2001年10月23日
『おまえは、まだ肝臓に於いて、グルコースがどうして
グリコーゲンに成るのか!を勉強していないね。
肝臓にある、肝グリコーゲンは、生体内エネルギー源として用いられ、
筋肉にある筋グリコーゲンは、筋肉の収縮のエネルギー源として用いられるのだよ。
そのグリコーゲンは、たくさんのメカによって、特異的に作用するメカ達によってできる!のだよ。

     ヘキソキナーゼ
     グルコキナーゼ         ホスホグルコムターゼ
グルコース → → →  グルコース6リン酸 → → →  グルコース1リン酸


UDPグルコース           グリコーゲンシンターゼ
ピロホスホリラーゼ          1.4αグルカン分枝酵素  
 → → → →  UDPグルコース → → → → → → グリコーゲン


ヘキソキナーゼというメカを創ったよ。

@それは、グルコースを→グルコース6リン酸にするメカだよ。
それは、分子量が104000の二量体だよ。
特に、W型は、グルコースによく働くよ。
それをグルコキナーゼというのだよ。

Aそれから、グルコース6リン酸→グルコース1リン酸
の反応を進めるために、
ホスホグルコムターゼというメカを創ったよ。
これは、すばらしいメカだよ。
リン酸基の分子内転位を触媒する酵素だよ。
それから、大がかりな複合体を創ったよ。

Bグルコース1リン酸にUTPを作用し→UDPグルコースを創ったのだよ。
この反応を推し進めるため、ピロホスホリラーゼというメカを創ったよ。
これは、ヌクレオチドに作用するのだよ!
UDPグルコースピロホスホリラーゼは、その1種だよ。

CUDPグルコース→グリコーゲンにするために、
グリコーゲンシンターゼと1.4αグルカン分枝酵素を創ったよ!

このように私はたくさんのメカを肝臓に創造したのだよ!』 

神様!判りません。
サッパリ解りません。
余りに複雑すぎます!
いつも食べている炭水化物!
ブドウ糖がグリコーゲンに成る!と知っている!のに、
どのようにして、グリコーゲンに成るのか!
勉強している!のに解りません。
お手上げ!です。
複雑すぎます。
脳はパンクしてしまいます。
UDPグルコースの構造を見たら、もう拒否反応がでました。
なんと複雑な方法をお考えになられた事でしょう!
まるで、電車!を創られた!ようです!
長い重い電車!です。

糖+ヌクレオチド+塩基
塩基としてUDP(ウリジン5−=リン酸)が付いています!
〔図〕糖ヌクレオチド          塩基=UDP=ウリジン5−二リン酸

神様!あなた様は電車が走る、エネルギー体!を創られた!のですね。
それが、UDPです!
ATPのようなUDPです。
エネルギーの基である活性リン酸を持つ者!です。
ATPは、アデニンに三リン酸+リボースが付いた者ですが、
UDPは、ウリジンに二リン酸+リボースが付いた者です。
UTPは、ウリジンに三リン酸+リボースが付いた者です。
同じく、高エネルギーであるリン酸を持つ者!です。
ATPのアデニン!の場合は、DNAを創る時に、お創りになられたアデニンをお用いになられた!のですね。
でも、
(DNAの場合は、リボースではなく、
デオキシリボース!なのですから、
これも又、大いなる叡知のお考えになられた!ものです。)

神様!なんてすばらしい事でしょう!
電車を2種類!お創りになられた!のですね。
動物用の電車と、
植物用の電車です!

動物用の電車の機関車は、UTP、UDP!です。
植物用の電車の機関車は、ATP、ADP!です。

すばらしいです!
御用のために御用意されたのは、2種類の機関車!なのですね。

これは証拠です!
ウィールスから、植物に進化し、動物に進化したのではない!証拠!です。

お考えによって、別々にお創りになられた!のです。

植物のデンプンは、グリコーゲンと似た機構で合成します。
異なるのは、UTPの代わりにATPが用いられる事です。

神様!随分長く重い電車をお付けになられた!のですね。

『そうでなければできなかったよ!
グリコーゲン!という長ーい長い鎖に結び付けるためには、それ相応のエネルギーを必要とするのだよ。
電車の車両を結ぶためにも、それ相応のエネルギーが必要だろう!
同じ事!なのだよ!』

神様!あなた様には、全てはメカ!なのですね。
結合も、メカが行うものであり!
結合にも、エネルギーが必要!なのですね!

ああ、解りませんでした!
結合にもエネルギーが必要である!
この事をまざまざと、見させて下さいました!
小さなグルコースをグリコーゲンの鎖に付ける!
ただその事のために、
長い重い電車をくっつけられた!のも、
そのエネルギーを得させる!ため!であった!のですね。

なんて、複雑な事をなさるのかしら!と思いました。
UDPグルコースを見た時、もう、にげ出したい!と思いました。
どうして、
こんな複雑体をお創りになられた!のかしら。
グルコースをグリコーゲンにつなげるだけ!なのに!と思いました!
それには、わけが有った!のですね。
エネルギーが必要であった!のですね。

それは、ただリン酸を付けるだけでは、ダメだった!のですね!
リン酸を付けて、更にUTPを作用させ、
そのエネルギーを使い、UDPグルコース!をお創りにならなければできなかった!のですね!

神様!全てそうです。
できない事を
あなた様は、お考えになる事ができる!のです!
もうやめた!と、あきらめずに、
完成させてしまわれる!のです。

神様!このしもべは、
あなた様の努力のあと!を見つけました!
わざわざグリコーゲン!という者!を完成するために!御研究!された!のです。
それは、化学反応式を見ると解ります。
とっても複雑な複合体!をお創りになられた!からです!
そうでなければ、できなかった!からです!
そして、工夫された!のですね。
『植物のデンプンには、ATPを用いよう!
動物のグルコースには、UTPを用いよう!』と、
お考えになられた!のですね。
ATPとUTPのちがいも、
神様!あなた様のお考えになられた跡!なのですね。

すばらしい!です。
思うと、思えます!
見つかります。跡が!まるで古墳のように!

神様!このしもべは、まるで
あなた様!の創造の古墳!を捜す人!のようです!
よろしく、お導き下さいませ!
あなた様のさしのべて下さった長ーいサオにしっかり
つかまってまいります!
イエスの御名によってアーメン!