じ比重の軌道を回転している。
【請求項2】 光子の回転軌道は波長の1/2である。
【請求項4】 光子の回転のメカニズム。
光子は回転することによってエネルギーを発生する。エネルギーは電気である。光子は回転運動し電気となる。これを電気の輪と名付ける。電気は運動方向と垂直に磁気を発生する。電気が回転すると磁気は回転方向に垂直に輪状にできる。これを磁気の輪と名付ける。光子の回転により電気の輪と磁気の輪ができる。電気の輪の周囲に磁気の輪ができる。光子が一定方向に回転している場合、電気の輪は1つの輪となり、磁気の輪は電気の輪を芯としてドーナツ状になる。光子が不特定の方向に回転する場合、電気の輪は球状になり、磁気の輪は全体として中空の球体になる。
【請求項5】 光子の回転体が移動するときのメカニズム。
A 光子が移動するとき電場と磁場が交互に伝播する理由。
光子が回転することによって電気の輪と磁気の輪ができる。光子は3×108Kmで移動する。それで極限の短時間に行われたことが時空の差における現象となって現れる。
光子(電磁波)が電気の輪、磁気の輪と交互に伝播するのは、電気ができた後で磁気ができるので、存在する時空がずれるためです。電気ができたt秒後に磁気ができるからです。t=1÷{光速÷(1/2×波長)}です。
B 光子は回転してどのように進むか。
光子が移動するとき光子は1回転して、4r進む。光子の速度は秒速4.71×1011mです。
光子は秒速3×1011mで進む。これは光子が直進する場合である。光子が波型で進むとすると、距離は1.57倍に成るので、光速は4.71×1011mである。
光子は移動するとき、1回転して4r進む。rは波形の1/4であり、1/2軌道である。
光子は1回転して2πr走る。これだけ走ると、光子は4r進む。1回転して走った距離は進んだ距離の2πr÷4r=1.57(倍) です。それで、光子の速度は3×1011m×1.57=4.71×1011m 秒速4.71×1011mです。光子は直線では秒速3×1011mで、回転では4.71×1011mです。
【請求項6】 光子の軌道の重力を求める式は、軌道をa10Amとすると、比重=1÷(a10A+8)3である。
【請求項7】 光子の軌道の比重の大きなもの程、屈折率は大きい。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は光子に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、光子はスピンが1で光速が約3×108Kmである。光子は電磁波である。電磁波は電場と磁場が交互に伝播しながら進む。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】
1 光子とはどのようなものであるか。
2 光子の波長とは何か。
3 光子の回転のメカニズム。
4 光子の回転体が移動する時のメカニズム。
A どうして光子(電磁波)は電場と磁場が交互に伝播するのか。
B 光子は回転してどのように進むか。
5 光子の軌道の比重はどのようになっているか。
6 光の色の屈折率が異なるのはどうしてか。
光子の軌道の比重と屈折率の関係。
【0004】
【課題を解決するための手段】
光子が回転体である事を証明する手段。
電子は直進すると電気は直進し、磁気は電気に垂直にできる。光子が回転すると、電気は輪にでき、電気に垂直に磁気の輪はできる。光子が回転することによって、電気の輪及び磁気の輪ができる。電気の輪は先にでき、磁気の輪はあとにできる。
光速は秒速3×1011mですが、これは直進の場合で、波形として光速を考えた場合、波の半径をrとすると、直線4rに対して2πr進むので、波型の光速は4.71×1011mです。このことは、光子は1回転して4r進むということです。
光子が波形で進む現象は波形の1つは光子の回転であり、1つは回転によってできた磁気の輪であると考える。
比重を求める手段。
気体とは固体に1分子の3×10ー11倍の光子が付加したものである。それで、質量はほとんど変わらない。気体になると比重は固体の約1000分の1である。比重=質量÷体積です。体積は長さの3乗です。質量が一定の場合、比重は長さの3乗に反比例します。軌道によって比重は変わります。気体の軌道を10ー7mとすると、固体の軌道は10ー8mです。気体の比重を0.001とし、固体の比重を1とします。これから軌道の比重を求める式ができる。
光子の比重が異なることは光子がプリズムを通過する屈折率によって証明できる。
【0005】
【発明の実施態様】
1、 光子とはどのようなものであるか。
本発明者は2002年10月18日に特許提出した『光子、電子の軌道のエネルギー密度』の【請求項1】に於いて、「光子の基本性質は回転することである。回転から離れ波形に進むのは2次的な性質である。」と記した。しかしこれは誤りである。全ての光子は回転体である。秒速108Kmで回転し、自分のエネルギーと引力を作っている。このことに関しては【請求項2】に記した。
光子とは全て回転体である。自分のエネルギーの軌道を回転する回転体である。秒速3×108Kmで軌道上を回転し、エネルギーを作っている。そして比重を作っている。太陽から来る光子も回転しながら進んでいる。
2、 光子の波長とはなにか。
光子の波長とは光子の回転軌道である。光子は波長の1/2の長さを軌道として回転している。
3、 光子の回転のメカニズム。
光子は回転することによってエネルギーを発生させる。そのエネルギーは電気である。光子は回転し電気を作る。電気は回転し、周囲に磁気を作る。磁気は電気に垂直の方向に磁気の輪と成ってできる。光子が回転すると磁気の輪は連続的にでき、ドーナツ状にできる。光子が一定方向に回転する場合電気の輪は1つの輪となり、磁気の輪は電気の輪を芯としてドーナツ状になる。【図1】光子が不特定の方向に回転する場合、電気の輪は球体になり、磁気の輪は全体として中空の球体となる。【図2】
4、 光子の回転体が移動する時のメカニズム。
A どうして電場と磁場が交互に伝播するのか。
光子の回転体は3×108Kmで移動する。それで、超短時間に行われる現象が現れる。光子の回転がどのように行われているのかが現れる。
例えば、波長が0.5×10ー7mの可視光の場合、光子の回転体の軌道(大きさ)は1/2×0.5×10ー7m=0.25×10ー7m 0.25×10ー7mです。この回転体は光子が1秒移動する間に何個入っているか。3×108×103m÷(0.25×10ー7m)=12×1018
12×1018個入っている。回転体が1個進むためにかかる時間はどれだけか。1秒÷(12×1018)=8.33×10ー20秒 この時間の間に回転体は1個進み、電気の輪ができる。それから約8.33×10ー20秒後に磁気の輪ができる。
【図3】のように、
1の電気ができ、1´の磁気がt秒後にできる。
2の電気ができ、2´の磁気がt秒後にできる。
3の電気ができ、3´の磁気がt秒後にできる。
波長0.5×10ー7mの可視光の場合、t=8.33×10ー20秒です。
tを求める式は、t=1÷{光速÷(1/2×波長)}です。
電気の輪の存在する時空と磁気の輪が存在する時空が異なるのです。
それで、電場と磁場の存在空間が異なる。電場と磁場は交互に伝播します。
B 光子は回転してどのように進むか。
光子は秒速3×1011mで進む。これは光子が直進する場合です。光子が波形で進むとすると、光子が進んだ距離は何倍に成るか。波形の半径をrとすると、直線4rに対して2πr進むので、2πr÷4r=1.57(倍) 1.57倍になる。それで波形に進む場合、光速は3×1011m×1.57=4.71×1011m 4.71×1011mです。
光子は1回転して4r進む。rは半径であり、波形の1/4であり、軌道の1/2である。
光子は1回転すると2πr走る。これだけ走ると光子は4r進む。光子が1回転走ると、自動的に光子は4r進む。それで、光子の走った距離は直進する場合の2πr÷4r=1.57(倍)である。それで1回転して進む場合の光子の光速は波形で進む場合と同じです。光速4.71×1011mです。【図4】
5、光子の軌道の比重はどのようになっているか。
酸素を例に実施態様を説明します。
酸素の気体の密度は1リットルで1.4289gです。液体の比重は1.141です。固体の比重は1.42です。酸素の気体の比重は固体の比重の約1000分の1です。このことは、酸素分子の気体の外側の光子の軌道は、固体の外側の光子の軌道の10倍であるということです。酸素分子の固体の外側の光子の軌道は、気体の外側の光子の軌道の10分の1です。酸素分子の気体の外側の光子の軌道は可視光が付加しているので可視光の軌道であるとします。10ー7mの軌道です。そうしますと、酸素分子の固体の外側の光子の軌道はその10分の1ですから、10ー8mの軌道です。比重1の軌道は10ー8mの軌道です。
10ー8mの軌道を比重1の軌道とします。
軌道が10ー8mの場合、比重は1。軌道が10ー7mの場合、比重は1000分の1です。軌道が10ー9mの場合、比重は1000です。比重=質量÷体積。体積は長さの3乗です。それで比重は長さの3乗に反比例します。軌道の比重は軌道の長さの3乗に反比例します。質量は一定ですから1とします。軌道の比重=1÷(軌道の長さ)3です。但し、軌道の比重の場合10ー8mが比重1ですから、軌道の長さをa10Amとしますと、軌道の比重=1÷(a10A+8)3です。光子の軌道の比重を【図5】に図示します。
例えばブラックホールの比重はいくらか。
地球をブラックホールまで縮めると、地球の大きさは半径8.9mmに成るといいます。地球の質量は5.974×1024Kgです。それで、ブラックホールの比重は5.974×1024×103÷(4/3πr3)≒2.022×1027 約2×1027です。これは10ー17mの軌道です。ブラックホールの光子の軌道は10ー17mです。これは陽子より更に小さな軌道です。
中性子星の軌道は、中性子の大きさの軌道です。中性子の大きさは10ー15mです。その軌道の比重は1÷(10ー15+8)3=1021 1021です。中性子星の比重は1021です。
6、光の色の屈折率が異なるのはどうしてか。光子の軌道の比重と屈折率の関係
太陽光をプリズムに当てると光子は波長によって屈折率を異にする。これは光子の波長によって比重が異なるからです。波長の長い光子は比重が小さいので屈折率が小さい。波長の短い光子は比重が大きいので屈折率が大きい。
赤は約700nmの波長ですから、この軌道は3.5×10ー7mです。
比重は1÷(3.5×10ー7+8)3≒0.023×10ー3
0.023×10ー3です。
紫は約400nmの波長ですから、この軌道は2×10mー7です。
比重は1÷(2×10ー7+8)3≒0.125×10ー3 0.125×10ー3です。
赤色の光子と紫色の光子はこのように比重が異なるので屈折率は異なります。
このことは、光子は軌道により比重が異なることを示しています。
きっと比重と屈折率の公式が有るでしょう。
【0006】
【発明の効果】
本発明によって、光子は回転体であることが、電磁波の伝播は電気の輪と磁気の輪が交互にできることによって証明できました。光子が波形で進む場合の光子の速度は光子が1回転し、4r進む事であると理解できた。このことによって、光子は1回転し、電気の輪になり、磁気の輪を作り、4r進む事が理解できます。波形は光子の回転と磁気の輪を現している事が理解できます。太陽からやって来る光子も回転して走っている事が理解できます。そのため、光子を受けると、受けた光子が分子の周囲でそのまま回転するので、エネルギーが高くなる事が理解できます。
万物は光子の回転によってできている。このことを理解する事はむずかしい。それは重さが違うからです。どうして鉄のように硬く重いものが光子でできるのか。どうして水のように流動性のあるのもが光子でできるのか。どうして土や石は空気の中の光子と同じものなのか。それは、光子は回転体であるからです。空気の中の光子も回転体であり、鉄や水や土や石の光子も回転体です。鉄や水や土や石の元素は陽子、中性子、中間子、電子でできています。重いという現象は比重が大きい事です。光子は軌道によって比重が異なります。10ー1m小さくなると比重は1000倍に成ります。元素の比重の違いはせいぜい数十倍です。しかし、光子の軌道の比重は軌道の長さの3乗に反比例するので、莫大となります。
この発明によって、光子の軌道の比重を求める式ができたことによって、光子の回転によって、鉄も水も土も石も、どんな硬いものでも重いものでもできることが理解できます。
【図面の簡単な説明】
【図1】 光子が一定方向に回転する場合、電気の輪は1つで、磁気の輪はドーナツ状にできる。
【図2】 光子が不特定の方向に回転する場合、電気の輪は球体、磁気の輪は中空の球体になる。
【図3】 1の電気の後に1´の磁気がt秒後にできる。それで電気が存在する場と磁気が存在する場は交互になる。
【図4】 a 光速は直進の場合秒速3×1011mで、波形の場合距離は1.57倍になるので、速さは秒速4.71×1011mである。b 光子は1回転して4r進む。c 光子の波形の1つは光子の回転であり、1つは磁気の輪である。
【図5】 光子の軌道の比重マップ。
【符号の説明】
1 光子 2 電気の輪 3 磁気の輪 4 ドーナツ状
5 電気の輪は球体 6 磁気の輪は中空の球体 7 電気 8 磁気
9 直進の光子 10 波形の光子 11 光子は1回転して4r進む
12 光子の回転 13 光子の軌道
【書類名】 要約書
【要約】
【課題】 万物は光子の回転体である。太陽から来る光子も回転体である。物質も光子の回転体である。それでは、どのようにして光子は回転しながら進むのか。どうして重いものが軽い光子の回転でできるのか。
【解決手段】光子は回転しながら進んでいる。光子の波形の1つは光子の回転体であり、1つは磁気の輪である。光子が回転することによって電気のエネルギーの輪ができる。その後で、磁気の輪ができる。それで、電気の輪と磁気の輪は交互にできる。光子は回転するので光子の波形ができる。
重いという現象は比重のちがいです。光子は軌道によって比重を異にします。軌道が小さなものほど比重は大きい。比重は軌道の大きさの3乗に反比例するからです。光子の軌道の大きさによって、ブラックホールにもなることができる。
【選択図】 図4